「自衛隊に入ろう」私も地下広場で歌った!! 大木晴子
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どんな方が見て、読んで何を感じて下さっているのでしょうか。
毎日の報道で中国の日本に抗議する様々な動きの中で少し気になり始めています。
私は、何時も思います。何事にも誠実に対処していかなければ必ず帳尻はあってしまうものです。
今日、ダイジェスト版ですが、過去の戦争で遺棄された 化学兵器に苦しめられる人々の姿を追ったドキュメント映画『にがい涙の大地から』(海南友子監督作品)を観ました。
日本軍が中国に残して来た毒ガスの被害に遭われた家族をカメラはその表情から多くの神経を研ぎすまし考えなければならない問題を提起してくれました。機会を見つけて全編をはやく観たいと思います。
海南友子監督のサイト
http://kanatomoko.jp.todoke.net/index.html
この映画を観たのは、今日17日(日)所は懐かしい地下鉄「神楽坂」駅一番出口「あった!」思わず叫びそうになりました。そう、私が二十歳の頃に通ったべ平連(ベトナムに平和を市民連合)の事務所が入っていた建物がありました。当時地下鉄の階段を上がって地上に出ると真ん前に「週間アンポ」の大文字が見えてみんな「ギョ」としたのです。
今日行った所は、駅近く赤城神社前の坂を下ると素敵なギャラリー「セッション・ハウス」ここで作家・渡辺一枝さんのトークショーが行われました。
http://www.session-house.net/
会場で講談師の神田香織さんとお会いして一緒に彼女の講演「チェルノブイリの祈り」のチラシを配りながら本当に長い間、原爆そして核の問題を講談にして沢山の人たちに語り続けてこられた事に頭が下がる思いでした。これからも頑張ってほしい、皆さん神田香織さんの迫力あるその語りを聞いてください。とくに、小学生高学年からのお子さんをお持ちの方は、「はだしのゲン」をぜひ家族で聞かれることをお進めします。家族の絆が強まるなぁー、きっと。神田香織さんのサイトは、私のリンク集に入っています。お訪ねください。
渡辺一枝さんのお話は、優しい口調で難しい問題も心の中に入り何だか自分でも考えられるそんな気持ちに思えてくるのです。
新聞などの情報だけでなく「DAYS JAPAN」など心あるジャーナリストの報告に眼を向けることの大切さ、そしてドキュメンタリー映画などで情報を得ることを勧められました。
「映画 日本国憲法」
http://www.cine.co.jp/kenpo/
「アマンドラ!希望の歌」
http://www.amandla.info/
「軍隊をすてた国」
http://channel.slowtrain.org/feature/feature008/part1.html
「アリの兵隊」
http://www.arinoheitai.com/
私は、辺野古の報告の場を与えて頂き会場の皆さんに、現状を話、持って行った28冊の「ジュゴンの海から」を買っていただきました。今日で愛知のSさんからのカンパで購入した絵本(200冊)全部販売しました。改めてSさん、そして購入して下さった皆さん、ありがとうございました。
カンパ報告は、下記でご覧下さい。
http://www.seiko-jiro.net/modules/news/article.php?storyid=294
さぁー、16日土曜日の報告です。この日は、辺野古支援の集会やデモ、東京平和映画祭もありました。この映画祭にブースを出す事になっていたのですが、体調が悪い事もあり諦めることにしました。
午後まで身体を休めて、平良夏芽さんのお話を聞きたいと上野の「沖縄に新しい米軍基地はいらない集会&コンサート」へ出かけました。
トップの写真がその時のものです。会場では、デモが終わり雲さんやYさんが絵本を販売していました。意思表示に参加している皆さんの顔が見られました。みんな、辺野古を心配しています。何かしなければと思っています。平良夏芽さんのお話にみんな涙をこぼしました。胸がえぐられる思いで聞いていました。
会場で7冊絵本「ジュゴンの海から」を買っていただき、会場カンパ袋に入れました。残った絵本が重く感じながら、雲さん、レインボーのKさんと一緒に新宿へ向かいました。
上野から乗った山手線の車両が何と地下広場の広告塔と同じ「GAP」の広告でした。
5時から6時まで地上で意思表示、西一さんのハウスが無くなっていていませんでした。心配です。
今日の広場は、少し変わっていました。私が地下へ降りた時には数名の機動隊が広場にいました。若者に職務質問をし、荷物の中を調べていました。鞄の中身まで出させる、往来でこんなやり方は初めてみました。感じの良いものではありません。それに、若者はただただ従う姿に怖さを感じました。何故!どうしてと聞かないのでしょうか。
写真の若者も言われる通りに見せているようでした。これは、おかしいと感じることが出来ないのでしょうか。
広場は、16名の意思表示です。久し振りのCさんは、16日に亡くなられたフォークシンガー高田渡さんへの追悼の意思表示でした。
「自衛隊に入ろう」など私もこの地下広場でたくさん歌わせていただきました。心からご冥福を祈り、平和へ歩む新たな思いを強く心に刻む一日になりました。
警察官と言えば、Tさんに声をかけて来た人は「上でもやっているの。許可は取っているの」と聞いていました。今まで言われた事が無いから少し気になりました。
「占領と平和」(青土社)を出された道場親信さんも立たれました。この本若い人にぜひ読んでほしいです。私も時間はかかりそうですが読み始めました。
http://www.junkudo.co.jp/view2.jsp?VIEW=author&ARGS=%93%B9%8F%EA%81%40%90e%90M
デモ、集会、広場とみんな元気です。
私は家を出た時から意思表示、平和 平和 平和が良いなぁーで!!
地下ひろばでは、じっと見つめて来てにっこり微笑んで下さる方がいたり、あまり見つめていたので、「そうですよねぇ」と声をかけると深くうなずいて行かれる方もいました。(おおきせいこ)
★写真の回覧板が気になりませんか。
Tさんが署名を書いていただくのに回覧板を拝借して来たそうです。みんなで大笑いしてしまいました。とっても、書きやすい!!
『映画 日本国憲法』をみんながみたら何かが変わるのでは!!
大木晴子
11日、明け方と午後に身体に感じる地震がありました。午後の地震の時、ドシンと揺れたとたん寝ていたジローは飛び起きて机の下に入りました。その様子が可笑しくて、でも留守の時に地震が起きたらと何時も心配していたのでその姿を見て少し安心しました。
なかのZEROで行われた試写会で『映画 日本国憲法』を観せていただきました。「チョムスキー9.11」や「老人と海」のジャン・ユンカーマン監督の作品です。監督は「戦争は60年前に終わったかもしれない。しかし、人々の戦争体験は生き続けている。戦争の悲劇と、それを忘れない義務は、条約や時間によってケジメがつくものではないし、終わるものでもない。」と・・・。
映画は憲法とは、何か誰の為のものか、戦争の放棄を誓った前文や九条について歴史家・ジョン・ダワーさんや社会学者の日高六郎さんなど世界的に著名な十数人の学者、作家、ジャーナリスト、映画監督、運動家の皆さんのインタビューで構成されています。
私は、中国の映画監督で作家でもある班忠義さんが話された日本との戦争でたくさんの小さな村々に悲惨な出来事があったことを忘れてはいけない、平須山という村では、3000人が殺され生き残った人は4人だったと聞き、一瞬私は、数年前に訪ねたベトナムのソンミ村を思い出しました。子どもも大人もそう赤ちゃんも殺されたあのあぜ道に立つと何度も写真で見ていた光景が足下に感じられました。下記の吉川勇一さんのサイトで当時の様子がわかる文章を読むことが出来ます。
http://www.jca.apc.org/~yyoffice/Son%20My/A%20look%20back%20upon%20Son%20My.htm
この班忠義さんは、「憲法九条はまるで、神が私たち人類に贈ってくれた宝物のようです」と・・・・。
私は、恥ずかしかった。日本人がこの素晴らしい憲法を替えようとしていることが、みんなが班さんのように思えたら平和に近づくのにと思いました。
また、憲法草案作成に携わったベアテ・シロタ・ゴードンさんは、「平和がいちばん、いま世界でいちばん大きい重要な問題ですから、日本がそういう指導者になれば、素晴らしいことになると思います。」と語ります。
そして、日高六郎さんは「憲法改正問題を国内問題にしちゃダメですよ。国際問題ですから」ときっぱり言われます。
「人類は一つなのですから、平和に繋がりあわなければ、アジアの民衆の心を知る。たくさんの人が亡くなった、小さな村、町でどんなことが行われていたのか、あの当時の中国の人の心が痛いほどわかる。」と・・・。
兵隊にレイプされた婦人の証言は、胸の痛みと共に画面の中に飛び込み、その手をとって「ごめんなさい」と言いたかった。
そして、長く辛い歩みをもっと心と身体に感じなければいけないと思いました。
観て下さい。『映画 日本国憲法』を、下記のサイトで上映予定をご覧下さい。
http://www.cine.co.jp/
4月10日に行われた集会「イラク戦争、憲法九条と私たち ーベトナム終戦30年のいまー」の報告は、KY生さんのページをご覧下さい。会へ出られなかった皆さんに講演して下さった鶴見さん、澤地さん、小田さんそして客席からの参加、老人党のなださんが放たれたメッセージが伝わります。他にも映画が大好きなKY生さんの優しさが感じられる素敵な映画評を読むことができます。
http://green.ap.teacup.com/kysei/27.html
私はロビーで講演を聞きながら過ごしていました。
辺野古支援の絵本「ジュゴンの海から」や平和のバンダナを販売しました。
http://www.seiko-jiro.net/modules/news/article.php?storyid=335
上記のページでご紹介した谷川大輔さんからの平和のTシャツは完売しました。17枚、17000円は辺野古と立川反戦ビラいれ裁判そしてクルド難民支援へ送ります。
会場には、広島から谷川大輔さんも参加されました。優しい笑顔が素敵な青年でした。
カンパは、今週「映画人九条の会」・「東京平和映画祭」など絵本とバンダナを持って頑張ります。その後でまとめて送金したいと思います。谷川さんやお求めいただいた皆さんの気持ちと一緒に届けます。
さぁ、最後になりましたが、9日土曜日の新宿です。
地上は、何時も古本を売っている人もいなくなって西一さんがぽつりと一人段ボールのハウスに座っていました。
私は、「平和」の文字を持って立ち始めました。意見広告の大きなポスターも一緒に・・・・。雲さんとKさん三人での意思表示でした。
6時、地下へ移動して始めます。
今日の言葉は・・・・。
言葉の向こうにご住職とNさんが立たれています。
「ロッカーの絵が変わりましたね。」とご婦人が何時も立たれている前のロッカーの絵が可愛い!!
Sさんは、一人で立ち、Yさんは、辺野古支援の言葉です。Oさんはレインボー!!
こちらの柱もレインボーのKさん、今日はフリーマーケットで見つけたTシャツも一緒に意思表示でした。
隣は、雲さんと辺野古支援で頑張るKさんです。
「遅くなっちゃった」とTさん、意見広告のポスターを持って立たれました。
今週も声をかけて下さる方もいて、素敵な意思表示でした。(おおきせいこ)
土曜日そして、60年経って日の光を浴びた骨壺の中に・・・。大木晴子
六十年前の三月十日、私の叔父夫婦が戦災死しました。
その娘さんが歳をとられて身近の寺にお骨を移したいと言われ今日その法要が先日兄の納骨を済ませた寺でありました。
あの時、蕾だった台湾桜が美しく咲き揃っていました。
六十年経って日の光を浴びたその骨壺はその時間の長さを感じさせ、
また遺体が見つからなかった叔母の骨壺には、愛用していたハサミが納められていました。
そのハサミは、錆びて形がかすかにわかるぐらいで今にも崩れそうに入っていました。
二千トンの焼夷弾を装備したB29三百機の超低空爆撃による火災は強風にあおられて、
たくさんの命、街、全ての思いでを焼き尽くしました。その中に叔父と叔母も・・・・・。
戦争をすることが、どんなに愚かなことか。
悲しみをつくり続ける戦争を二度としてはいけないと思いました。
「忘れないから」と強く心に誓いお骨を見送りました。
4月3日、温かな春を感じさせる日曜日でした。
法事があったので、土曜の報告ページが遅くなりました。
ここからは意思表示の様子です。
2日土曜、5時少し前に地上の小田急デパート前に着きました。
西一さんに季節だから桜もちと花見だんごを届けました。
すると西一さんがポーンと照れながら缶を渡してくれました。
そこには「スロットうつなら酒やめろ!」カンパ用by小次郎と書かれていました。
西一さんは、小次郎さんというのでしょうか。
中には5円玉10枚と一円玉149枚が入っていました。嬉しい!!
「缶ごと頂いてもいいの」と聞くと「他に缶を作ってあるから大丈夫」・・・感激でした。
雲さんが立ちKさん、Aさんは意見広告や16日の集会・デモ(カレンダー参照)
のチラシを配り6時地下へ移動しました。
静かにご婦人が本を読まれて待っておられます。
「こんばんは」と挨拶を交わしてそれぞれの柱に立ち始めます。
隣のKさんは、何時も穏やかなお顔で立たれています。
広場の広告塔が入れ替わりました。色鮮やかなGAPの宣伝、その前でFさんが意思表示です。
私は、春休み用意思表示です。子どもたちが多く行き交うので良いのではと思い拵えました。
今日は久し振りの方が、道場親信さんです。
昨年から本を出される為に超忙しく広場には気持ちだけ飛んで来ていました。
その本も出版されて元気に参加されました。
「占領と平和」〈戦後〉という経験 青土社
少し値段が高い本ですが、お買い求めください。
高くて買えない学生さんは、近くの図書館に要望してください。
そして、読んで下さい。私も頑張ります。
広場に意見広告のポスターがあります。
http://www.ikenkoukoku.jp/
いよいよ、賛同締め切り日が近づいています。4月16日です。
さぁ、まだの方郵便局へ・・・。私のページの「明日も晴れ」の文字や平和のバンダナを
デザインして下さった鈴木一誌さんが、皆さんの思いを
素晴らしいデザインで拵えてくださいます。
力を合わせて声をあげましょう。
今日は話しかけて下さる方もいました。
私の所も「戦争はいけないね」と言われプラカードを読んでいかれました。
そして、自分の意思表示に来られた方も・・・・。
何時も西口やデモや集会など、そして沖縄の写真を撮っている山本英夫さんが
5日から開かれる写真展の意思表示に来られました。
でも、大切な写真を忘れられて私のレインボー旗で意思表示でした。
山本英夫さんの写真展は、下記のサイトでご覧下さい。
http://homepage3.nifty.com/ayasegawa/ee^iw.html
ここでも、ご紹介しています。
http://www.seiko-jiro.net/modules/news/article.php?storyid=323
寒かった広場も春を感じ、だいぶ楽になってきました。
さぁ、立ちませんか。
あなたの気持ちをプラカードに書いて「一歩」歩きましょう。
平和に繋がる歩みを始めましょう。
意見広告への賛同でもいい、集会に出かけることでもいい、
周りの人と平和に繋がる語らいでもいい、自分に出来ることを探しましょう。
皆が歩み出したらきっと今までにない個が活きて繋がりが出来ます。
個が活きた歩みをしましょう。
そして、仲良く繋がっていきましょう。(おおきせいこ)
素敵な会の報告 大木晴子
05年3月26日に行われた『表現者はリレーする 声をあげよう女たち いま、語り、描き、写し、歌い、舞うとき…』は素敵な会でした!!その報告ページです。
司会は無し、出演者のひとりひとりが自己紹介をしながら思いを表現していきます。
会場が暗くなり、スクリーンにパレスチナの子どもの映像が映し出されました。最初の表現者は、ジャーナリストの古居みずえさんです。
パレスチナで撮ってきたビデオで子どもたちがどんな日常を送っているかを見せていただきました。
争いのない世界にと願わずにはいられませんでした。
2番目は歌手の矢口周美さん、オートハープを持って登場です。
矢口さんが歌われた「死んだ男の残したものは」は、私もよく歌います。
続いては、渡辺一枝さんが語ります。
今は春。
コブシが咲き、沈丁花は香り、
じきに桜も咲くだろう。
卒業する子、入学する子、
巣立ちの時、門出の時の、今は春。
けれども私たちは、今その子らに
「希望」をかたれるだろうか。
「明るい未来がある」と言ってやれるだろうか。
こんなに光がまぶしい春なのに
不安と、憤りと、悲しみが心を満たす。
私は私らしくお茶目を言ったり
笑ったり、歌ったりして暮らしたい。
子どもたちに、希望を語りたい。
だから、
だから、私は言う。
「戦争はいや、
二度と戦争への道は歩かない」
一枝さんは、いつも持って歩くステッカーを貼ったバッグを見せて、自分が出来る表現方法で思いを伝えていきましょうと、そして同じ思いの人たちでつながりあいましょうと、この会の主旨を話されました。
次は弁護士の猿田佐世さん(写真右側から)、ソプラノ歌手の近藤日佐子さん、この会の事務局の和田隆子さんの3人が一緒に舞台に上がりました。「憲法」で、運動をしている方たちです。これまで同じ場で一緒にという機会がなかった3人が語ります。
猿田さんは「憲法行脚の会」で頑張る弁護士さんです。
近藤さんは「9条連」、生かそう憲法9条の精神で・・・。
和田さんは「第9条の会・オーバー東京」です。アメリカ人のチャールズ・オーバービーさんが提唱して進めているアメリカの憲法にもこの9条を、に連帯して、守ろう日本の憲法9条で活動しています。
「憲法」改悪させない、の思いを共にお互いに連絡取り合い活動していきましょうと3人で再確認の意思表示でした。
歌手の近藤さんがアカペラで「あかいとりことり」と韓国の童謡を歌われました。
画家の小野絵里さんは、作品の油絵を大きな画面でスライドで写して「命」に寄せる思いを語りました。
続いて小林カツ代さんの登場です。
地球の裏側のカナリア諸島(スペイン)に広島長崎広場があり、そこに日本国憲法第9条のスペイン語訳が陶器板に記されている碑を見に行った時の話を、巧みな話術でみんなを笑わせながら話してくれました。
兵器をつくるお金を食べ物に換算したら…と例えて、兵器にできることは人を殺すことだけ。食べ物は人を喜ばせ幸せにさせる。北朝鮮を経済制裁なんてしないで、食糧援助したらいいと笑わせながらとっても説得力ある内容でした。
続いては、小林カツ代さんのお友達、吉岡しげ美さんの歌になりました。
ピアノの弾き語りで与謝野晶子の「君死に給うことなかれ」。
とても、胸に迫るうたでした。あらためて言葉を噛み締めました。
吉岡さんは女性詩人の詩に曲をつけて歌っていますが、「与謝野晶子がこの詩をつくって100年、今も世界には『君死に給うことなかれ』といって泣きながら夫や息子を送り出す女性たちがいる。この詩が過去のものになる日はいつ来るだろう。早く来て欲しい」と語られました。
舞台のピアノが片付けられるとそこに若者が表現者で登場でした。
福永 彩さんんのダンスです。流れるような躍動感で思いを伝えてくれました。踊り終えて「おばあちゃんの腕には戦争で受けた、傷跡がある」と話し、おばあちゃんへの思いをこめて踊られたことがわかり温かい風が会場に満ちあふれました。
着物姿で現れたのは、染織工芸家の木村民世さん、友禅染めの作家。
それまで着物地にばかり染めていたけれど、イラク戦争が始まってからは、イラクの人たちへ寄せる思いを自分の仕事で表現できないかと考えるようになったが自信はなかった。友人に「囚われのファルージャ」という本を貰って読むうち、やはり作品にしようと取り組んだ。個展を見に来たドイツ人が「ベリーグッド」と言ってくれ、若い青年が「写真や文章ではない伝わり方から感銘を受けた」と言ってくれ、さらに作品をデジタルカメラで写してファルージャに送ってくれた人がいた。そして思いがけずファルージャから「自分たちを忘れずにいてくれる人がいると、勇気を与えられた。ありがとう」と手紙が届いたそうです。この日は、この会の為に染められた二点の作品を見せていただきました。
映画『軍隊をすてた国』をつくった映画監督の山本洋子さんは、コスタリカの話しを・・・。
渡辺一枝さんは、出されている通信の中で「「平和憲法」を持つコスタリカには、私もとても関心があります。いつかこの映画の上映会も開きたいと思っています。」と書かれていました。
この会の〆はこの方、横井久美子さんです。
「みなさん、ちょっと伸びをしてください」・・・・したところで「あくびのうた」で素敵な時間が始まります。
続いて、「花が好き、歌が好き、人が好き」みんなで一緒に歌います。
最後はみんなで「どこかで春が」を歌って終わりました。
今回もとっても、素敵な温かい会でした。
個が活きて皆と交わる。
様々な立場の人が同じ思いで繋がることが出来る。
平和への歩みが「一歩」と感じながら新宿へ向かいました。
そう、この日は、土曜日だったのです。(おおきせいこ)
一回目報告ページ
http://www.seiko-jiro.net/modules/news/article.php?storyid=123
二回目報告ページ
http://www.seiko-jiro.net/modules/news/article.php?storyid=259
28日、エルダル・ドーガンさんに面会してきました。大木晴子
28日は、目覚ましを3つかけて、少し緊張した朝をむかえました。品川の入管に先日収容されたエルダル・ドーガンさんに面会に行く為です。雨の中、早朝のジローの散歩で半分眠っていた身体が目覚めKちゃん、Sさんと待ち合わせた品川駅へ少し早めに出かけました。駅近くの郵便局を探して、辺野古と立川へのカンパを振込み、まよなかしんやさんに「地下広場」のビデオを送り待ち合わせ場所へ急ぎました。
品川駅からバス(品川入国管理局前下車)で15分ぐらいの所にある品川入国管理局のビル一階に面会をする為の手続きコーナーがあります。先ずは、受付の番号札を取ります。午前の受付は11時までです。Kちゃんと「早めに来て良かったね」と胸をなで下ろしました。実はKちゃんが少し遠くから来るので11頃で良いかなぁーとメイルが来たのです。私が「頑張って、早起きして!!」と頼み10時の待ち合わせになりました。だからセーフでした。
ここは、全体に案内が不親切で、11時に番号札を終わりにする時も日本語での案内しかしなかったので札を取ってない外国人が数名いました。私は、壁に絵で順番にしなければいけないことを表示してあげたら良いのにと思いました。誰か一人銀行などにいる親切な案内人がいればどんなにか喜ばれることでしょうと感じました。
差し入れる品物の制限もあります。食べ物は駄目でした。同じ一階にある売店で下着や靴下買いました。これは、愛知のSさんのカンパがまだ一万円残っていましたので3520円を使わせて頂きました。その他に私が撮ったドーガンさんさんの家族の写真A4の大きさに伸ばして6枚とドーガンさんのことを書いたニュースを印刷したものは、差し入れることが出来ました。でも写真が折れないように入れたファイルは戻されました。
これらの物は、袋などに入れて持って行きます。
備えられた用紙に氏名、住所等を書き、呼ばれるのを待ちます。
一回目に呼ばれると身分証明書と用紙の確認を赤字で記入されます。それから再度呼ばれて確認、私たちは面会室がある7階へ行くよう指示されました。
7階に着き呼ばれるまで待ちます。呼ばれると差し入れの荷物を渡し、私たちの荷物を預けるロッカーの鍵が渡されます。そして指示された部屋に行って待ちます。
ドアーを開けると真ん中で仕切られた二畳ほどの部屋、仕切りの分厚いアクリル板と目の細かい網になった15センチ程の所が唯一ドーガンさんと同じ風を感じられるのかととても切なく思いました。
彼を待つ間に、メモ用紙ぐらいは持って来ても良かったのではとかこうすれば良かったと三人で話をしました。次回は・・・・。
待ち時間2時間、会える時間は10分間です。私たちは、ドーガンさんの話を聞き続けました。
内容の細かい掲載は、彼と彼の家族が平和の歩みが出来た時に・・・。
ドーガンさんは、心配しています。
4月7日(木)に出頭日の家族がその日に、収容されて一緒にトルコに強制送還されるのではと心配しています。下記の呼びかけがあります。ぜひ、お時間をつくり参加して下さい。
一人でも多くの人がこの家族の幸せを願い、人として恥ずかしくない生き方を意思表示出来たらと願っています。その場所に多くの人がいることで、家族を守る大きな力になります。(おおきせいこ)
●4月7日(木)
「デニズ・メリエム・メルヴェ・メモシュ出頭日」
集合場所:品川入国管理局前
集合時間:午前10時30分
子供たちのお父さんである、エルダルさんが現在収容中で
ある為、残りの家族も収容されてしまう危険があります。
万が一、残りの家族が収容された場合には、
一家まとめてトルコに強制送還されてしまうと思います。
ドーガン一家は現在、カナダに出国するための準備を
進めています。
彼らを無事にカナダに送り出すために、これ以上家族を
収容させるわけにはいきません。
また、長女のメルヴェは、4月6日に小学校に入学します。
カナダに出国する間までに、日本の友達を作ることを、
今から楽しみにしています。
皆様、収容を阻止する為に、どうか品川入管前に
お集まり下さい。
クルド人難民二家族を支援する会HP
http://homepage3.nifty.com/kds/