デモの話、ラジオの話そして新聞記事。

投稿日時 2003-11-25 14:48:36 | カテゴリ: 反戦・平和

デモの話、ラジオの話そして新聞記事。 大木晴子
昨日24日、渋谷の宮下公園の集会とデモ「自衛隊はイラクへ行くな!殺すな!殺されるな!」は、寒さを感じる日でしたが
300人 ぐらいの人たちがそれぞれの思いを持ち参加されました。
落ち着いた司会者のリードでメッセージを語られた一人ひとりの言葉に皆聞き入りとても良い集会が行われました。
沖縄の状況そして連帯アピール、最近イラクを訪ねたHさんの報告では、新聞、テレビの報道がいかにアメリカよりの位置から見ているかがわかりました。その事を聞きながら「民衆側に立って写せ!と常に心がけカメラをまわした人たちに言い続けて映像を撮った『怒りをうたえ』の宮島義勇さんの言葉を思い出していました。
参加者の中に「明日も晴れを見て参加したの」とTさん夫妻が。
嬉しい!
デモはいつものようにNHK横を通り渋谷駅ハチ公前の大きな交差点を左に宮下公園に戻るコースでした。道行く人たちが昔のように直ぐに参加してくる事はありませんが、視線は変っています。とくに若い男の子の視線の中に変化が感じられました。
「おーい!一緒に声を出そう。君たちの直ぐ前にあることだよ」と何人かに声をかけて歩きました。
私は今日は、少し体調をくずし大きなプラカードを持つ元気がなくて軽いレインボーの旗をマントに「殺すな」バッジを着けて歩きました。
話がかわりますが、「明日、11月26日は何の日かご存知ですか」それは「新宿西口地下広場」の日です。
1966年11月26日、新宿西口広場ができた日だそうです。
それから3年後の「新宿フォークゲリラ」を取り上げてみようとニッポン放送「うえやなぎまさひこのサプライズ」という
月?金 午前8時半?11時までやっている番組で明日26日(水曜日)に現在の地下広場の様子など紹介するそうです。
9時、時報のあと、10分ほど「ちょっといい話」をするコーナーで放送です。
詩を詠んだり、話題の人を取り上げたり、
過去を振り返ったり、リスナーが、耳を澄まして、聞いてしまうようなちょっといい話を紹介するそうでいろいろ調べていくうちに「明日も晴れ」のページにたどり着いたとライターの方のお話でした。
生電話で話す話も出ていますがどうなることでしょう。ただ、最後に岡林信康さんの静かに歌い出す心に響く「友よ」を聞くことが出来ると思います。「最後に流す曲は何が良いですか」と聞かれこの「友よ」をお勧めしました。
流れるかなぁーお時間のある方は、聞いて下さいね。

最後に紹介記事です。
今日の朝日新聞と毎日新聞に掲載され、心を留めて読んだものです。
11月25日朝刊(朝日新聞・東京12版・11面)
「ポリティカ にっぽん」を書かれている早野 透さん(本社コラムニスト)の「マクナマラの悔恨に学びたい」です。
何度も停戦の機会があったのに逃し、ベトナム人は300万人が死にアメリカは5万8千人の兵士が死んで撤退するという大失敗をしたのか、国防長官だったマクナマラが30年の沈黙を破って告白した反省の書、「マクナマラ回顧録?ベトナムの悲劇と教訓」(共同通信社)を再度読まれて記事を書かれておられます。
最後の所で「わが自衛隊派遣も「このまま行かなければテロに屈することになる」などと単純に考えたくない。アメリカへの義理だけでなく日本の貢献のあり方を原点から素直に議論し直したい。マクナマラの痛恨の教訓に学びたい。」と書かれた言葉に同じ思いです。ベトナム戦争の体験から学ぶ事、反戦運動も同じように思い返してみようと思いました。

11月25日朝刊(毎日新聞・東京11版・4面)
「記者の目」佐藤千矢子(北米総局)さんが書かれた「米の本音 見据え議論を」サブタイトルに「逃げの姿勢は矛盾噴出」
内容は書きません。新聞を探して読んで下さい。とても良い内容です、是非お読みくださいね。(おおきせいこ)




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