カザンキランさんたちは「平和」を勝ち取った!!

投稿日時 2007-03-21 02:59:41 | カテゴリ: 反戦・平和



カザンキランさんたちは「平和」を勝ち取った!! 大木晴子

「カザンキランさんたちは「平和」が好き!」 のページに書いた
カザンキランさん一家にほんとうの平和が・・・・。
クルド人ニ家族を支援する会代表 東 文男さんからのお知らせを掲載いたします。
私は、このお知らせが届き、2006年1月10日の写真をとりだしました。







ずっとこの日を待っていました。
徴兵で捕られている息子さんが戻り、家族が無事に揃う日を一日も早くと願っていました。
この写真を撮った日は、家族が旅立つ前日でした。



家族を支えた多くの人たちは、新しい生活を喜びそして
別れの寂しさを胸に数時間を一緒に過ごしました。


家族の笑顔が・・・教え子の未来にと優しい眼差しを送り続けている
その人の表情はとても美しく輝いていました。
みんな、みんな幸せな顔をしていました。
クルド二家族が作ってくれた料理は美味しかった。



さぁ、今度はこの子どもたちの番です。
温かい眼差しを送り続けてください。(おおきせいこ)



     カザンキラン家一家統合のお知らせ

ラマザンも家族と合流し、カザンキラン家は一家統合を果たしました。
「クルド人難民二家族を支援する会」の東です。嬉しいニュースをお知らせします。
05年1月に父親アフメットさんとともにトルコに強制送還された、カザンキラン家の長男ラマザンさんが、3月13日にカザンキラン家の住むニュージーランドに入国し、カザンキラン家は7人全員が揃いました。
実に2年2ヶ月ぶりのことでした。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ラマザンさんはトルコに強制送還された後すぐに兵役につかされました。
06年1月にカザンキラン家はニュージーランドへ難民として受けいれられましたが、その時に父親はほかの家族と合流できました。
しかしラマザンさんの兵役期間は残っており、父親とともにニュージーランドで一家統合を果たすことはできませんでした。
兵役は06年4月にあけましたが、その後もなかなか出国許可が出ませんでした。
私たち支援会も、彼がニュージーランドに入国するまでは公表を控えてきました。受け入れ国を明らかにすることで彼のトルコ出国やニュージーランド入国に困難が生じることを恐れたからです。
しかしカザンキラン家は無事一家統合を果たしました。
もう一家がバラバラにされることはありません。
そこで、いつもこの二家族のことを気にかけてくださり、さまざまな支援をしていただいた皆さまには報告する義務があると思いました。今までのご支援に感謝いたします。本当にありがとうございました。
ともかく、2年以上という長い時間がかかりましたが、カザンキラン家は一家7人が揃いました。
彼らが諦めなかったことも大きいと思いますが、皆さまのご支援があったればこそと考えています。本当にありがとうございました。

 2007年3月20日
              クルド人ニ家族を支援する会 
               代表 東 文男




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