流れる雲に!岡部伊都子さんに感動!!

投稿日時 2004-06-21 01:06:30 | カテゴリ: 西口通信



流れる雲をいっぱいみた。沖縄の雲も見た。    大木晴子
土曜日のことを書く前に今日(20日、日曜日)の事を。
早起きをしてジローの散歩を終えると私は北国分駅に向かいました。
http://www.seiko-jiro.net/modules/news/article.php?storyid=187
お知らせで書きました雲さんの「反戦展」とお仲間のゲッテン鈴木さんの作品を拝見するためです。
最近、長い区間を乗ることが無かった車窓からの景色は私の心に新しい色合いを感じさせてくれました。台風の影響で風が強かった今日の空は、たくさんの雲が思い思いの形をつくり流れていくのを見るのは楽しい時間でした。
雲さんの反戦の意思表示は、改札前にありました。幾つもの眼が語ります。私は一番左の眼と語りました。静かな時の中で向き合うものは重いものでした。
北国分駅からまた電車に乗って千葉ニュータウン中央駅で下車、この改札前広場でもゲッテン鈴木さんの作品展が行われています。

鈴木さんは、私より少し年上の女性の方です。前回の作品展でお会いして素晴らしい生き方に学ばせていただいています。
鈴木さんの手は「魔法の手」それは、古い布も解体されるコンビニの窓枠もみんな新しい命を与えてしますのです。今回も「すばる」という作品は、シャベルカーで持ち上げられた物体、そのままつぶされる瞬間に通りかかった鈴木さん、「待って!それ私には必要なの」と大声で作業をストップさせてもらってきたサッシの窓枠で拵えています。
宇宙がメインテーマ、宇宙から見たら人の生きている時間なんてあっと言う間です。それだけに自分をしっかり見つめて大切に歩みたいと思いながら帰路につきました。
私も平和へのメッセージ、バンダナを頭に巻いてバッグにも意思表示でした。

バンダナの申し込みは
http://www.seiko-jiro.net/modules/news/article.php?storyid=174
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6月19日(土)は、東京は真夏のような暑さでした。

午後3時、渋谷ハチ公前広場付近で「反戦選挙プロジェクト」の呼びかけで「今度の選挙では反戦の一票を」と選挙に行こうのビラ配りが行われました。私もプラカードを持って意思表示に参加しました。
受け取りの悪い人たちに腹をたてながら、それでも諦めず頑張る人たち、皆さんの顔は行き交うたくさんの人の中で確かな輝きを放っていました。
フライパンさん、Kさんがマイクで訴えます。周りでNさん、Cさん、コマちゃんそしてこれから横浜のデモに行くので少しだけとレインボーの旗を振るТさん、雲さんは、旗とプラカードを持ってどっしりと座って意思表示です。みんな思い思いの参加です。
5時半近く、新宿へ移動です。皆さんは小田急前地上でビラ配りです。私は朝から少し体調が悪くお昼を食べていなかったので軽い食事をとって地下広場に向かいました。
6時10分前、広場に一番に着いた私はバッグに付けたPEACEで意思表示始めました。遠くで長いレンズを使って写真を写している人がいました。ずっと私を撮っていました。少し嫌な気分でした。


さぁ、6時です。今週は多いです。そうですよね言いたいこといっぱいあった週ですから27名の思いが広場に飛び交いました。



(フォトアルバムにも掲載しています)
広場でハプニング!
私は見ていなかったのでOさんのお話を伝えます。
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市議さん、住職、シスターなどが、おられた柱で
少々酔った中年過ぎの男の人が、「憲法なんて変えたほう
がいいんだ」などとからみ気味に来ました。
多少、この男に反論(決してけんかにはなってない)された
方もあったようですが、近くのみなが心配して集まりかけた
のとほぼ同時のタイミングで、3人くらいの警官が突然寄っ
てきて、男の両腕をつかんで、あっと言う間に交番に連れて
行きました。

しばし呆然と見ておりましたが、ふと「自作自演」という言
葉が頭にうかび、交番の様子を、見に行きました。

男は3?4人の警官に交番の壁に押し付けられ、ショルダー
バックの中を調べられいました。演技的ではありませんでした。

私が周りで見ている偉そうな警官に「この人とはけんかなど
には、なってませんよ。」と言ったところ、これまたちょっと
偉そうな私服の警官が「あなたがたとは関係ありません。」
「別件です。」ときっぱり言いました。
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と以上ですが、これっておかしいのではありませんか。
法律のことはわかりませんが、何も言わずに連行するなんて
ただただ怖いなぁーと思いました。
法律に詳しい方、コメントに書いて下さい。
警察の方でもいいです。この人をどうして連れていったのか書いて下さい。
不安な気持ちだけが残りました。

新宿から早めに帰宅し、パソコンを立ち上げると直ぐにメイルが届きました。
「今 ETV特集が始まった。岡部伊都子さんである。「消えぬ戦世よ」必見です。」とKY生さんからです。
直ぐにテレビをつけると優しいお声で語る大好きな岡部伊都子さんのお顔が映し出されていました。
素晴らしい番組でした。
「私なら喜んで死ぬ」と言って日の丸の旗を振り、婚約者を送り出した岡部さんの葛藤の日々、自分は加害者と言う岡部さんの反戦への思いが岡部さんの作品の文章を通して胸に強くしみこみ、苦しさの中に新たな勇気を涙をぬぐいながら噛みしめていました。
私は昨年、京都のご自宅へお電話をして岡部伊都子さんとお話をした事がありました。「戦争を経験しているのですから、書かなければいけませんね」とテレビの中と同じ優しいお声で言っていただき「市民の意見30の会・東京」のニュース原稿をお引き受けいただいたのです。
画面の中の岡部さんの眼は、美しくそして鋭かった。
その眼差しでたくさんの人にこれからも語ってほしいと思いました。
(おおきせいこ)




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