自衛隊を派遣したら、これは東京!

投稿日時 2003-11-21 10:10:27 | カテゴリ: 反戦・平和

自衛隊を派遣したら、これは東京! 大木晴子
今日も痛ましい記事でいっぱい。
トルコの都市、イスタンブール「英総領事館へ自爆テロ」の写真がどの新聞も大きな写真入りで報道されています。
メイルでもオーストラリアに住むかたから入りました。

★「朝はニュース番組がないオーストラリア。
今ネットに繋いでガーディアンを開けたら、イスタンブールのビル爆破の写真が目に飛び込んで来ました。
そして、自衛隊を派遣したら、これは東京です。」

その通りです。
また細井さんからは、
★「今日、講演先でクルドの人に会いました。トルコのクルド人です。彼にこう云われました。
「日本の難民キャンプに行ったことがありますか?」私はドキッとしました。
「イラクの難民は自由があるからまだいいです。日本にいる難民は自由がまったくありません」彼は収容所に3回も入っていました。またもう一人のクルド人は3年4ヶ月収容所にいたそうです。
外国へ行くのもいいですが日本にいる難民のことも考えてくださいと。心が痛みました。
最近は特に(小泉政権になってから)警察の監視が厳しくなってき
たようです。どうにかしなければ・・・。と

★私も胸がいたくなりました。正直言ってわからなかった。
そうですよね。
映像で見る他国の難民の方たちと違い、日本は隔離されていて私たちには、どんな生活をされているのか訴えをおこされた一部の方いがいは知ることが出来ないのですから。
でも、見なければ自分の住んでいるこの日本、知らないことだらけなのかも知れません。

昨日は、長い一日を私は過ごしました。
胃ガンになってしまった兄の手術が、無事おわりました。
手術を待つ間に兄が病室に持ってきていた本を見ると岩波新書「対テロ戦争」とイスラム世界・「革命免疫」そして、何度も読み返した事が表紙でわかる「9・11アメリカに報復する資格はない」チョムスキーでした。
福祉の世界で一番弱い立場におかれている人たちと一緒にいつも笑顔を絶えせず「ゆきわりそう」の牧場や田畑で汗を流し、自分たちの手で拵えた作物をみんなで感謝して食べる。さりげない、当たり前の事を大切にして生きる、驕らず自分が心地の良いと思うことを素直に言葉にも行動にも出せる兄を私は大好きです。
今日、ゆきわりそうの人たちは、作った夕食を全部こぼしてしまったり、ご飯を炊くスイッチを入れ忘れたりとハプニング続きだったとうかがいました。みんな兄の事が心配で何処かボーッとしてしまったそうです。この話を聞き、元気になってもう一仕事しなくてはだめだよ「良ちゃん」とまだ麻酔が覚めない兄に心の中で叫んできました。
まだまだ私たちにやらなければいけないこといっぱいあるからね。
(おおきせいこ)




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