日比谷の集会に5500人!繋がれると感じる素敵な集会でした。

投稿日時 2004-11-07 20:38:48 | カテゴリ: 反戦・平和


日比谷の集会に5500人!繋がれると感じる素敵な集会でした。大木晴子
料理研究家の小林カツ代さんが、7日(日)朝日新聞・生活の欄に「未来を生きる君へ・・・「食」は難しくない」というメッセージを掲載していました。この文章が良いのです。

ここから引用・・・・
 大人たちは食のことひとつとってみても、寄るとさわると今の若者のだめさかげんを言いつのります。ごはんひとつ炊けないとか、コンビ二弁当ばかり食べているとか。だから食育でありスローフードだと、世をあげて、若い人たちへの食教育ムード。食の乱れを言い出してから何年になることか。いや、とにかくいつの時代も若者を嘆くのです。うんざりするくらいくらい。
 私は提言することはたったひとつ。自分で料理出来るようになっていること。男女にかかわらず。それがむずかしければ、せめて料理は女がするものだと決めつけない大人になってもらいたい。いつも市販の弁当や外食だとしたら、それを選ぶ目と最低限栄養知識を身につけてほしい。とても簡単です。肉や魚を食べたら野菜も、肉が続いたら魚、魚が続いたら肉。揚げものを昨日食べたら、今日はさっぱりしたものとか、そんな程度です。外食の時も家で作る時も、買ってきて食べる時もです。コロッケ買えばついでのサラダをコンビ二で買う。たんぱく質が足りないのでゆで卵も買って、という具合に。
 人間、生きていくための方法はそう面倒ではないのです。近頃は洗わず、とがずの米すらあるのだもの、炊飯器で炊くのなんてうちの猫でも出来そう。
 炊き上がって少し蒸らしたら、おわんにいちぜんご飯を入れます。てのひらに塩を適当になすりつけ、おわんのご飯をポンとあけてアツツアツツと両手でキュッキュッと握ってほっほっほと気と呼吸で握ってみてください。丸であろうが,三角であろうが、握れたらそのまま食べてみてください。今なら新米。ただの塩むすびのおいしさにびっくりするでしょう。これだけでも生きていけるのではのシンプル味。ついでに何かおかずを作りたくなればしめたもの。
 日本は瑞穂の国、米さえあれば何とかなるのにこの国の農業政策は米を大切にしないのです。お米は余るほどいっぱい作り、政府が買い上げ、戦争や飢饉で苦しむ人々や難民に送ってほしい。お金は武器の予算を削ればいいのだから。日本を変えるのはあなたたち。ほんとは未来では間に合わないくらいです。(11月7日(日)朝日新聞・小林カツ代さんの伝言)
・ ・・・ここまで引用。
小林カツ代さんのメッセージから温かくて優しい味が伝わりますよね。寂しかったり、辛いこと抱えている人には、ホットする風が吹き込んできたのではないでしょうか。

(予告・次のレシピは、牛のすね肉と大根の煮物です)

さぁ、昨日の報告を書きます。
「11・06 教育基本法の改悪をとめよう! 全国集会」が日比谷野外音楽堂で行われました。参加者5500人。
高橋哲哉さんはじめ、呼びかけ人の方の話し、ザ・ニュースペーパー、ソウルフラワーモノノケサミット、ミスター梅介の出演など盛りだくさん集会になりました。私は、ザ・ニュースペーパーの最後のところからの参加でした。
様々な活動の訴えなど、丁寧な企画と進行の小気味良さに会場参加の皆さんに連帯の眼差しを感じることの出来た集会だったと思います。この集会には、いろいろなグループも参加、いま問題になっている杉並区からも熱い連帯のメッセージは力強くおくられました。

そして山形大学・学寮不当強制捜査事件の若者たちも大きなメッセージを掲げて頑張っていました。

この記録映画「泥ウソとテント村」(東大・山形大学、廃寮反対闘争記)は、お勧めです。機会があった時にご覧下さいね。
http://dorouso.hp.infoseek.co.jp/
高槻からは、日本人と結婚した母親について日本に来たフイリピンのH君の「子ども会は勇気をくれる!」
http://www.mukuge.net/
という訴えに私は心が動き、訴えのビラを持って来たと言われたので直ぐに声をかけて配る手伝いをしました。会場で配るな!と主催者のお一人から声をかけられ、仕方なくデモが始まる前に「高槻のH君の訴えのビラです」と言いながら配るとあっと言う間にたくさんの手がのびて皆さんのもとに届きました。
決まりは決まり、わからないではないのですが、臨機応変に心が繋がったときは、機会を活かした活動も更に前に進む原動力になると思うし、若い人たちがその中で学んだり、信じあえると感じたり大切なことがいっぱい詰まっていると思うのですが・・・。

参加人数が多いだけに、デモ出発にも時間がかかりましたが、私は数寄屋橋交差点まで参加して、そこから意思表示をされている皆さんと地下鉄で新宿へ向かいました。
6時10分前、小田急デパート前に急ぐと雲さんとAさんが立っていました。Fさん、Tさん、Yさん、Cさん、Kさんと私、今週は地上から8名の参加でした。土曜日の夕方、人通りも多くメッセージに眼を止めて行かれます。

10分間の意思表示を終えて地下へ移動しました。
「あなたが 生まれてくる この国は・・・」のメッセージを持つYさんとOさんが立ち始めていました。
Oさんは、その場でプラカードを何時も書かれます。
Tさんは、沖縄の新聞をKさんも辺野古のことを訴えます。

みんな、好きな場所で意思表示が始まりました。
雲さんは、もう直ぐに出来上がる「ジュゴンの絵本」を!

CさんとAさんの訴えは!

その柱の裏側には、新しい言葉で立たれています。

デモから続けて参加のFさんは、レインボーの旗と集会のプラカードを持って意思表示でした。

レインボーの旗を持った男性、お仕事で少し遅れたと立たれたSさん、「嫌な、世の中だねー」と年配のご婦人、それぞれのメッセージに人々の眼が止まります。
私は、「戦争につながる 足音が 聞こえませんか。物言わぬ民で ほんとうに いいのですか」と書いて、そしてデモの途中で抜けたのでお借りしたプラカードも使って意思表示でした。
それから、警備員さんが「日曜から金曜日までは、良いんだけど土曜日になると胃が痛くなってねぇー」と言いながら通られました。でも顔色は良かったですよ!

(今度のデモでお返しします。)(おおきせいこ)




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