カザンキランさん、ラマザン君が強制送還されました。追加しました。

投稿日時 2005-01-19 02:42:44 | カテゴリ: 反戦・平和



カザンキランさん、ラマザン君が強制送還されました。大木晴子

もう昨夜になりました。法務省前でもトルコ大使館前でも空には美しい半月が見られました。
私はカザンキランさんたちの無事を願い彼が何時も胸に付けていた
「平和」のバッジをつけて支援の輪の中にいました。


(昨年の国連前座り込みの時に、カザンキランさんの娘さんに頂いたトルコのピンです。
何時も大切に「明日も晴れ」のバンダナをとめています。)
今、19日午前2時半を過ぎました。まもなく、カザンキランさんたちを
乗せた飛行機はトルコに着きます。
どんな気持ちでどのような扱いを受けて機内で過ごされているのかと心が落ち着きません。
昨年の国連ビル前での様子が思い起こされ死をかけて闘おうとした
カザンキランさんなのでとても心配です。

http://www.seiko-jiro.net/modules/news/article.php?storyid=256

クルド人難民のカザンキランさん、ラマザン君が本日、午後2時25分の飛行機で、
トルコに強制送還されました。
彼らは、国連が認めた、マンデート難民です。
残りの家族についても、次の出頭日に収容し、強制送還すると法務省は言っています。



法務省前での抗議は、私たちの気持ちをしっかりと話しました。
応対したIさんは、必ず上司に伝えると約束をしました。
本当にお願いします。大切な「命」に関わることです。



二人は、2時55分にイスタンブール空港に着きます。
その場で拘束・連行され、殺される危険性があります。





送還された2人の命を守るため、法務省への抗議の後、原宿に近いトルコ大使館に、
支援者31名で強制送還された二人を迫害しないよう要請行動をしました。



大使館に着き、暫くするとパトカーがサイレンを鳴らして来ました。
大使館側からの要請で来たということでした。
みんなでメッセージを持ち8時30分までの時間抗議行動をしました。
連名で二人を迫害しないよう要請文をポストに投函しました。


(写真撮影・周 香織さん)
私は、平和のバンダナで作った旗を持って道に立っていました。
車で通る人も反対側を歩く人も眼を止め見て行きました。

カザンキランさんは、「平和」という言葉が好きです。
誰もが思う「平和」な暮らしを求めていました。
それがいけないことなのでしょうか。
カザンキランさんの眼は何時もキラキラと輝いていました。
私は、生き方を熱く語る彼の言葉が大好きでした。

皆さん、神経を研ぎすましてください。
これは、私たちが住んでいる国の出来事です。(おおきせいこ)

ムキンポさんのサイト、クルド人の皆さんを支援するサイトに
写真そしてこれからの支援予定など掲載されています。

http://www.mkimpo.com/diary/2005/kurd_2fam_2005.html
http://homepage3.nifty.com/kds/kds_015.htm




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