「忍野パーティー」と 「新宿西口意思表示」 

投稿日時 2005-05-23 01:03:06 | カテゴリ: 反戦・平和



「忍野パーティー」と「新宿西口意思表示」    大木晴子

私は西口の意思表示をお休みして山梨県の忍野へ出かけました。
新緑の美しい樹々の中で普段なかなか会えない友と語り、
新しい息吹が身体中を駆け巡りました。
「元気になった」と心と身体が大声で言っているようです。
私が参加した「忍野パーティー」とは、かつてべ平連事務局の中心にいて
夭折された故吉田泰三さんを偲んで、友人、知人が、毎年、5月と10月の
土曜日から日曜日にかけて、山梨県の吉田さんのお姉さん宅で、懇談する集まりです。
現在では、ベ平連関係者に限らず、その友人、知人、家族、ときには
外国からのお客さんも・・・素敵な、温かい時を過ごします。



昔も今も変わらず帽子に「殺すな」バッジを付けているべ平連事務局長だった
「市民の意見30の会・東京」の吉川勇一さん、とても楽しいそうな語らいの表情です。
ノンフイクション作家の吉岡忍さんは、今月末に出される本のお仕事で
忙しかったようでこの忍野の時間は少しのんびり出来たのでは・・・・
彼が語る興味深い話に皆さん楽しそうでした。
私は、いまラジオが面白いという吉岡さんの話が心に残りました。
京都からも駆けつける友、仕事が終わってから夜遅くなっても駆けつける人、
Aさんは新宿西口の意思表示をしてバスで忍野へ・・・。
薪がパチパチと音をたててきれいな火の粉が空高く舞い上がります。
その火を囲み語らいは夜中まで続きます。
2時にそして3時にと一人また一人眠りにつきます。
私は、前回のパーティーで見た夜が明ける少しまえの空の色がもう一度見たくて
とうとう今回も火の番をしながら徹夜。
温かい炎に包まれて、夜空を見たり、樹々の語らいを聞き、
草の香り、可愛い鳥のさえずりに微笑みながら、静けさの中で
吉田泰三さんや兄と向き合うことが出来たことを感謝しています。
片付けを手伝い、昼にはAさんたちと東京へ戻りました。

家に着くと辺野古で頑張っているTさんから電話が入りました。
辺野古の24時間の戦いは続いています!
さぁ、それぞれの場で出来る支援を考えてください!!
東京は、月曜日に防衛庁・防衛施設庁前で抗議行動(6時30分)があります。
時間を拵えて参加して、声をあげましょう。

21日土曜日の新宿西口ひろばの意思表示は、雲さんの報告と
Sさんが撮ってく下さった写真でお伝えします。

5時少し前から、まず雲が立ちました。
直ぐにOさんが写真と旗で参加。
少し遅れて、ティーチイン沖縄へ行ってきたオランオランさん。
続いてKさん。
凄く反応が好くて、オランオランさんとKさんのチラシ撒きもとても順調でした。
近くで右翼が街宣をやっていたので、政治意識が呼び覚まされたのかも知れませんね。
色々な人が様々な意見を活発に交し合うことが、
民主主義の大切な風土ではなどと思いながら立ちました。

広場に降りると、既に住職やHさん。



そして、ムキンポさんやその知り合いの若い女性など、









次々に加わって、最後は15人になりました。
ここでもメッセージをよく見つめて通る人が多くて、
「何があったんだろうか?」とオランオランさんが首を傾げる程、
とても手ごたえのある一時間となりました。
辺野古のことや9条への関心が少しずつても高まって来たのではないでしょうか。(雲)



皆さんの写真を撮るSさんです。
(ムキンポさんのサイトからこの写真をお借りしました。)
(おおきせいこ)




明日も晴れにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://seiko-jiro.net

このニュース記事が掲載されているURL:
http://seiko-jiro.net/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=290