難民5歳のメルベちゃん・・・。
投稿日時 2004-07-27 23:43:13 | カテゴリ: 反戦・平和
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難民5歳のメルベちゃん・・・。大木晴子
東京青山にある国連ビル前で7月13日から難民認定を求めて、 座り込みをしているトルコ国籍のクルド人2家族12人が今日現在も 元気に意思表示をされています。 一番小さな2歳の男の子は、よく動き回り目が離せない。 その次が5歳のメルベちゃんです。
私は、国連ビル前を行き交う人に支援をお願いするチラシをメルベちゃんと一緒に配りました。 「お ね が い し ま す 」としっかりした大きな声をかけながら歩きの早い大人を 追いかけて一生懸命渡すメルベちゃん。 私は、27日夕刻に100円ショップで買った伸ばし棒とバンダナ、 そして雲さんの「平和」のバッジや子どもたちのおやつをカバンに入れて 青山に向かいました。
着くと丁度、先の参議院選挙で当選された喜納昌吉さんが 国連の事務所にかけ合ってその報告を聞くことが出来ました。 いろいろな問題が沢山あって直ぐに結果とはいかないようですが、 様々な立場の人たちが動きだせばそれは、よい方向へ繋がるはずです。 皆さん、声を一緒にあげて下さい。
私は、昨年地下広場で難民の話をした人に「あんたたち、外国のことばかり 言っているけど、日本にも難民の人がたくさんいること考えたことあるの。」と 言われたことがあります。凄く心が痛みいつも何処かで考えていたような気が 今度のこの家族を知った時にそう感じました。 私に出来ることなんだろうと考えました。 会いに行こうと思いました。 雲さんの「平和」のバッジを付けてもらいたいと思いました。 「明日も晴れ」PEACEと雲さんの「平和」のバンダナで旗を 作り、連帯の気持ちを伝えたいと思いました。 とっても喜んでいただきました。 私がいる間に、自転車にたくさん荷物を積んでこられたご婦人がいらっしゃいました。 新聞記事を読まれ、ジュウタンや子どもたちの着替え、ご自分のお子さんときっと何度も読まれた大切な絵本、そしておもちゃを届けられ、近くに子どもたちが水遊びできる公園があると親切に教えてくださり、ほんとうに嬉しいですね。 この温もりが頑張っている皆さんのエネルギーになるのだと思います。 さぁ、あなたは・・・。(おおきせいこ)
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