「平和へ一歩」の年に!「北の零年」を観よう!! 追加あり。

投稿日時 2005-01-05 00:58:06 | カテゴリ: 反戦・平和



「平和へ一歩」の年に!「北の零年」を観よう!!大木晴子

若い頃は連れ合いと名前を連ねて出す葉書も良いなぁーと思ったことはありましたが・・・
我が家は、年賀状を出したことがありません。
昨年、朝日新聞に意思表示の記事が掲載された時に関西のNさんから素敵な絵を描いて葉書を送っていただきました。
それから四季折々に届く絵に元気をいただいています。(フォトアルバムに掲載)そのNさんから年賀状が届きました。



「あなたのことですから、この乱世の中で精一杯、がんばって新しい風を送って過ごされたと思います。
いつも、大阪のオバちゃん、エールを送っています」
そして他の年賀状の中に・・・「謹賀新年なんてとても心の底から言える状況じゃない気がします。
年忘れとか新年とかそれどころじゃない方がたくさん住んでいるこの星で誰もが誰に対しても
“おめでとう”って言えたらこんな素敵な事はないのに」と書かれた言葉に優しい風を感じました。
また、べ平連の頃からの友人Tさんからは、「人は生まれつき善であったり悪であったりするのではなく、
成長する過程で心の中にそれらの芽を育てるのだと思います。
「類は友を呼ぶ」の諺どおり、優しさから優しさが育まれ、無関心や冷たさが冷たさを呼び覚ますのなら、
私たちは<思いやりの連鎖反応>をこそ、拡げていかなければなりません。
つらさに耐えている人に「あなたはひとりではないのですよ」と伝えたい。
私自身も自分がひとりでないことを感じたい。そのために、”思い”をきちんと表現する努力を、
一人ひとりがもっと意識的にしていく必要があるのではないでしょうか。」・・・・と。
新しい年は、一人ひとりが”思い”をきちんと表現して「平和へ一歩」の年にしましょう。
頑張ってみよう!努力しよう!!優しくなろう!!!
そして強く生きていこうと思われるのでしたらお勧めします。



(人を招くのは、左だよね。商売繁盛は右かなぁー。我が家の猫ちゃんたちも小百合さんの大ファンです!)
吉永小百合さんの111本目の映画「北の零年」を!!!
2時間48分の長い映画ですが、長さを感じさせない素晴らしい作品です。
なぜそう思うかと言うと最初から最後まで心地の良い緊張感が小さな試写室の中に感じられたからです。
見終えた皆さんの姿からも同じように・・・・。
これまでにあまり見ることが出来なかった、吉永小百合さんの積み重ねて来られた生き方が画面に描き出され、
私の大好きな香川照之さんや豊川悦司さんなど出演者一人一人の個が活きて、
その中で吉永小百合さんが更に活かされたこの映画は、「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定 勲監督作品です。
吉永小百合さんは、この映画の撮影に入る前、「第16回東京国際女性映画祭」のオープニングのステージに立たれ
「「北の零年」で初めて若い監督さんに撮っていただくのを楽しみしています。」と言われた言葉が私の記憶に残っています。
また、昨年一度だけ大泉の東映撮影所で撮影現場を見せていただいた時に、
私は吉永小百合さんがその場の中にとけ込んでいらして撮影風景が
これまで見せていただいたものと、はっきり違うと感じました。
個が共に活きる。大切なものが育まれていたように感じました。
ストーリーには、描き切れない難しさも少し顔を見せますが
そこは神経を研ぎすませてみると想像する楽しさもうまれてきます。

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=3958

映画って、少し入場料が高いなぁーと思われる方は、女性の日とか映画の日などサービスデーを利用して劇場へ。(おおきせいこ)



(郵便局にも「北の零年」のポスターが貼ってあるよ!
父さんの写真だよと母さんが教えてくれたよ。このうまくんは、北海道からのお土産!)




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