諦めないで 続ける・・・そこには。06-02-18の土曜日
投稿日時 2006-02-19 14:26:03 | カテゴリ: 反戦・平和
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諦めないで 続ける・・・そこには。 大木晴子
意思表示が終わり数人で新宿西口にある「ボルガ」へ行きました。 ボルガは、1949年に思い出横丁で始められた飲み屋さんです。 1958年に現在の思い出横町から大通りをはさんで反対側の場所に移転しました。 山小屋風の店内では、テーブルや椅子、ランプなどの照明器具も 当時からのものを使っています。 良いものを長く使うことの素晴らしさを身体で感じます。お店の外壁には蔦が、 その塀に寝そべっている猫ちゃんたちが店に入る前に心を和らげてくれることも 私にはここを訪ねる楽しみの一つです。 ドアを開けて入り口でオーナーの穏やかさも飲む前 の 身体のウォーミングアップになるようです。 「ここに座ると落ち着くね。」と周りの若者たちの大声にも何故か許せる心の温かさを 雲さんのこの言葉に同席する皆さんが同じ気持ちになっているなぁーと思いました。 今日は「虹」の絵も2セットを持って来ることが出来なくて、 少し元気を無くしていた私は、5時過ぎから始めた意思表示で そして帰りに立ち寄った「ボルガ」での時間で 「やっと、私らしくなった」と思えて家路に着くことが出来ました。
http://www.tcvb.or.jp/jp/tokyobox/backnumber/box020301.html 「今月の旬な街『新宿』」のページに『ボルガ』が掲載されています。
さぁー、二月も半ばになりました。 地上の意思表示は、私が着いたときは雲さん、Oさんが始められていました。 今日はビッグイシューを販売している宮川さんは、お引っ越しでお休みでした。 宮川さんがお店を出していないと寂しい地上での意思表示です。 Kさんが参加、丸木美術館の「虹」の絵に通り過ぎる人の眼が止まります。 二十歳の青年が声をかけてきました。 Oさんと辺野古の写真を見ながら会話を そして雲さんが持っていたプラカードに質問をしていました。 (フォトアルバムに掲載しました。) 会話を聞いていて全体を見渡すことの出来る想像する力が無いのかなぁー と感じながら話を聞いていました。 もっと、多くの若者が疑問をぶつけて会話が出来れば良いなぁーと思いました。 何かを話始めるときっと自分と見つめあうことが出来る。 そうしたらまた一歩進むことが出来る。 自分の中で記録し続け、記憶に残し、そしてその記憶を活かすときが必ず来るはずです。 辛く苦い思いも記録する中に残し、そのことも含めて自分の歩んだ時間を愛おしく 見つめ直せることは、とても大切な事だと私は何時も思っています。 だから、記録は消せない!
K島さんの言葉「戦後60年 めざしたのは こんな社会だったのでしょうか」 Kさんも新しい言葉に書き替えて意思表示でした。 (今日のはまだ制作途中とのこと完成したらまたフォトアルバムに掲載します。) Kさんのプラカードを見て声をかけてくださる方が多いのです。 手書きになって第二段、Sさんの言葉も替わりました。 Tさんは、先週の練馬でのデモで持ったプラカードです。 「イラクへ行くな!ころすな!」 今日は、ジローの「武力で平和は つくれない」を持って初めて立たれた女性も・・・ ムキンポさんのアラビア文字「平和」が明るい広場に!!
雲さんたちの柱にもレインボーのKさんの旗がJRの改札から歩いてく人に 意思表示をしています。 ほら、Kさんに声をかけている方が写っているでしょう。
真ん中の柱には、辺野古の海、闘う人びと、基地のこと写真の周りに書かれた意思表示・・・・ Oさんの揺るぎない辺野古への思いが伝わります。 いま、辺野古では、次々に事件が起きています。 辺野古ニュース、更新しています。 最新は今日、平良夏芽さんからのメイルを掲載しています。 眼が離されない状況にある「辺野古」へ何時も温かい視線を向け続けてください。
Yさんも元気に参加です。 今日は「原爆の図」虹の絵を持って立たれました。何人も声をかけてくださいました。 「丸木美術館へいらしてください」と声をかけると 大きく頷いて下さる方々に心は温まりました。
半年前ぐらいに「何時もホームページを見ています」と声をかけていただき、 雲さんの平和の文字が入ったバッジを付けて下さっていたご婦人が 今日も声をかけてくださいました。 お身体の具合で人込みに長くいることが出来ないので参加できなくてと 言われて少しの間プラカードを持たれました。 このTさんからお預かりしたカンパは丁度、辺野古へ絵本「ジュゴンの海から」を お送りしますのでその時に一緒に送らせていただきます。 「明日も晴れ」のページからたくさんの人たちの思いと一緒に 繋がれる幸せを感謝しています。
感謝と言えば、今日は写真家の富山治夫さんが訪ねて下さいました。 「私のカメラのシャッターもお願いします」 と言うわけで、今回も私も記録に残ることが出来ました。 大切な一ページになりました。(おおきせいこ)
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