Yさん、オランオランさん「辺野古通信」04-08-12

投稿日時 2004-08-12 16:36:37 | カテゴリ: 反戦・平和


(Yさんがオランオランさんと合流しました。「台風は今強まっています。今後どうなるか予測できませんが、本島はそれていますのでどうか心配しないでください。」とメッセージつきで送られてきた通信です。写真は、今日の国会前です。おおきせいこ)
Yさん、オランオランさん「辺野古通信」04-08-12
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 本日は台風のため、人数は多くありませんでしたが、小屋の前で座り込みをしました。4月19日からのビデオを見ました。カヌーで出撃した方の話を聞きました。海は荒れていて命がけのようでした。今日とかわらぬ荒れようだったそうです。カヌー隊のメンバーは私たちが想像していた若い男性ではなく、72歳の夏芽さんのお母さんなどを含むちょっと年齢のいった方々によるものだと知りました。力のある者に力でもって対抗するのではなく、弱い者で立ち向かい抵抗するという非暴力の精神を学びました。
 その、夏芽さんのお母さんですが、イラク開戦前の1月に10日間の断食をアメリカ総領事館の前で仲間と行ったそうです。生死ラインぎりぎりの行動にオランオランさんが「医者も付き添ったのですか」と聞いたところ、「医者が居ると言うことは、生き延びることを前提として行っていることになるじゃない。」と生命を賭けての行動だったことを知りました。
 メッセージの旗をお渡ししたら、一つ一つを大切に読んでくださり、臨時座り込みテントに掲げてくれました。浅見さんというカメラパーソンの写真が次回のデイズ・ジャパンに取り上げられるそうです。
 新宿西口の紹介をしました。こちらでも、毎週金曜日総領事館前で集会を続けているそうです。とにかく、抵抗の歴史が違います。県議や市議、国会議員の人たちとほんとに一緒になって考えているそうで、その中の一人のよしとみ市議は、「みなさんのために24時間働きます。」と宣言し本当に24時間電話がかかってきて、奥さんが「この次は24時間はなしね。」と言ったそうです。
 今日も差し入れが届き、すいか、ばななをいただきました。台風にもかかわらず、水曜当番の92歳の最高齢のおばあをはじめ4名の命を守る会の方々がいらっしゃり一緒にビデオを見て自分が出たりすると笑っていました。もう、8年の座り込みの日々、「おばあが座っているから、怖くて工事が始められないサー」と豪語しているそうです。本当に頭が下がります。命を守る会の一人に、ひめゆりの生き残りの方がいらっしゃるそうです。2日に一度は見えられ、オランオランさんは会ったそうです。
 風と雨はますます激しくなっています。今回はY特派員がお届けしました。




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