「邪念の無い人には艶がある」
投稿日時 2004-03-15 06:19:42 | カテゴリ: 西口通信
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「邪念の無い人には艶がある」 大木晴子 昨年の11月頃に小田急前の易者さんに声をかけられ言われた言葉を思い出しました。土曜、日曜日皆さんにお会いして!
3月13日(土)は、暖かな日和、西口へ行く前に防衛庁へ抗議のデモに参加する為、市ケ谷へ出かけました。 外濠公園の桜は、つぼみのふくらみが何とも可愛くて思わず顔がほころんでしまいました。今年はほんとうに早く咲きますね。 今日は一番に着いてしまいました。そのわけは、西口の有志で作ったレインボーぴーす旗のお披露目の日なのです。 公園の片隅にお店が出来ました。千代さんが準備してくださったシートを敷いて並べた旗と旗竿。旗竿も皆で考えて安くて、使いやすい物を用意しました。 直ぐにレインボーぴーす旗を持つことが出来とっても喜んでいただきました。 私も雲さん手作りの旗竿を・・・・。 今日は、参加者百数十人です。旗の為にはもう少し風があれば良いのになぁーと思いましたが、年配の方も参加されているので穏やかな日和はやっぱり嬉しい。 今回のデモは、防衛庁前での抗議声明を読み上げる代表者と警察官がもめました。デモ隊もその場で止まり一緒に抗議の声をあげました。
このところ、肌で弾圧を感じます。やっぱり、おかしい! 今の社会情勢は、皆さん神経を研ぎ澄まして下さい。現実を見て想像してください。自分たちが暮していく社会を! きっと、何かしなくてはと思われますよ。 3月20日、各地でデモやパレードが行なわれます。世界で一つしかないレインボーぴーす旗を作り参加しませんか。 私の旗はこんな風に拵えました。
恋人同士なら二人のイニシャルを入れて、家族の名前を入れて、グループの名前を入れて、叫びたい言葉を入れて持ってみませんか。 ★ 手芸屋さんなどで一枚90円ぐらいでアイロンで付けられる布を売っています。それを切り抜いて作ります。 私は、PEACEの最後のEの文字の中に「明日も晴れ」とホームページアドレスを入れました。 旗のイメージを壊さないように何処に文字を入れるか迷いましたが、友人のアドバイスで出来上りに満足しています。 皆さんも挑戦してください。「世界に一つしかない旗」作りに。 デモの後は、新宿へ5時40分に着くと皆の足は小田急前地上へ。 「きっと、フライパンさん頑張っているわ」と思いながら向かいました。 いました直ったトラメガを持って一人でテント村への弾圧の抗議をそして20日のデモやパレードへの呼びかけをしていました。 この日の地上は、13名でした。 6時地下広場へ。 あの柱にも、こちらの柱にもメッセージがあります。行き交う人は目線を止め、読まれていかれる方が確実に増えています。 今日は、数人の方に「お疲れさまです」と深々とあいさつをしていただいたり、「これ、お願いします」とテント村へのカンパを入れてくださったり、温かさを感じました。意思表示が終わる時間には、立たれた方は20人をこえていました。 立川テント村へのカンパは、近所のSさんはじめデモや西口そして14日の集会で入れていただきました。金額は11880円でした。月曜日送金します。 デモと西口の様子は、ムキンポさんのページ下記をご覧下さい。 http://www.mkimpo.com/diary/2004/protest_jda_04-03-13.html ★ ☆3月14日(日)☆★
「声をあげよう女たち いま、語り描き写し歌い舞うとき・ 自衛隊のイラク派兵反対を・・・」 一言で「いい集会でした」会場を後にする方々から聞えてきた言葉でした。 個が活かされそれぞれの真剣さが人々の心を捕らえました。 遠藤文規子さんの舞踊は、頭の先から手足の先々までその動きにプロの厳しさを感じ感動しました。 シンガーソングライターの白井愛子さんは、さりげない言葉で語るように歌い言葉が私の胸に飛び込んできました。 桃色ゲリラ代表で画家の増山麗奈さんは、イラクから持ち帰られたイラクのアーティストの作品、 特に私は「マイ・マザー」というアニメーションの色の美しさに幸せをもらいました。 4番目の発言者は、呼びかけ人のお一人でいらっしゃる作家の渡辺一枝さんでした。 地に着いた生き方が語られる言葉から感じることができ、私ははじめから終わりまで頷いていました。 渡辺さんのような方が前を歩いていて下さることでどんなにたくさんの人が安心して歩みを共にしていけるかと思うと嬉しいし頑張ろうと思える。 元気がでました!この方にお会いできて講談師の神田香織さんです。
(この写真は、私が撮りました) 神田さんは、「はだしのゲン」の一説を話されました。涙が出ました。 語る神田さんを見ながら「邪念の無い人は、艶がある」と以前新宿西口の易者さんに声をかけられたときの言葉が浮かびました。 そう、今日のこの会に出られたお一人お一人に言える言葉だと思いました。 イラクのお話をされた細井明美さん、東京大空襲を語り継ぐ二瓶治代さん、演出家宮崎真子さんそしてはっきりとものを言うジャーナリスト明珍美紀さん、「パレスチナが見たい」の著者でお若いのにとってもしっかりされている元私と同業者(幼稚園教師)森沢典子さん、司会をされた第9条の会の和田隆子さん。 最後は、「歌って愛して、夢を見ながらたたかいたい。」と言われるシンガーソングライターの横井久美子さんの美しい歌声と共に私たちも声をそろえて手を繋ぎ、心をつなぎました。 私は、無言で意思表示をした一年が終わり、2年目は、語る年にしたいと願っていました。 この会は、私のそんな思いのスタートになりました。お声をかけていただいたことに心から感謝しています。 (おおきせいこ) ★12,13日の写真は、ムキンポさんにシャッターを押していただきました。
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