金曜日も意思表示! 大木晴子
私は、ポンと肩をたたかれ「あんた表情が良いね、邪念が無い」と易者のおじさんに声をかけられました・・新宿西口で。
今日は、市民の意見30の会・東京の事務局会議に出る前、新宿小田急デパート前の地上で6時少し前から「九日、投票日!私は「平和憲法」を守ってくれる人に!あなたはもう決めましたか!さぁ、選挙で意思表示しましょう!」と
殺すなマークが入ったプラカードを持ち立ち始めました。
易者のおじさんは、話を続け「人は、邪念が無くなると艶が出る」と言い、私は聞き返しました。「本当ですか」
おじさんは、優しい笑顔で「本当だよ」と言って自分の場所に戻って行きました。
何だか不思議な気分で始めた意思表示は、しっかり人と向き合いました。
縦書きにしたのが読みやすいのか皆さん目で字を追っているのがはっきり感じられました。「がんばりましょう」と声をかけてくださる女性、読んでくれた若者に「選挙に行こうね。意思表示してね。」と声をかけると「うん」と返事をして立ち去る人。
「ボクは中国人だけど、戦争はいけないよね。こういうの大切だよね」と話しかけてくれた男性に私は、一票を入れられないあなたの分まで頑張りますと応えるととても嬉しそうな表情でした。
始めて30分ぐらいして勤め帰りのKY生さんが、二人で意思表示です。
今日は、KY生さんが言い出しっぺの意思表示です。彼は今週、勤め帰りに何日もここ新宿で立ち続けました。
彼のプラカードを見た、たくさんの人たちがきっと投票日に心に留めてくれると私は信じます。
八日の土曜日は、一時間早く五時から地上の小田急デパート前で始めたいと思います。皆さんもいかがですか。
(おおきせいこ)
私は、ポンと肩をたたかれ「あんた表情が良いね、邪念が無い」と易者のおじさんに声をかけられました・・新宿西口で。
今日は、市民の意見30の会・東京の事務局会議に出る前、新宿小田急デパート前の地上で6時少し前から「九日、投票日!私は「平和憲法」を守ってくれる人に!あなたはもう決めましたか!さぁ、選挙で意思表示しましょう!」と
殺すなマークが入ったプラカードを持ち立ち始めました。
易者のおじさんは、話を続け「人は、邪念が無くなると艶が出る」と言い、私は聞き返しました。「本当ですか」
おじさんは、優しい笑顔で「本当だよ」と言って自分の場所に戻って行きました。
何だか不思議な気分で始めた意思表示は、しっかり人と向き合いました。
縦書きにしたのが読みやすいのか皆さん目で字を追っているのがはっきり感じられました。「がんばりましょう」と声をかけてくださる女性、読んでくれた若者に「選挙に行こうね。意思表示してね。」と声をかけると「うん」と返事をして立ち去る人。
「ボクは中国人だけど、戦争はいけないよね。こういうの大切だよね」と話しかけてくれた男性に私は、一票を入れられないあなたの分まで頑張りますと応えるととても嬉しそうな表情でした。
始めて30分ぐらいして勤め帰りのKY生さんが、二人で意思表示です。
今日は、KY生さんが言い出しっぺの意思表示です。彼は今週、勤め帰りに何日もここ新宿で立ち続けました。
彼のプラカードを見た、たくさんの人たちがきっと投票日に心に留めてくれると私は信じます。
八日の土曜日は、一時間早く五時から地上の小田急デパート前で始めたいと思います。皆さんもいかがですか。
(おおきせいこ)
今、私たち平和のために何ができるの!03-11-01 大木晴子
十一月の最初の土曜日、反戦意思表示に使うプラカードが入った五キロ近くある袋を持って練馬の光ケ丘にあるIMAホールに向かいました。
特定非営利活動法人NPO「ゆきわりそう」が行う「今、私たち平和のために歌うコンサート」で投げ掛ける不戦・非戦のメッセージを身体と心でしっかりと受け止めるためです。とくに、「不戦賛歌」という障害者舞台研究所「アート、アンサンブル」主宰の三浦弘之さん作・演出のこの劇中に使われるスライドでの不戦・非戦を見るのが目的でした。
それは、二日前、病院のベッドの上で私と五つ違いの兄が「一日は、外出許可をもらって第九を歌って、ボクが拵えた不戦・非戦のメッセージが伝わるかこの目で確かめたい」とぽつりと言いました。
兄は、近く胃ガンの手術をします。手術の前に、他の検査が必要になったため、今日の参加ができました。
原爆のキノコ雲の写真で始まり、人々が誰もいなくなってしまった街、傷ついた子ども、人びと、近くの戦争、遠い国で起こった戦場、核、テロ、様々な現場写真が舞台一面大きな画像で映し出されていきました。
一枚一枚の写真を取り込み、思いを込めて作業していた兄を想い見続けました。
ベトナムのソンミ村のあのあぜ道の写真が映し出されました。私は昨年、ベトナムを訪ねた時のソンミで見聞きしたその戦慄を覚え、兄の心と重なりあいました。
心の中で「あなたが拵えた不戦・非戦のメッセージ受け止めたよ」と何度も叫びました。見ながら決めていました。五時には新宿に着く、兄の気持ちと一緒に一人で立ち始めようと。
五時過ぎ小田急デパート前のハルクに通じる歩道橋の下で立ち始めると直ぐにOさんが、そしてKさんが、Mさんが、千代さんがそしてフライパンさんが総勢六名で今週も力強い地上での反戦意思表示で始まりました。
六時五分前、地下広場はもう何人も立ち始めていました。
「今が分かれ道!戦争をする国にするか否か あなたはどうする?有事法制に賛成する人や自衛隊派兵に賛成する人を私達の代表にしてもいいのですか。」
「小泉を選んで 夫、子供を 戦争に送るの?」
「今度こそ投票へ」と選挙に向けてのメッセージが目立った広場でした。
目立ったと言えば警備員さんがよく動いていました。そうです、今日は上の方が視察に来ると伺っていました。
「何処で見ているのですか?」・・・私。
「あそこで写しているカメラのモニターで見ています」・・・警備員さん。
私は、思わず挨拶しそうに、周りで聞いていた人の中にはピースをする人もいて何だかやり取りがおかしくて・・・・。
おかしいと言えば、フォトアルバム「私も活躍!」を見てください。気づかれましたか?広告塔の写真が全部入れ替わりました。目薬から車に変りました。
幾らのお金がかかるのでしょうね。私たちが集めた数万のカンパでイラクの人たちが本当に生活に役に立つ割れた学校の電球をつけられたりするのに・・・。
傷ついた子どもたちに薬を届ける事が出来るのに・・・。
皆さん、今まで行かなかった人、今度は行こう。選挙に行こう。
もう、黙っていては、いけない。立ち上がって歩こう。自分たちの幸せ平和のために歩き出しましょう。
11月24日(月・休日)13:30?14:30集会・デモ・渋谷宮下公園
「自衛隊はイラクへ行くな!殺すな!殺されるな11.24行動
私たちは自衛隊のイラク派兵とイラク占領のための戦費支出に反対します!」
(おおきせいこ)
書きわすれました。今日の参加者は、24名です。
十一月の最初の土曜日、反戦意思表示に使うプラカードが入った五キロ近くある袋を持って練馬の光ケ丘にあるIMAホールに向かいました。
特定非営利活動法人NPO「ゆきわりそう」が行う「今、私たち平和のために歌うコンサート」で投げ掛ける不戦・非戦のメッセージを身体と心でしっかりと受け止めるためです。とくに、「不戦賛歌」という障害者舞台研究所「アート、アンサンブル」主宰の三浦弘之さん作・演出のこの劇中に使われるスライドでの不戦・非戦を見るのが目的でした。
それは、二日前、病院のベッドの上で私と五つ違いの兄が「一日は、外出許可をもらって第九を歌って、ボクが拵えた不戦・非戦のメッセージが伝わるかこの目で確かめたい」とぽつりと言いました。
兄は、近く胃ガンの手術をします。手術の前に、他の検査が必要になったため、今日の参加ができました。
原爆のキノコ雲の写真で始まり、人々が誰もいなくなってしまった街、傷ついた子ども、人びと、近くの戦争、遠い国で起こった戦場、核、テロ、様々な現場写真が舞台一面大きな画像で映し出されていきました。
一枚一枚の写真を取り込み、思いを込めて作業していた兄を想い見続けました。
ベトナムのソンミ村のあのあぜ道の写真が映し出されました。私は昨年、ベトナムを訪ねた時のソンミで見聞きしたその戦慄を覚え、兄の心と重なりあいました。
心の中で「あなたが拵えた不戦・非戦のメッセージ受け止めたよ」と何度も叫びました。見ながら決めていました。五時には新宿に着く、兄の気持ちと一緒に一人で立ち始めようと。
五時過ぎ小田急デパート前のハルクに通じる歩道橋の下で立ち始めると直ぐにOさんが、そしてKさんが、Mさんが、千代さんがそしてフライパンさんが総勢六名で今週も力強い地上での反戦意思表示で始まりました。
六時五分前、地下広場はもう何人も立ち始めていました。
「今が分かれ道!戦争をする国にするか否か あなたはどうする?有事法制に賛成する人や自衛隊派兵に賛成する人を私達の代表にしてもいいのですか。」
「小泉を選んで 夫、子供を 戦争に送るの?」
「今度こそ投票へ」と選挙に向けてのメッセージが目立った広場でした。
目立ったと言えば警備員さんがよく動いていました。そうです、今日は上の方が視察に来ると伺っていました。
「何処で見ているのですか?」・・・私。
「あそこで写しているカメラのモニターで見ています」・・・警備員さん。
私は、思わず挨拶しそうに、周りで聞いていた人の中にはピースをする人もいて何だかやり取りがおかしくて・・・・。
おかしいと言えば、フォトアルバム「私も活躍!」を見てください。気づかれましたか?広告塔の写真が全部入れ替わりました。目薬から車に変りました。
幾らのお金がかかるのでしょうね。私たちが集めた数万のカンパでイラクの人たちが本当に生活に役に立つ割れた学校の電球をつけられたりするのに・・・。
傷ついた子どもたちに薬を届ける事が出来るのに・・・。
皆さん、今まで行かなかった人、今度は行こう。選挙に行こう。
もう、黙っていては、いけない。立ち上がって歩こう。自分たちの幸せ平和のために歩き出しましょう。
11月24日(月・休日)13:30?14:30集会・デモ・渋谷宮下公園
「自衛隊はイラクへ行くな!殺すな!殺されるな11.24行動
私たちは自衛隊のイラク派兵とイラク占領のための戦費支出に反対します!」
(おおきせいこ)
書きわすれました。今日の参加者は、24名です。
新宿西口地下広場通信03-10-25 大木晴子
十月最後の土曜日は、「世界の人々とともに!ワールド・ピース・パレード10・25」の集まりが新宿の大久保公園であり、私も参加しました。
デモコースは防衛庁正門で自衛隊はイラクに行くな、殺すな、死ぬな!・イラク占領にカネを出すな!・北東アジアの平和を!と要請文を読み、そして手渡し市谷までのコースを歩きました。
途中、何度も歩みを止められ大変疲れを感じるデモでした。
私も防衛庁正門前では、今日の西口用に拵えた「自衛隊員を!・イラクの人たちを!殺すな」のプラカードを掲げてきました。
参加者は、少なく千人を満たない数でした。
あの日比谷に集まった何万という人達は「いったい何処へ」と考えてしまいました。
西口参加者は元気です。市谷から新宿に移動してエネルギーの補給タイム、みんなでソフトクリームを楽しく食べました。
まだ地下広場で始めるには四十分もありましたが、今日は少し早めに帰るので今から西口の地上ではじめると言うMさんと一緒に八名が小田急デパート前で意思表示です。(フォトアルバムを見てください)
人通りも多くかなりの人が眼を止め、効果のあった時間を過ごしました。
六時五分前、地下広場に移動。広場にはもう参加者が何人も、和やかな雰囲気がもうそこに作られていました。
素敵な人と人が織りなす光景が広場にありました。
フォトアルバムで紹介した「力強く!伸びやかな字」の方も新しいプラカードも拵えて初参加でした。
その他に「明日も晴れ・・・」を見て二名の方が参加、今日は二十四名で意思表示。会釈していかれる方。話しかけてくださる方。少しの時間でも駆けつけ参加する人。広場では大きな声を出して訴えたりしませんが、人々の語らいの表情の中に大らかな優しさが満ちあふれ、そこを通る人たちに私たちの思いが伝わりはじめていると感じるのは私だけでしょうか。
今日初参加の方が読まれた俳句「寒のデモ一人足し算歩み入る」(千人のデモが千一人になってもアッピールする力はほとんど変らない。「自分ひとり位行っても行かなくても」と、つい思ってしまう。が、しかし、全ての原点はまず一人なのである。一人からしか始まらない。虚しくて面倒だけれど、そこからしか始まらない。)と「力強く!伸びやかな字」を書かれた方の言葉です。
私の五十四歳最後の日は、こんなに素敵な出会いや言葉で満たされました。
(おおきせいこ)
新宿西口地下広場通信03-10-18 大木晴子
二十分前にY子さんと広場に行くと「あれー何時も私が立っている柱だけ電気が消えている!」二人で同時に「何でぇー」と・・・・。
そうか、私のホームページを読んだの!ステンドグラスを生かして作ると書いたから・・・・。
近くにいた警備員の人に質問しました。
「何で、あの柱だけ電気を消しているの」と私。
「電源を切っているんです」と警備員。
「ホームページを読んだから」と私。
「・・・・・・・・」警備員。
今日は、二月からずっと立っていた柱を離れ、他の所に移動しました。
頭の中で昔歌った反戦フォークの一節が浮かんできました。
「うた」という曲の3番に
今はもう眠っている間に作られたワナを
知らないふりしている時ではない
血のふきでる声で知らせなければならない
陰謀で世界は埋まっている 陰謀で世界は埋まっている
三十数年前に歌ったうたが、今もそう思える世の中に寂しさを感じ電気を消す、消さないなんていう事にエネルギーを使っている時ではないでしょう。
もっと、考えなければいけないこと、この広場にあるでしょう。
私は、広告塔がいけないとは言わない。しかし、今の広場の広告塔は酷すぎる。
それは、とにかく何でもいいから作ったとしか言い様のない広告だからです。
広場には、本当にたくさんの人が行き来し、子どももたくさん通ります。
もし、この広告が五月に出した「意見広告」のように心を動かすデザインで
誰もが一度は立ち止まり「良いねぇー」と思えるようなものならまだ許せます。
いい加減なやり方に腹がたつのです。
これから育っていく若い人たちに与える影響は大きいはずです。
知らず知らずのうちに慣れていく怖さを知ってほしいのです。
今日の反戦意思表示は23名、23のメッセージが広場にありました。
違った!私は、裏にも表にもそれから光を生かして見ていただいた「殺すな」
そして、ミニレインボーの旗をつけた我家のジローの写真も広場で視線を集めました。
そして、Y子さんが素晴らしかった。彼女は暫く来れなかったのですが先週の私の通信を読み直ぐにメイルで「今週は行きますよ、西口。わたしも新兵器を準備しようと時間と戦っています。「そっちがその気ならうけてたとうじゃないの」って気分です」と・・・・。
Y子さんは、寺山修司(前衛芸術家)の世界。包帯をクルクルと顔に巻き、手には「戦争ハ地獄」と赤い字。(フォトアルバムを見てください)
恵比寿のデモで「ほんとうに、久振りに良いデモに参加したわ」と言っていた
Tさんもセロハンを使い意思表示でした。
小田マサノリさんは、昨夜のドラム缶を持って現れました。一瞬、警備員の顔が引きつるのを見逃しません・・・私。
小田さんはいろんな人と会話をしながら、素敵な時間を作られていました。
フォトアルバムで紹介している「爽やかな笑顔」の女性も参加、彼女の持っている旗をつるす長い棒とチリンチリンと鳴らしている物がいけないと警備員からの忠告でした。「来週もするようでしたら警察に管理してもらいます」
今週の西口地下広場でした。
11時過ぎ関西空港にいる細井明美さんから電話が入りました。細井さんはイラクにたくさんの思いが込められあつまったカンパを持って今夜出発です。
皆さん、彼女の旅が実り多い時間になり、無事に帰国出来るように祈って下さいね。(おおきせいこ)
新宿西口地下広場通信03-10-11 大木晴子
吃驚する事が広場におきました。(フォトアルバムを見てください)
私たちが背にして立っている柱が明かるい電気で照らされた広告塔になってしまいました。
丸いタイルと大きな太い柱が織りなす広場の素敵なリズムは、消え去りました。
今日参加された皆さんは、品の無い、節操のないこの状況にただただ呆れるばかりでした。
私は、今の日本そのものだなぁーと思いました。そして、意思表示する者へ
たたきつけられたこの「明るい広告塔」を反対に生かして何が出来るかずっと
考えていました。
昔、教会幼稚園に勤務していた時に、よく作ったステンドグラスを思いつきました。
ステンドグラスといってもセロハンで作る簡単なものです。
光を利用して楽しい意思表示をしましょう。皆さんチャレンジしてみませんか。
私は、殺すなマークの文字を切り抜き、セロハンをはって一つ作ってみます。
何かヒントが浮かんだら知らせてください。
今日は、会議に行く前に少し参加しますと言われてWORLD PEACE NOWのメンバーの方四名。渋谷のデモ終了後に駆けつけて下さった二名の方。
遠い福島から東京21区(立川市・日野市・昭島市)から衆議院議員(無党派)で立候補される川田えつこさんの応援に来られた青木さんも「米占領軍に出さないで1兆円の私たちの税金」と書かれたプラカードで立たれまた。
総勢二十八名・・・一番多い人数になりました。
私は、先週花束を持って参加した十七歳の娘さんと並んで話をしながら立っていました。彼女に「あなたの心を傷つけた警備員さんに抗議したからね」と話すととても嬉しそうな顔になりました。
彼女は、百合の花を、私は黄色いバラを持ちました。
今日もまた警備員の方に「これは、なんですか」と聞かれました。私は、「意思表示の一つですし、先週の「花束は持たないでください」と言われた事への抗議も込めています」と言うと「そう、報告書に書いておきます」と言われました
帰り際に、改札を通り広場の方を振り向くとそこには、
「自分だけが!自分だけが!」と
目立てば良いと考える広告が広場を埋めていました。
寂しです。一人電車に乗り込むと胸が痛くなるほど心の中で泣きました。
私は、負けない!大らかに優しく立ち続けます。
さぁー、あなたも・・・。
(おおきせいこ)