新宿西口地下広場通信03-10-25

投稿日時 2003-10-26 05:09:15 | カテゴリ: 西口通信



新宿西口地下広場通信03-10-25   大木晴子
十月最後の土曜日は、「世界の人々とともに!ワールド・ピース・パレード10・25」の集まりが新宿の大久保公園であり、私も参加しました。
デモコースは防衛庁正門で自衛隊はイラクに行くな、殺すな、死ぬな!・イラク占領にカネを出すな!・北東アジアの平和を!と要請文を読み、そして手渡し市谷までのコースを歩きました。
途中、何度も歩みを止められ大変疲れを感じるデモでした。
私も防衛庁正門前では、今日の西口用に拵えた「自衛隊員を!・イラクの人たちを!殺すな」のプラカードを掲げてきました。
参加者は、少なく千人を満たない数でした。
あの日比谷に集まった何万という人達は「いったい何処へ」と考えてしまいました。

西口参加者は元気です。市谷から新宿に移動してエネルギーの補給タイム、みんなでソフトクリームを楽しく食べました。
まだ地下広場で始めるには四十分もありましたが、今日は少し早めに帰るので今から西口の地上ではじめると言うMさんと一緒に八名が小田急デパート前で意思表示です。(フォトアルバムを見てください)
人通りも多くかなりの人が眼を止め、効果のあった時間を過ごしました。
六時五分前、地下広場に移動。広場にはもう参加者が何人も、和やかな雰囲気がもうそこに作られていました。
素敵な人と人が織りなす光景が広場にありました。
フォトアルバムで紹介した「力強く!伸びやかな字」の方も新しいプラカードも拵えて初参加でした。
その他に「明日も晴れ・・・」を見て二名の方が参加、今日は二十四名で意思表示。会釈していかれる方。話しかけてくださる方。少しの時間でも駆けつけ参加する人。広場では大きな声を出して訴えたりしませんが、人々の語らいの表情の中に大らかな優しさが満ちあふれ、そこを通る人たちに私たちの思いが伝わりはじめていると感じるのは私だけでしょうか。
今日初参加の方が読まれた俳句「寒のデモ一人足し算歩み入る」(千人のデモが千一人になってもアッピールする力はほとんど変らない。「自分ひとり位行っても行かなくても」と、つい思ってしまう。が、しかし、全ての原点はまず一人なのである。一人からしか始まらない。虚しくて面倒だけれど、そこからしか始まらない。)と「力強く!伸びやかな字」を書かれた方の言葉です。
私の五十四歳最後の日は、こんなに素敵な出会いや言葉で満たされました。
(おおきせいこ)




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