雪が舞う中、防衛庁へ!そして新宿西口へ! 大木晴子
土曜日は31日の打ち合わせもあり、帰宅したのがもう日付がかわる頃、直ぐに降る雪の中をジローと散歩へ。
「明日の朝霞の集会とデモ!明日も晴れって、母さんのページの名前のようになれば良いね。」とジローに話しかけ美しく落ちてくる雪を見る。気持ちがすっきり、ジローに感謝。
写真の整理から始める。78枚撮ったが使えるのは、数枚。その処理にけっこう時間がかかってしまう。気がつくと明け方に、早く投稿原稿を書こうと気は焦るのですが書けません。「寝てから書こう」!
日曜の朝、良い天気。朝霞の「日米共同軍事演習反対!」集会とデモに行けないけど気持ちは一緒です。
17日は、15日に朝日新聞に掲載された「意見広告」を見て初めて集会やデモにいらっしゃる皆さんに何が出来るだろうと考えました。
先ずは、意思表示の為に「意見広告」をカラー版にデザイナーの鈴木一誌さんそしてアシスタントのТさんに拵えていただいたプラカードを持って「殺すな」バッジとシールを販売することにしました。
家を出る時に、迷いました「殺すな」バッジを何個持っていこうか袋の中に入れたり出したりして、それは売れ残ったらデモや西口に持っていかなければならないからです。重いのです、これが!
雪になるらしい、一つ包みを諦めて、それでも90個とシールを20セットそしてプラカードを持って水道橋駅でのチラシ配りから参加しました。
私は、お知らせチラシを配る皆さんの側で「私たちは戦争に協力しません」と力強く書かれた意見広告のプラカードを持って立ちました。
反応有り、「これこの間の意見広告よ」と通りながら話すご婦人が、目に留めていかれる人たちチラシの受け取りは何処でも同じ寂しさを感じますが私たち参加者は、意見広告が出たことで元気をもらい表情に活気を感じました。
「寒さなんかに負けない」とプラカードを持っていますが、やっぱり寒かった。
続いて市ケ谷の外濠公園、小さな公園です。入り口近くできれいな黄色に黒文字の「意見広告」を足下に立てかけて「殺すな」バッジ・シールを販売しました。
私は「『殺すな』バッジを付けて参加しませんか」と声がけすると意見広告を見て初めて参加される方々が次から次と買われて集会半ばで完売。
置いてきたバッジを後悔しました。まだ欲しいと言われる方には、「明日も晴れー大木晴子のページ」のアドレスをお渡ししました。
いま、こんな時代だからこの「殺すな」バッジを付けていただきたい のです。(このページ、「バッジとシールのご案内」をクリックしてください)
集会会場でたくさんの人が同じ「殺すな」バッジを付けているのを見て、意見広告の賛同者名入力などで頑張られた吉川勇一さんは、とても嬉しそうなお顔をされていました。私まで幸せ気分に!
さあ、デモ出発です。参加者250名ぐらい。
「自衛隊はイラクへ行くな!殺すな!殺されるな!」の声。
防衛庁前では、各参加団体が声明文を読み上げ、私が参加している
市民の意見30の会・東京も「イラクへの自衛隊派遣隊員の速やかな撤収と今後のすべての隊員の派遣計画の撤回を求める市民の要請書」を力強く読みました。
声明が読み上げられている間、デモ参加者は、その場に止まり大きな声で抗議の声をあげ続けました。
私は、意見広告と同じ大きさの西口用に用意していた縦60センチ、横46センチの「戦争はイヤだ!ワン」のジローと殺すなのマークが入ったプラカードも一緒に持って立ち続けました。
デモコースは、丁度良い距離でした。初めての方にもお身体の調子がいま一つと思われる方々にも無理なく歩けたのでホットしました。
初めての皆さん、また何処かのデモ会場でお会いしましょうね。
新宿の意思表示まで少し時間があるのでお茶の時間を吉川勇一さんや意見広告事務局の中心で力を注がれた井上澄夫さん、西口参加者で和やかに過ごし、5時を少し過ぎると誰ともなく腰を上げ新宿へ向かいました。
四谷から快速電車で一駅、30分前に着いた私たちは、小田急前地上に向かいます。もう、丁さんが一人で立っていました。彼女は「今日は、会議で6時から参加できないから少しだけここで意思表示よ」と嬉しい心強い言葉を聞かせていただきました。
雲さんは、この日買われたレインボーの旗も一緒に、「踏み出すな!イラク派兵は 破滅の世紀への一歩だ!」と新しいプラカードでした。地下に移動する頃には8名参加、だんだん地上も多くなりますね。
地下広場に立つと直ぐに、真言貧宗総本山・城北山貧楽寺住職と言う名刺をいただき、若い僧と話しをしました。彼は「ボクは元、自衛官を4年していた。」と言い、小柄な彼は、航空自衛隊にいたが「自分のような障害者は」と言って右顔の火傷の後を引っ張って見せた。
昇進試験を受けても受からず、諦めてやめ、僧侶になったと言う。僧になって2年目、渡された名刺の住所には、インターネットで調べてもそのお寺を見つける事は出来なかった。
ブッシュを信仰心のある良い人と言い、徴兵制になり成人式で暴れる若者を2年ぐらい入れた方がよいとかまとまりの無い話をしていった。持っている托鉢には、チョコレートなどと一緒にかなりのお布施が入っていたと後でこの僧と話していた男性が教えてくれた。
話に夢中で、撮らせてもらえばよかった写真、質問すればよかった、この托鉢でいただいたお金は何に使われるのですかと・・・。
何か、昨年この広場で毎日のように行われていた三宅島の募金、拉致被害者への募金活動に何処か似たわりきれなさを私は感じた。
今日は、会議や集会などいろいろ動きがある日でしたが、地上だけで帰られた人も入れて16名の意思表示でした。
いつもの警備員さんは、ピースのお兄さん(フライパンさんのこと)いないね、あれ!着物のご婦人もと・・・。
よく見ていますね。
大丈夫ですよ!来週は揃いますから。(おおきせいこ)
★☆★☆★☆★
さぁ・さぁ忙しくなりますね。
意見広告にも載りました。
集会やデモです。「殺すな」バッジ・シールを持って参加しています。
声をかけてくださいね。
★「1・23シンポジウム」
『さてどうやって イラク派兵と憲法改悪を止められるか』
1月23日(金)18:30会場・19:00開会
文京区民センター3階A会議室(文京区本郷4?15?14)
地下鉄丸ノ内線・後楽園から徒歩3分
都営三田線・春日駅から徒歩0分(A2出口直上)
パネリスト・ダグラス・ラミスさん(政治学者)・天野恵一さん(戦争協力を拒否し、有事立法に反対する全国FAX通信)・吉川勇一さん(市民の意見30の会・東京)
★ 「もう戦争はいらない」
WORLD PEACE NOW 1・25
日比谷公園野外音楽堂 12時開場
詳しくは、サイトで見てください。
http://www.worldpeacenow.jp/
2004年1月15日、朝日新聞朝刊に「意見広告」が!大木晴子
14日の午後に明朝の朝日新聞に掲載と連絡を受けてからもうドキドキしながら待っていました。
配達の方は6時過ぎ「待てない」私は家から15分ほどの所にある販売所へ午前3時少し前に行って先にいただけるように夕方、お願いに行ってきました。
昨年の5月に出した「意見広告」が出た日も私は夜中にジローと新聞を取りに出かけました。
5月は、賛同金が足りず朝日新聞に掲載できませんでしたが今回は、賛同者は倍以上になりました。
団体が220、個人が5,118名という数字です。そして個人は一口2,000円、団体は10,000円という訴えだったのですが、総額はなんと3,000万円近くになりました。
朝日新聞だけでなく、北海道新聞にも載せることができました。
地元で反対運動をされている皆さんとより強く繋がる運動になったことがとても嬉しいです。
今回もデザインは、鈴木一誌(すずきひとし)さんです。
「私たちは戦争に協力しません」大きな文字が目に飛び込みます。
その文字は、私たちの心根を映し出す暖かく優しくそして力強い文字です。
全国の反対運動の日程が入りました。
さぁ、動き出しましょう。自分ができることをしていきましょう。
隣に、前や後ろに、同じ思いの人がいる。一緒に歩き出しましょう。
東京は、17日(土)防衛庁抗議行動です。
午後2時30分より集会・午後3時デモ出発
場所:市ケ谷・外濠公園(JR市ケ谷駅近く)
その後私は、新宿西口地下広場へ向かいます。
6時から7時まで反戦意思表示です。(おおきせいこ)
「意見広告」が出ますよ!
皆さん、明日15日、朝日新聞朝刊と北海道新聞に「意見広告」が載ります。
詳しくは、吉川勇一さんのサイトをご覧下さい。
http://www.jca.apc.org/~yyoffice/103shinnennnoHoukoku.htm
私は、夜中の3時にジローと販売所に行ってきます。
詳しくは、朝までに掲載予定です。(おおきせいこ)
皆さん、明日15日、朝日新聞朝刊と北海道新聞に「意見広告」が載ります。
詳しくは、吉川勇一さんのサイトをご覧下さい。
http://www.jca.apc.org/~yyoffice/103shinnennnoHoukoku.htm
私は、夜中の3時にジローと販売所に行ってきます。
詳しくは、朝までに掲載予定です。(おおきせいこ)
ボク、こわさないよ!(柴犬 ジローの話・2) 大木晴子
上の写真は、ジローが我家にきた時からの友達、縫いぐるみの動物たちです。
ジローが何処にいるかわかりますか。
ジローが生後5ヶ月になったある日、義父の食事時間ぎりぎりに帰宅した私は、いつも飛んでくるジローが来ないことに不安を覚えながら居間に行くと部屋の真ん中で座り、固まっているジローを見つけました。
ジローの前には、手から綿が飛びだしているぬいぐるみと綿のかたまりがありました。
ジローは、その手を見つめ哀しげな表情で座っていました。
一瞬、迷いましたが義父の食事を30分待ってもらうことに・・。
そのぬいぐるみをテーブルの上に置き、ジローをその前のイスに座らせました。
針箱を用意して、私はジローと向き合いました。
彼は、壊れたミニーちゃんも気になるし、母さんはこれから何をするのだろうと不安げに私を見つめていました。
白糸を針に通し、結び目を作り、ミニーの手のひらに飛び出した綿を戻した私は、ジローに「これから、ミニーちゃんチクチクしますよ。とっても痛いのよ。よく見ててね。」そう話し縫い始めました。
ジローは、目を点にして私の指先を見ています。
時々、厶ニャ厶ニャと何か話をしながら見ていました。
直し終わるとジローは、ぬいぐるみの傷口をナメ始めました。
暫くして、私が台所から出てくる頃には、彼はミニーの手に頭をのせて寝息をたてていました。
初めての緊張した時間に疲れたのでしょう。
この時から、彼はぬいぐるみを大切にするようになりました。
その話を聞いた友人からは、捨てるに捨てられないでいた思いでのぬいぐるみをジローにといただき、私たちも何か記念日には、プレゼントしてきました。全部健在、その数は60個近くになります。
ジローが我家に来てはじめての友達は、クマさんです。
生後3ヶ月目のワクチンも終わり、外のお散歩ができるようになったジローは、
一月のボロ市で父さんから買ってもらいました。
名前をクマピーとつけて今でも嬉しいことがあると必ずこれを持って、足にしがみついて甘えてきます。(おおきせいこ)
地上と地下で2時間の意思表示!大木晴子
もう、何となく始ってしまいます・・地上から意思表示。
10日も5時少し過ぎに小田急デパート前地上に着くともう雲さんが
背筋を伸ばしプラカードを持たれていました。
モノトーンのそのプラカードは人々の目を止め、訴え続けていました。
私が立ち始めると横に3人の若者が、先日撮影許可が出ないと
言っていたジャーナリストを目指す学生さんたちです。
「諦めないで撮る事にしたのね。良いことよ。」
と私が言うと嬉しそうな笑を浮かべカメラを回し、昔の様子など
調べて準備してきた質問が立っている間、続きました。
Aさん、Kさん、Mさん、KY生さんそして雲さんと私の6人は
そのまま地下広場に移動し、いつものように一人また一人と増えて
22名での反戦意思表示でした。
私は何人かのプラカードをデジタルカメラに収めさせていただきましたが
特にここで写真を撮っても今まで注意されたことは、ありませんでした。
しかし、3人の学生は、また警備員さんに声をかけられていました。
暫く、側で話を聞いていましたが、交番に行って話しましょうと
言われているので中に入りました。
「この子たちは、個で撮影に来ているんで携帯で私たちの様子を
写していく人や私も皆さんを写していますが何も言われていませんよ。
どうしてこの学生さん達は撮影してはいけないのですか。
写される私たちが良いと言っているのに・・・。
とにかく警察で聞くようにということになり私と三人の学生は、交 番に・・・。
これが、また・・・。
今までの経緯と写される私たちが許可していることを伝えましたが警官は「新宿署で撮影禁止といったのでしたらその通りです。」の一点張り、返事は繰り返し同じでした。
私は「この学生さんは、個人で撮影をしています。写される私が良いのですからこのまま撮影を続けます。」と言って帰ろうとすると「そんな許可だしていません」と後ろの方で聞えたような気がしました。
元の場所に戻ると暫くしてまた警備員さんと学生達の話し合いが始りました。
三人の若者は、必死に話しています。目を赤くして話している学生もいます。
初日よりも頑張っている様子に「しっかり、あなた達は、ジャーナリストを目指しているんでしょう」と心の中で叫んでいました。
しかし、その後これからは地上の意思表示を軸に撮っていくと教師と決めましたとメイルが届きました。
「おいおい、そんなに早く諦めちゃうの。1月31日に上映する「地下広場」を見て、あなた達は何を考えたか今度は私が質問しましょうね。」「撮る側のいる位置がどんなに大切かをそしてそれをまもる情熱を持ち続けてほしいなぁー」(おおきせいこ)