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投稿者 : seiko 投稿日時: 2005-03-15 10:33:26 (2530 ヒット)

愛知のSさんからカンパが届きました。  大木晴子
 昨年の夏にもカンパを送っていただいた愛知にお住まいのSさんから、カンパが届きました。
 Sさんは、時々図書館のパソコンで私のページを見て下さっています。
また、私のページを通してカンパを届けてほしいと送ってくださいました。
いろいろ考えて先ずは、絵本「ジュゴンの海から」を200冊購入することにしました。全部販売出来ると収益金二万円と共にSさんのカンパも辺野古へ届けることが出来ます。もうすでに40冊を買っていただいています。この「ジュゴンの海から」は、少し手直しをしました。前にお求めいただきました方も、もう一度いかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
 残りの3万円は、今月末に送る予定の立川反戦ビラ入れ弾圧裁判、クルド人難民二家族を支援する会へ各一万円をお渡しします。残りはまだ考え中です。
Sさん、大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

 なお、クルド人難民二家族を支援する会には、本日郵便局から送金いたしました。
http://homepage3.nifty.com/kds/
 3月16日「1435虹の架け橋・品川入管ほっかほか人文字キャンペーン」が行われました。私は参加出来なかったのですが、ムキンポさんのサイトでその時の様子がわかります。お訪ねください。
http://www.mkimpo.com/diary/2005/rainbow_05-03-16.html


★ ニュースが遅くなったのは、デンマークから一時帰国している編集者(美人です)がいらして楽しい話に花が咲いてしまったからです。この方が、「デンマークにも国会議事堂の前で、晴子さんと同じように、イラク戦争が始まって以来ずっと、1日も欠かさず立って反戦を訴えているおじさんもいます。」とお礼のメイルに書いてくださいました。

何処かで誰かが意思表示をされています。繋がっていると思えると心が温かくなり、こんな寂しいことが多い社会情勢の中でも「生きていける」と思えるでしょう。私は思えるのです。

投稿者 : seiko 投稿日時: 2005-03-14 23:11:11 (2167 ヒット)

「ジュゴンの怒りと四十九日の誓い」   大木晴子
梅の花がほころび、台湾桜のつぼみに思わず微笑んでしまう春を感じる13日の日曜日、今週四十九日を迎える兄の法要が日暮里の父や母がねむる寺で行われました。
 
 幼な友だちや遠く仙台、広島、京都からそしてゆきわりそうの皆さん、そして「よっちゃん、せいこちゃん」と何時もよんで可愛がって下さった長男の友人など懐かしい人びとが集い兄を偲ぶことが出来ました。
 私は一人一人が語った言葉に、平和へ一歩という気持ちを兄と誓い合うように話されたそのことに感動し「凄いね、よっちゃん」と兄に語りかけていました。
 私の二番目の兄は、大学を退官して自由の身、これからは平和運動に参加して思いを伝えていきたいと話し、また千葉大学の農芸化学を学んだ兄の友人は、27名の学友は兄弟のように仲良しでその中で明るく、楽しかった兄の存在がとても大切だったと伝えてくださいました。話を聞いて千葉で下宿をして過ごした4年間は、兄山本良夫にとって大切な楽しい時間だったとわかりました。
 私は、兄が家にいなかった少し寂しいその4年間、時々野球の試合の後など泥んこになった服をいっぱい持って帰宅したことや、夏休みに自転車で長い旅に出て帰るまで母と心配したあの頃を懐かしく思い出していました。 
 長男は、「皆さんの前向きな話が嬉しい、しかし私は過去を振り向きながら考えていきたい。広島や長崎は皆さん怒りをぶつけ叫ぶけれど東京は大空襲で10万人もの人が殺されているのに東京の人は何故広島や長崎と同じように叫ばないのか・・・」とそして実家のお墓の隣に立つ墓に眠る叔父夫妻がその大空襲で亡くなったことを話しました。私も数日前に「東京大空襲展」を見て同じように感じていたのでとても嬉しく兄の話を聞いていました。
 兄は亡くなりましたが、その精神は多くの人に受け継がれて歩き出しました。そのことを強く感じることが出来た一日でした。兄の戒名は「未来良栄清居士」とつけられました。未来が清く、良く栄え平和な時代になるように心から祈りました。
 日にちが前後しましたが、土曜日の報告を書きます。
 5時過ぎ地上では、雲さん風邪が直り元気に意思表示されていました。Oさんも辺野古の写真でアピール、チラシを配ります。受け取りが悪い人びとに諦めずに配ります。
 6時近く地下に移動する頃にKさんがいらして暫くチラシを配り地下の意思表示に参加されました。
そのOさんとKさんのプラカードです。

今日の言葉は、毎週楽しみになりました。
向こうには、PACEの虹色がきれいです。

その柱は、雲さんやKさんも一緒でした。

「検証 NHK」Sさん、はっきりするまで意思表示し続けてください。

今月は、中野でも九条の会が出来ました。

そして、「みなと・9条の会」も3月31日に立ち上がります。
(憲法を守る一点で手をつなごう!と訴えて記念講演会を行います。詳しくは、カレンダーをご覧下さい)

レインボーにも「みなと」と入りました。

Sさん、Aさん、Tさんの柱です。Tさんは長い辺野古支援から戻り、辺野古支援のプラカードを持って意思表示でした。

雲さんが持っているプラカード、何時も可愛く穏やかなジュゴンが、今週は怒っています。

もう、怒らなくては・・・・そう思いませんか。
さぁー、あなたは何をしますか。
 何処へ行かれますか。あそこにも、ほらここにも同じ思いの人たちの集まりがあります。出かけましょう。学びましょう。「憲法9条」の一点で繋がりましょう。平和への歩みを続けましょう。少しだけ小さな一歩でもいい、周りの人と心をあわせて進みましょう。平和へ向かって・・・・・。(おおきせいこ)
 4月10日には、下記の集会が行われます。
先日、横浜では5000人を越える参加者がありました。東京でも力を合わせて平和へ繋げる行動をしていきましょう。周りの方へ伝えてください。
「イラク戦争、憲法9条と私たち」
日時 4月10日(日)午後1時から5時
会場 昭和女子大学人見記念講堂
   (東急田園都市線 三軒茶屋下車 徒歩5分
  バス JR渋谷バスターミナル三軒茶屋方向 昭和女子大学前)
講師 小田実(作家、九条の会、市民の意見30関西代表)
   澤知久枝(作家、九条の会)
   鶴見俊輔(哲学者、九条の会)
参加費1000円(高校生以下500円)
詳しい内容、地図等は下記のサイトでご覧下さい。
http://www1.jca.apc.org/iken30/
NO、54番に詳しいチラシが掲載されています。広めてください。
主催 
市民の意見30の会東京、市民意見広告運動、ブーメランネット)

投稿者 : seiko 投稿日時: 2005-03-10 14:23:59 (2243 ヒット)

質問にお答えします。    大木晴子
http://www.seiko-jiro.net/modules/news/article.php?storyid=326
「3月最初の土曜日・・・・・怒りの声」のコメント欄に質問をいただきました。大切な問題なのでページを拵えることにしました。

吉岡忍さんにも伺い下記のように掲載いたします。
これからいろいろな場で、この問題が取り上げられ議論の声が高まってほしいと願っています。

【「憲法改正国民投票法案」の表現規制とは?】

 個人情報保護法や人権擁護法案などで指摘されてきた「メディア規制」は、どちらかと言えば「マスコミ報道の規制」でしたが(実際はそうではないのですが)、国民投票法案では、一般市民の表現の自由に大きな枠をはめているのが特徴です。
 とはいえここではわかりやすくするために、「マスコミ」と「市民」にわけ、条文にしたがって指摘しておきます。

●マスコミに対しての規制
第68条「予想投票の公表の禁止」
→これによって、世論調査などができなくなります。

第69条「新聞紙又は雑誌の虚偽報道等の禁止」
→何をもって「虚偽」「事実をゆがめ」とするかについての定義がなく、国民投票についての一般的報道を萎縮させ、禁止する効果があります。

第70条「新聞紙又は雑誌の不法利用等の制限」
→(第1、第2項)新聞・雑誌に対する「供応」「買収」の禁止のように書かれていますが、「意見広告」の「広告料」なども「財産上の利益」の「供与」とみなされ、掲載することが禁止されます。
→(第3項)記者の取材報道、投稿や寄稿者の評論の掲載も禁止されます。つまり、いっさい何も書くな、ということです。

第71条「放送事業者の虚偽報道等の禁止」
→何をもって「虚偽」「事実をゆがめ」とするかについての定義がなく、国民投票についての一般的報道を萎縮させ、禁止する効果があります。

●市民に対しての規制
第65条「教育者の地位利用による国民投票運動の禁止」
→公立私立を問わず、憲法に関する教員の解説や意見表明は全面的に禁止されます。

第68条「予想投票の禁止」
→「何人も」とありますから、ネットや手紙、あるいき機関誌などで改憲に賛成・反対のアンケートをとることなどはまったくできません。

第70条「新聞紙又は雑誌の不法利用等の制限」
→(第1、第2項)「意見広告」を出すことなどは「不当利用」とみなされ、市民による態度表明などは「表現の自由の濫用」とみなされます。
→(第3項)新聞、雑誌の投稿による意見表明は「国民投票の結果に影響を及ぼす目的をもって」いる「評論」に当たり、「不法利用」とみなされるでしょう。

 ざっと以上の通りです。
 今回の法案は「公職選挙法」を下敷きにしている、と言われます。しかし、一般の選挙の場合は告示日から種々の報道規制がかかりますが、今回の法案には、いつからこれらの規制や禁止がかかるのかについて、明示的な文言は書かれていません。言い換えれば、憲法を変えるか変えないかの国民投票については、これが法律になった瞬間から、マスコミも一般市民も何も言えない、ということになります。報道機関も市民も、政党などが繰り広げる大々的キャンペーンを黙って聞いて、投票だけすればいい、というわけです。
「有権者は寝ていてほしい」というような発言を、どこかの総理大臣が言いましたが、まあ、それに近い感覚なのでしょう。深く議論するな、というわけです。

あなたは、そんな世の中が・・・・・・・。
私は、はっきり「嫌です」今からでも遅くはありません。
明るく思いを自由に人へ伝えられる「平和」な世の中に!
皆で力を合わせて頑張りましょう。
(おおきせいこ)

投稿者 : seiko 投稿日時: 2005-03-08 23:06:06 (2583 ヒット)


「東京大空襲展」残り後二日間です!!  大木晴子



3月10日まで。
六本木ヒルズ・テレ朝社一階・ギャラリーumu(ウム)
時間は午前11:00から午後6:00までです。
60年前、1945年3月10日、東京で一度に10万人以上の人が亡くなりました。
8月15日敗戦の日まで、空襲は止むことなく、60年を経たいまも、正確な死者数は分かりません。
この「東京大空襲展」では
体験者の証言による連作画(狩野光男氏)
東京空襲被災地図/太平洋戦争略年表
体験画/空襲・防空・わたしたちの備え
「戦後50年日本大空襲の全容」
戦争へ、戦争へとからめとられ



戦後の都民生活/戦災障害者/戦争孤児



東京大空襲死者のゆくえ
遺影・氏名を展示・追悼の場
私は、生きることを断切られた黒こげで炭のようになった母と子の写真、
一人残されたくさんの死体の前で顔を覆い泣く少女を描いた絵の前で足が止まりました。



この方は両親と弟さんを亡くされ孤児になられた元木サキ子さん(当時10歳)、「防空壕の中にいると火の手が近くまでせまってきて、強風と火の粉が渦巻く中、ただ夢中で走って逃げた。気付くと薄暗い公園にたった一人で立っていた。中略・・・菊川橋の上には天井ほどの高さに積み重なりからみあった焼死体の山、黒い山から突き出した手、足、頭・・・。川の中は水も見えない位、一面の水死体が何層にも重なり合っていた。」と証言されています。



たくさんの遺影が貼られています。写真が無くお名前だけの白い部分が多いのです。一枚の写真も残せずに・・・・・。
会場で折られた鶴に込められた祈りが平和へ繋がることを祈りなが日本髪がよく似合う二十歳の娘さん、三歳の子ども、七歳、十四歳、・ ・・・一瞬に奪われる人生。
私は、身体中で「平和」を守らなければと強く自分に誓いながら見て来ました。
展示を見ながら話をされていた皆さん、心を打つ体験を話されています。もっと大きな声でいろいろな場所でさぁ、話してください。
私も私が出来ることを・・・・。おおきせいこ

投稿者 : seiko 投稿日時: 2005-03-06 19:46:02 (2588 ヒット)

(ムキンポさん撮影)

3月最初の土曜日、地上も地下も怒りの声が!!大木晴子

3月最初の土曜日は、朝刊を読んで「えっ!また」とびっくりしました。
町田で高校正門前のバス停付近「日の丸、君が代」に反対する父兄と生徒がビラを配り、二名が逮捕されたとの記事に怒りを覚えました。
「何という時代になってしまったの」右側の考え方をしている人も左よりで考える人も誰も皆、意見を出し合いぶつかり合いながら考えて行ける方が健全な生き方が出来ると私は思う。
頭っから毟り取るこんなやり方をして、人の心が育って行くと思いますか。いま、真剣に考えなくては取り返しがつかない状況になると身体と心で強く感じます。
家を出る時「捕まるなよー」と笑顔で連れ合いにエールをおくってもらい、市民の意見30の会・東京の事務局へより「意見広告運動」のポスターを購入して西口へ出かけました。
トップのページでお知らせしている素敵なポスターのデザインは、私のページのタイトル文字や平和のバンダナをデザインして下さった鈴木一誌さんです。鷺谷眞理子さんと佐橋京四郎さんの優しいイラストで形作られた9の文字は見ているだけで微笑んでしまいます。
皆さんも身近に貼って運動を広めてください。
お求めは下記のサイトでお願いします。

http://www.ikenkoukoku.jp/

今日は、雲さんが風邪でお休みです。5時には立ったなくてはといそぎました。西一さんいるかなぁーと見るとハウスは留守でした。
一人で「九条実現」のポスターを持ち、周りに「戦争はイヤだ!」のプラカードを置いて始めました。暫くすると元気な西一さんに声をかけられて話をしました。「頑張ってね」と優しい言葉が吹きつける寒さから温かく包まれる感じがしまし
毎週会うごとに元気になっていく西一さんは、いま古本を売るお仕事をしています。顔色もとっても良くなったのです。
Kさんが参加して辺野古支援のチラシを配ります。Oさんも同じく辺野古のチラシをそしてAさんが参加、今日は雲さんからいただいたプラカードを持って意思表示でした。
6時、地下へ移動します。
Yさんが、「戦争ハ地獄」のプラカードに囚人服姿で立っています。



Aさんと一番年配のご婦人の優しい眼差しが広場に広がります。



広場は語らいの場でもあります。



柱に一人頑張ります。



ムキンポさんは、差し上げた「九条実現」のA4のポスターを持って、一番奥でも柱に一人頑張って意思表示。



何度も辺野古へ出かけ支援されているTさん、辺野古の様子を描いた絵で意思表示です。



今日は、素敵な人が声をかけてくれました。



ノンフィクション作家の吉岡忍さんです。
(御巣鷹山日航機墜落事故を追った『墜落の夏』で講談社ノンフィクション賞を受賞。他に『M/世界の、憂鬱な先端』(文春文庫)など多数。)
Aさんや私はベ平連(ベトナムに平和を市民連合)の頃からの知り合い、吉岡さんには、今のこんな時代だからこそ頑張ってほしいとエールをおくりました。
吉岡さんは、先日の日本ペンクラブの集会でも「日本国憲法改正国民投票法案は、表現規制はすごいですよ。マスコミだけでなく、ネットなどでの個人の発言も相当に規制されます。」と話されていました。私も内容に目を通しましたが、それはひどいものです。
どうか、皆さん神経を研ぎすましてください。
決して遅くはない、諦めないで進みましょう。
平和へ繋がる歩みを、可愛い子どもたちの未来の為に私たちが胸をはって残せるものを・・。
吉岡さん、他の文化人と呼ばれる皆さん、一度新宿西口ひろばへ意思表示にいらして下さい!!
吉岡さんも呼びかけ人のお一人、「マガジン9条」のサイトは訪ねられましたか、リンク集に掲載しています。

★☆
こんな時代だから健康でいなければと私は、五本指の靴下をはいたり、昔知り合いの写真家のお連れ合いにいただいたぞうりを履き始めました。


すこし鼻緒も弱くなってきたのでこんなぞうりがあれば欲しいなぁーとインターネットで調べていました。
素敵な出会いがありました。

http://www21.ocn.ne.jp/~zouri/

兵庫県にお住まいの浜田正博さんのサイト(全国手作りぞうりの会)にお訪ねして、丁度兄のことがあり、元気になりたいので作ってくださいとお願いのメイルをお出ししました。直ぐに温かい優しいお返事をいただき送っていただきました。



毎日履いています。お礼に平和のバンダナをお送りしたら「こんなふうに使っています」とお知らせメイルが届きました。

http://www21.ocn.ne.jp/~zouri/newpage95.htm

皆さんもいかがですか。ぞうりは、親指に力が入るので身体のバランスをとるのに良いような気がするのですが・・・。おおきせいこ

★書き忘れました。ひょうたんのカンパ入れに500円を入れていただきました。もう少したまったら辺野古へ絵本のカンパと一緒に送ります。

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