自由に語り合うことの大切さを・・広場で!忍野で!!

投稿日時 2006-05-22 02:21:31 | カテゴリ: 反戦・平和



自由に語り合うことの大切さを・・広場で!忍野で!! 大木晴子

5月20日土曜日、夕方家を出たときは風と雨が強く大きな荷物を抱えて
新宿へ急ぎました。遅れて地上のスタンディングに加わりました。
雲さんは「共謀罪」、OさんKさんも共謀罪そして基地建設反対を
訴えチチラシを配っていました。



「ビッグイシュー創刊50号」は、販売をされている皆さんの顔で50の文字が
表紙を飾っていました。もちろん、宮川清さんも入っておられます。
この号の特集が素晴らしいのです。慶応義塾大学教員 小熊英二さんが
「人は2000年前から疎外感に苦しめられてきた」という書き出しで
今の若者と社会の繋がりを・・・200円です・・・買って読んでください。
新宿では、西口小田急デパート前で宮川さんが販売しています。
小熊英二さんは、2002年に出版された『〈民主〉と〈愛国〉?戦後日本のナショナリズムと公共性』(新曜社)、
そしてその他にもたくさん著書を出されています。私は 「日本という国」 をお勧めします。
すべての漢字にルビが振ってあり中学生ぐらいからでも読めて、
米軍基地移転経費問題なんかを考える意味で学ぶことが出来ます。

さぁ、6時です。地下広場の意思表示が始まります。



意思表示する言葉は、人それぞれ、広場でその時の思いを書いて立たれる方もおられます。
今日は立つのが無理かなぁーと思われても少しの時間だけどと広場に来られた方は、
私や雲さんやOさんのプラカードを持って立つこともあります。
今日は新しく雲さんが書かれた「非戦」を持って若者が意思表示をしました。
ムキンポさんのサイトへ投稿している遥矢当さんです。



遥矢当さん が連載を書いているサイトです・・・訪ねてください。
優しい心が表情に現れて、素敵な青年でした。

広場には、その後ムキンポさんも立たれて今日は12名のスタンディングになりました。
私は6時30分過ぎに、意思表示を終えてAさんと高速バス乗り場へ向かいました。



新宿から2時間、忍野パーティー の目的地に着き温かい炎を囲み話の輪の中に。



(手前が戸井十月さん、隣りは福生市議の遠藤洋一さんです)

1983年、バイクで北米大陸を縦横断してから、20数年間で訪れた国は50数ヶ国
という 戸井十月さん の話に笑いが絶えない楽しい時間でした。
十月さんのお仕事でNHKで放送されたドキュメンタリ『生き抜く・小野田寛郎』は
とても記憶に残る素晴らしい作品です。
夜も更けた頃、ボリビアのカーニバルを撮った映像を見せていただきました。
美しい風景、衣装そして奏でるリズムに疲れていた心と身体に
温かい血が駆け巡っていました。
信じあえる仲間たちと考えていることを話し合えることの素晴らしさを大切に
しなければいけないという思いを新鮮に感じたのはこのところ
「共謀罪、共謀罪」と過ごしていたからだと思います。
吉川勇一さんも元気に参加されていました。



豊崎博光さんの「マーシャル諸島 核の世紀」<1914-2004>上・下巻などを
出版している日本図書センターから「平和人物大事典」が出るそうです。
吉川さんは、市民運動で抜けている人がたくさんいたので加えるよう
提案をされたそうです。その中に私もいると言われてビックリしました。
掲載されることになったらどんなふうに紹介をして頂けるのか楽しみに待ちたいと思います。
私も載せて頂けるといえば、6月2日発売(7月号)、クレヨンハウス
『月刊クーヨンCooyon』 丁寧な掲載記事を書いていただくことになりました。
昔幼子と過ごしていた者として子育て中の親御さんと向き合うことが
できて幸せに思っています。
何時も背筋を伸ばし自分流に歩んでおられる落合恵子さんにも
「継続は力なり」と学ばせていただいています。
また一つ繋がって勇気をいただきました。



「今日の朝日、私の視点の記事、西口でも良かったと言っていましたよ」と
吉岡忍さんに伝えると嬉しいそうでした。
吉岡さんが書かれた 「ある漂流者のはなし」 (ちくまプリマ?新書)の
武智三繁さんを取材した時のお話を聞かせていただきました。
生きること、生かされることの意味を考えるときをもらいました。
まだ読んでいなかった私は帰りに 「奇跡を起こした村のはなし」
(ちくまプリマー新書)と一緒に求めました。
読み終わりましたら紹介コーナーへ掲載します。



忍野の夜が更けて、一人またひとりと休まれて最後は、火の番をしながら三人で語り、
空の色の変わっていくその変化に「良いなぁー」と思いながら小鳥のさえずり、
ムササビが出てきたときの感動、炎の色の美しさと温かさに感謝して
忍野パーティーは終りました。



富士山がくっきりと見えて、花も樹々も美しい忍野でした。
出来立ての絵はがき 「ジュゴンの海から」 西口とこの忍野パーティーで買っていただきました。



(06-05-21・おおきせいこ)




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