デモ!そして反戦意思表示!それから「殺すな」ライブ!

投稿日時 2003-11-16 23:29:15 | カテゴリ: 西口通信

デモ!そして反戦意思表示!それから「殺すな」ライブ! 大木晴子
十五日は、盛りだくさんの一日が始まるので朝からたいへんだ!と思って前の日は早くにやすみたいと思ったのですが「あっ、プラカード拵えていなかった」と気がついたのが夜中の二時、でも気合いを入れ菜飯のおにぎりまで用意して少し睡眠。
ジローの一時間近い朝の散歩で元気をもらい、昼過ぎ恵比寿へ向かいました。
「来るな ラムズフェルド!・許すな イラク派兵!」百人弱の小さなデモでしたが、前回と同じく優しさが感じられる心地の良い集会でした。アピールは、それぞれ思いが伝わり、皆さん真剣に聞きお互いにエールを送り合っているのが良いですね。
主催者が準備した丁寧に拵えてあるプラカードとレインボーの旗そして太鼓や笛や西口でも頑張っているFさんがたたくフライパンの音が活気を生み出していました。
Fさんは、アメリカ大使館前でもたくさんたたいたのでしょう。
フライパンの真ん中の窪み具合でそれがよくわかりました。
少し日も差し恵比寿公園の木々が少し色づきはじめた素敵な場所からのデモ出発でしたが、公園を出ると直ぐに片側に見るからに機動隊、歩道はほとんど私服の皆さん、不思議ですよね、何故か私には、私服の皆さんに同じ気を感じてしまうのです。
デモに参加したいなぁーと考えている皆さん!公園の入り口を怖い顔をして機動隊がふさいでいても、怖く無いですよ。
私たちは、悪いことをしているのではないのですから、どうどうと入りましょう。一緒に声をあげていきましょう。諦めないで!
いま、一人ひとりが強くならなければ、声をあげなくてはどうなるの?
私たちが住んでいるこの日本は!お互いに声をかけ合って個を育てていきましょう。そう、あなたの未来、あなたも子どもの未来、孫の未来、そしてあなた自身のために、一歩、踏み出しましょう。自分に出来る事を考えましょう。
それが、温かい眼差しを向けるだけであっても良いのです。頑張りましょう。
私たち西口組は、広尾駅で抜けて新宿へ六時からは地下広場で反戦意思表示です。
フォトアルバムでお知らせしたように、先週レインボー旗を身に付けると警察の手に委ねると警告がでました。私たちは恵比寿のデモからずっと身に付け広場に立ちました。
私は、立つ前に監視カメラの前で一回転して着てきた事を意思表示しました。
暫くして、警備員が困ったという顔をしてやってきました。
「恵比寿から着てきましたからね」・・私
「わかっています。モニターを見ていました。でも今日は五分早く立ったでしょう」・・・警備員。
今日も二十人を超えて広場に個が叫ぶメッセージが立ちました。
先週、来られなくてとても心配していたNさんが今日は参加。
みんなNさんに「よく頑張ったね」と声をかけていました。
(Nさんのプラカードもフォトアルバムに載せました。)
Oさんは、そっくりなお子さんを連れて意思表示でした。
そこへ警官二名やって来て、「通行人から苦情が出ている」と言われ私と数人が話し合いになりました。
一番弱い立場の所を狙うやり方が嫌ですね。子どもは怖かったと思います。
お巡りさん、これから言いたいことがあるのならわざわざ子どものいる人のところに行かずに話が出来る大人たちに声をかけて下さいね。
子どもは、お巡りさんにそんな声がけをされたら不安に思うかも知れません。
もう少し細やかな神経を使ってほしいと思います。
苦情の内容は、「許可をもらってやっているのか」という事でした。
事情を知らない?(何処の職場も伝達事項ってないのですか)警察官に説明をし、ひとまず一件落着。
そろそろいろいろ出てくるのでしょうね。
でも、私は大らかに優しく自分の気持ちを意思表示していきます。
七時、丁さんYさんIさんと私は小田マサノリさんたち「殺すな」グループが行うライブへ。
神楽坂のスタジオは、昼間のデモと同じぐらいの若者で熱気に包まれていました。
今日のライブは、私の好きなホーミー(声帯を振動させながら気管や口腔で倍音を共鳴させ、同時に二つの音声(ときには三つの音声)を発する技巧)が聞けた事と、指揮者の合図で即興音楽を拵えていくそのパホーマンスが楽しくお仲間の息の合った奏でる音とエネルギーに魅了され、汗をいっぱいかいてきました。
会場に貼られたたくさんの「殺すな」の文字が演奏する側も聞く側にも同じ思いが行き来しここでも、昼間のデモや西口地下広場と同じように反戦の声を聞くことができました。
いろいろな場でいろいろな人が動き出す素敵なことです。
さぁーあなたは何を!
(おおきせいこ)




明日も晴れにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://seiko-jiro.net

このニュース記事が掲載されているURL:
http://seiko-jiro.net/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=33