バンダナを頭に巻いて傍聴してきました!
投稿日時 2004-11-04 22:14:51 | カテゴリ: 反戦・平和
|
バンダナを頭に巻いて傍聴してきました! 大木晴子
立川・反戦ビラ弾圧裁判、第7回公判・結審の傍聴に。
八王子裁判所に着くともう抽選が終わっていました。がっかりしていると何と1番と書かれた傍聴券をいただくことが出来「ラッキー」と裏に書いてある注意書きに眼が止まりました。 そこには、「鉢巻、ゼッケン、たすき、腕章その他これらに類する物を着用しないこと。」と書かれてありました。 きっと、言われるなぁー。ほらね! 「バンダナを取って!」と入り口の係官。 「これは、私の身体の一部ですから!もう、ずっとかぶり続けていますから」と言って席に座りました。前から二列目、裁判官と眼があってしまう位置で何か言われるかなぁーと少しドキドキしましたが、それ以上何も言われないで「明日も晴れ」のバンダナをして傍聴することが出来ました。 裁判官は、3名で真ん中の一番偉そうな人は一見穏やかそうに見えるが意外とうるさそうな感じで三人とも眼鏡をかけていました。そうですよね。あの読み上げられる膨大な資料に眼を通すのですから目も悪くなりますね。 なぜ、意外と思ったかは、弁護団の素晴らしい意見が述べられてパチパチと拍手をした方がいて「また、あなたですか」と言った時やU弁護士が最後に今の日本の現状の中で被告の人たちが行った来た行為を映画の場面などを例にとって話され、理解を願う訴えをした時にも同じように感情をむき出しにしました。その時に、人柄の一部が見えてしまいました。 検察官2名、読み上げた女性には情の欠片も感じられない。禁固6ヶ月を求刑しました。弁護団は5名、それぞれ個性的な表現で担当箇所を読まれました。私の好きなU弁護士さんが最後でした。 この結審の内容は、近く「立川・反戦ビラ弾救援会」のページで報告が掲載されると思います。お訪ねくださいね。 http://www4.ocn.ne.jp/~tentmura/ 私は、この裁判は絶対に勝たなければいけないと思います。 一人一人の表現の自由を守る為に、反戦平和を願う全ての人が思いを繋げて歩んでいける為にも勝ちたい、そして小さな思いが繋がり大きな力になって平和を築いていきたい。
数年前、近所のお年寄りが青い顔をして「晴子さん、どうしたの」と訪ねて来られました。話を聞くと「晴子さんの家の車が過激派に使われたらしい、どんなご夫妻ですか」と私服が2名で来たそうです。もう、ビックリしたこの人は、「そんなことありません。こうこう・・・・」と私たちのことを説明して下さったようです。 私は、その数日前に羽田空港での検問時のやり取りを話をしてさしあげると「なんだ、そうだったの」と安心して帰られました。 私は、お年寄りに心配をかける陰険なやり方に腹を立て、知り合いの弁護士事務所に勤める友人に相談をしました。警察に抗議をしたいと言うと今はこのようなケースが多く、訴えると更にこのお年寄りに迷惑がかかる場合があるという話を聞き訴えるのを諦め、酒の肴に話まくりました。 我が家のように自由業の者は良いですが、お勤め人だったり、間借りしている学生さんが大家さんにこのような事を話に来られた時に起きる事態をその時に心配しました。 でも、今回の辺野古での逮捕は、これが現実問題になっています。 私は、組織とかセクトとかいうものには、心は動きませんが、真っ直ぐな気持ちで生きようとする若者たちは大好きです。友を大切に思う若者たちを愛おしく思います。 どんな時にも非暴力で闘い抜いてほしいです。 苦しいこと、辛いこと、哀しいこともこれからたくさん押し寄せて来ることでしょう。諦めないで時には、ゆっくりでもいい、歩みを止めないで助け合いながら平和へ続く道を歩きましょう。
(酒田「善寶寺」にある池のカメさんです)
辺野古で「ごぼう抜き」の練習をした時に、平良夏芽さんが「もう限界だと思ったら力を抜いて誇りを持って美しい笑みを」と言われました。キリキリ、ギスギスしないで、大らかにたくさんの人に思いが繋がるような運動を押し進めていきましょう。 ★ 126379これは、今夜までのカウント数です。 今月に入り、1609(1日)、2977(2日)、4284(3日)と続いています。 イベントカレンダーの書き込みもしなければと思いながら、生活も大切にしたいと思うと気がつくと何時も遅い時間になっています。 明日には、いただいているデーターで掲載します。 眠る時間を使っても追いつかないほどやらなければならないことが出てきます。でも、いま頑張らなければ取り返しのつかない事態になってしまいそうで怖いのです。がんばろう!!(おおきせいこ)
|
|