28日、エルダル・ドーガンさんに面会してきました。
投稿日時 2005-03-30 01:51:21 | カテゴリ: 反戦・平和
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28日、エルダル・ドーガンさんに面会してきました。大木晴子 28日は、目覚ましを3つかけて、少し緊張した朝をむかえました。品川の入管に先日収容されたエルダル・ドーガンさんに面会に行く為です。雨の中、早朝のジローの散歩で半分眠っていた身体が目覚めKちゃん、Sさんと待ち合わせた品川駅へ少し早めに出かけました。駅近くの郵便局を探して、辺野古と立川へのカンパを振込み、まよなかしんやさんに「地下広場」のビデオを送り待ち合わせ場所へ急ぎました。 品川駅からバス(品川入国管理局前下車)で15分ぐらいの所にある品川入国管理局のビル一階に面会をする為の手続きコーナーがあります。先ずは、受付の番号札を取ります。午前の受付は11時までです。Kちゃんと「早めに来て良かったね」と胸をなで下ろしました。実はKちゃんが少し遠くから来るので11頃で良いかなぁーとメイルが来たのです。私が「頑張って、早起きして!!」と頼み10時の待ち合わせになりました。だからセーフでした。 ここは、全体に案内が不親切で、11時に番号札を終わりにする時も日本語での案内しかしなかったので札を取ってない外国人が数名いました。私は、壁に絵で順番にしなければいけないことを表示してあげたら良いのにと思いました。誰か一人銀行などにいる親切な案内人がいればどんなにか喜ばれることでしょうと感じました。 差し入れる品物の制限もあります。食べ物は駄目でした。同じ一階にある売店で下着や靴下買いました。これは、愛知のSさんのカンパがまだ一万円残っていましたので3520円を使わせて頂きました。その他に私が撮ったドーガンさんさんの家族の写真A4の大きさに伸ばして6枚とドーガンさんのことを書いたニュースを印刷したものは、差し入れることが出来ました。でも写真が折れないように入れたファイルは戻されました。 これらの物は、袋などに入れて持って行きます。 備えられた用紙に氏名、住所等を書き、呼ばれるのを待ちます。 一回目に呼ばれると身分証明書と用紙の確認を赤字で記入されます。それから再度呼ばれて確認、私たちは面会室がある7階へ行くよう指示されました。 7階に着き呼ばれるまで待ちます。呼ばれると差し入れの荷物を渡し、私たちの荷物を預けるロッカーの鍵が渡されます。そして指示された部屋に行って待ちます。 ドアーを開けると真ん中で仕切られた二畳ほどの部屋、仕切りの分厚いアクリル板と目の細かい網になった15センチ程の所が唯一ドーガンさんと同じ風を感じられるのかととても切なく思いました。 彼を待つ間に、メモ用紙ぐらいは持って来ても良かったのではとかこうすれば良かったと三人で話をしました。次回は・・・・。 待ち時間2時間、会える時間は10分間です。私たちは、ドーガンさんの話を聞き続けました。 内容の細かい掲載は、彼と彼の家族が平和の歩みが出来た時に・・・。 ドーガンさんは、心配しています。 4月7日(木)に出頭日の家族がその日に、収容されて一緒にトルコに強制送還されるのではと心配しています。下記の呼びかけがあります。ぜひ、お時間をつくり参加して下さい。 一人でも多くの人がこの家族の幸せを願い、人として恥ずかしくない生き方を意思表示出来たらと願っています。その場所に多くの人がいることで、家族を守る大きな力になります。(おおきせいこ)
●4月7日(木) 「デニズ・メリエム・メルヴェ・メモシュ出頭日」 集合場所:品川入国管理局前 集合時間:午前10時30分
子供たちのお父さんである、エルダルさんが現在収容中で ある為、残りの家族も収容されてしまう危険があります。 万が一、残りの家族が収容された場合には、 一家まとめてトルコに強制送還されてしまうと思います。 ドーガン一家は現在、カナダに出国するための準備を 進めています。 彼らを無事にカナダに送り出すために、これ以上家族を 収容させるわけにはいきません。 また、長女のメルヴェは、4月6日に小学校に入学します。 カナダに出国する間までに、日本の友達を作ることを、 今から楽しみにしています。 皆様、収容を阻止する為に、どうか品川入管前に お集まり下さい。 クルド人難民二家族を支援する会HP http://homepage3.nifty.com/kds/
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