「PEOPLE」
投稿日時 2005-09-19 17:14:21 | カテゴリ: 反戦・平和
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「PEOPLE」 大木晴子
選挙の翌日に届いた雲さんからのメイルです。 ★昨日、呆れたり怖れたりする気持ちを整理できないまま、 部屋を片付けていると、(こんな時は掃除や片付けをする ことにしています)一冊の絵本が目に入りました。 「PEOPLE」という英語の本です。私にもよく解かる英語で 絵も丁寧にしっかりと描き込まれていて、昔息子に何度も 読み聞かせたものです。 最後の方のページに、 「私たちは同じ星に棲み、 同じ空気を吸い、 同じ太陽に温められて生きている」とあります。 ああ、私は日本人ではなく、地球の民なのだと、本を手に しながら、改めて思い出しました。 ホッとすると同時に、 地球の仲間たちへの責任にも気づかされたのです。≪雲≫
そして、この絵本を「見たい」「読みたい」と希望者が! 土曜日の西口に重いのに雲さんは、持って来てくださいました。
私達の目には、異なった形やカラーがある。 そう、鼻も髪の毛も着るものや住む所が違っていても、同じ地球に住む仲間、私達すべて最後は死ななければならないと描かれていました。 20年前にハワイで息子さんへのお土産に買ったその絵本は、毎晩のように読んで聞かせたと雲さんは照れながら話し、絵本の説明をするその表情には「読んで聞かせてほんとうに良かった」という気持ちが伝わってくるようでした。この 「PEOPLE」 (作者名PETER SPIER)は、改訂版で購入出来るようです。 今日の意思表示は、会議があるから5分だけとレインボーの旗で立たれたムキンポさん、遠い仕事場から何時も駆けつけるSさん、間に合いました。
ムキンポさんの掲示板でおなじみの朝日さん、平和の旗で立ち隣りでは箒に「戦争放棄」のプラカードをつけて意思表示です。雲さんの「平和」の文字も優しい!!
世界の子どもたちが見つめています。雲さんの描くイラクの子ども・・・見つめています!!
見つめる・・・・行き交う人の目がプラカードと向き合います。 世の中、不安げになってきてよく見つめていきます。
三里塚管制塔占拠闘争元被告への損害賠償請求執行に抗議する 元被告たちを支え三里塚現地の闘いに連帯しよう! 9.18集会 に参加しました。 詳しい、写真はムキンポさんのサイトに掲載されています。
http://www.mkimpo.com/diary/2005/sanrizuka_05-09-18.html
覚えていらっしゃいますか。1978年3月26日、ヘリコプターから撮影された映像をテレビで何度も何度も・・・見ました。 三里塚の戦いで「団結おにぎり」を共に食べ思いを共有する者の一人として記憶に深く残っていることの一つです。 届いた呼びかけ文には・・・・ 「開港予定日を間近に控えた成田の新東京国際空港管制塔は、農地を問答無用で取り上げた政府の不当な暴力に反対して闘いつづける農民と心を一つにした青年たちによって占拠されました。この闘いは日本の民衆闘争の歴史に残る輝かしい闘いでした。この闘いに決起した元被告たちは12年から6年にわたる獄中生活を余儀なくされました。 いま政府は、その上に、総額1億300万円にのぼる巨額の「損害賠償」を押しつけ、すでに給料の差し押さえなどを執行しています。政府が自ら誤りを認め、謝罪した失政のツケを、元被告たちがさらに支払わなければならない道理はありません。しかし被告団たちは困難な生活の中で、巨額の「損害賠償金」を支払わなければならない事態に直面しています。 私たちは、元被告たちを支え、現在も闘われている三里塚闘争の大義をあらためて明らかにしていくためにカンパを訴えます。」
詳しい呼びかけ文等は、吉川勇一さんのサイト「ご案内」に「News」欄には集会報告が掲載されています。
http://www.jca.apc.org/~yyoffice/
集会で私の前の席に座られていたYさんも当時戦いの中にいらしたそうです。Tシャツの絵に使われた車両の上で戦っていたと話して下さいました。このシャツもカンパになります。申し込みは、下記のページをお訪ねください。
http://jioos.podzone.net/
昨日の報告で6000万円を越えるカンパが集まってきているそうです。でも、まだ4000万円も足りません。私も悩みました。吉川勇一さんが頑張って、頑張って、送らなければならないと言われた時、私もあの時の風を感じた一人として、出来るだけのことをしたいと思いました。 働いていない私が出来ることは、「平和」のバンダナで皆さんと共に心を込めて送ることだと思いました。今日から来月のジローの誕生日10月10日まで販売した収益金を送ることに決めました。 一口1万円は、出せないけど気持ちは一緒と思われる方は、「平和」のバンダナを買って下さい。皆さんの気持ちと共に届けます。 カンパするということだけでなく今のこの空しい社会の中で優しく大らかに吹きはじめたこの風にもう一度身体全身で感じてみたいと思いました。皆さんは、いかがですか。 バンダナの申し込みページです。
http://www.seiko-jiro.net/modules/news/article.php?storyid=174
(05-09-19・おおきせいこ)
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