「ジュゴンの怒りと四十九日の誓い」4月10日集会、追加あり!! 

投稿日時 2005-03-14 23:11:11 | カテゴリ: 反戦・平和


「ジュゴンの怒りと四十九日の誓い」   大木晴子
梅の花がほころび、台湾桜のつぼみに思わず微笑んでしまう春を感じる13日の日曜日、今週四十九日を迎える兄の法要が日暮里の父や母がねむる寺で行われました。
 
 幼な友だちや遠く仙台、広島、京都からそしてゆきわりそうの皆さん、そして「よっちゃん、せいこちゃん」と何時もよんで可愛がって下さった長男の友人など懐かしい人びとが集い兄を偲ぶことが出来ました。
 私は一人一人が語った言葉に、平和へ一歩という気持ちを兄と誓い合うように話されたそのことに感動し「凄いね、よっちゃん」と兄に語りかけていました。
 私の二番目の兄は、大学を退官して自由の身、これからは平和運動に参加して思いを伝えていきたいと話し、また千葉大学の農芸化学を学んだ兄の友人は、27名の学友は兄弟のように仲良しでその中で明るく、楽しかった兄の存在がとても大切だったと伝えてくださいました。話を聞いて千葉で下宿をして過ごした4年間は、兄山本良夫にとって大切な楽しい時間だったとわかりました。
 私は、兄が家にいなかった少し寂しいその4年間、時々野球の試合の後など泥んこになった服をいっぱい持って帰宅したことや、夏休みに自転車で長い旅に出て帰るまで母と心配したあの頃を懐かしく思い出していました。 
 長男は、「皆さんの前向きな話が嬉しい、しかし私は過去を振り向きながら考えていきたい。広島や長崎は皆さん怒りをぶつけ叫ぶけれど東京は大空襲で10万人もの人が殺されているのに東京の人は何故広島や長崎と同じように叫ばないのか・・・」とそして実家のお墓の隣に立つ墓に眠る叔父夫妻がその大空襲で亡くなったことを話しました。私も数日前に「東京大空襲展」を見て同じように感じていたのでとても嬉しく兄の話を聞いていました。
 兄は亡くなりましたが、その精神は多くの人に受け継がれて歩き出しました。そのことを強く感じることが出来た一日でした。兄の戒名は「未来良栄清居士」とつけられました。未来が清く、良く栄え平和な時代になるように心から祈りました。
 日にちが前後しましたが、土曜日の報告を書きます。
 5時過ぎ地上では、雲さん風邪が直り元気に意思表示されていました。Oさんも辺野古の写真でアピール、チラシを配ります。受け取りが悪い人びとに諦めずに配ります。
 6時近く地下に移動する頃にKさんがいらして暫くチラシを配り地下の意思表示に参加されました。
そのOさんとKさんのプラカードです。

今日の言葉は、毎週楽しみになりました。
向こうには、PACEの虹色がきれいです。

その柱は、雲さんやKさんも一緒でした。

「検証 NHK」Sさん、はっきりするまで意思表示し続けてください。

今月は、中野でも九条の会が出来ました。

そして、「みなと・9条の会」も3月31日に立ち上がります。
(憲法を守る一点で手をつなごう!と訴えて記念講演会を行います。詳しくは、カレンダーをご覧下さい)

レインボーにも「みなと」と入りました。

Sさん、Aさん、Tさんの柱です。Tさんは長い辺野古支援から戻り、辺野古支援のプラカードを持って意思表示でした。

雲さんが持っているプラカード、何時も可愛く穏やかなジュゴンが、今週は怒っています。

もう、怒らなくては・・・・そう思いませんか。
さぁー、あなたは何をしますか。
 何処へ行かれますか。あそこにも、ほらここにも同じ思いの人たちの集まりがあります。出かけましょう。学びましょう。「憲法9条」の一点で繋がりましょう。平和への歩みを続けましょう。少しだけ小さな一歩でもいい、周りの人と心をあわせて進みましょう。平和へ向かって・・・・・。(おおきせいこ)
 4月10日には、下記の集会が行われます。
先日、横浜では5000人を越える参加者がありました。東京でも力を合わせて平和へ繋げる行動をしていきましょう。周りの方へ伝えてください。
「イラク戦争、憲法9条と私たち」
日時 4月10日(日)午後1時から5時
会場 昭和女子大学人見記念講堂
   (東急田園都市線 三軒茶屋下車 徒歩5分
  バス JR渋谷バスターミナル三軒茶屋方向 昭和女子大学前)
講師 小田実(作家、九条の会、市民の意見30関西代表)
   澤知久枝(作家、九条の会)
   鶴見俊輔(哲学者、九条の会)
参加費1000円(高校生以下500円)
詳しい内容、地図等は下記のサイトでご覧下さい。
http://www1.jca.apc.org/iken30/
NO、54番に詳しいチラシが掲載されています。広めてください。
主催 
市民の意見30の会東京、市民意見広告運動、ブーメランネット)




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