何時も西口で一緒に反戦意思表示をしているＫＹ生さんから素敵なメイルが届きました。掲載のお許しをいただきましたので皆さんにお伝えします。

新宿西口地下反戦意思表示　の仲間の皆さん！ＫＹ生です。

　昨日、帰宅途中、時間があったので、新宿西口小田急デパート前歩道橋の下で、反戦平和意思表示をやりました。18:30-20:00。いつも鞄にはA3のプラカードをもっているので、時間が有ればすきなところで一人で立てるのです。
昨日、掲げたのは、広島の被爆者と中東の劣化ウラン弾被爆胎児の写真に核兵器を捨てよ！劣化ウラン弾＝核兵器！とかいたもの、と、「殺すな」の横に自衛隊イラク派兵反対と書いたもの。
　最初のものは8/6の３日連続Standingの時につくったものですが、写真が強烈なので、眼を止めてもらい、それから、「自衛隊を送るな」のメッセージを読んでもらうつもりでした。
また「劣化ウラン弾で汚染されているイラクへ準備もなしに自衛隊員を送って被爆させたいのか」というメッセージもこめてある。
　かなりの人の目線がこちらに向かい、プラカードの文言を呼んでいるという手ごたえはあった。
　ある女性は通り過ぎたあと、わざわざ戻ってこられて「私も全面的に賛成ですよ。この前のデモ（9.27）には行けなかったけれど---」とエールを送ってくださった。
　そろそろ19:30で、終わりにするかなと思っていたところ、一人の同年輩の男性が立ち止まってじっと見てくれている。
このマーク（「殺すな」）は中学の頃、つけたという。今も「どこかにあるかもしれない---」とも。　
　「大量破壊兵器は出てこないし、石油利権の為に先に仕掛ける、しかもデイジーカッター爆弾、クラスター爆弾、劣化ウラン弾とあらゆる非人道兵器をつかった。アメリカが一番の大量破壊兵器保持国だ。　劣化ウラン弾の事はマスコミはちっとも報道しないし---」。　小生よりずっと的確な把握をされている。　　
　しばらくお互いに思いを吐き出し
持っていた殺すなバッジをおゆずりした。
　彼は一枚のビラを大事そうに取り出し説明してくれた。
「このイベントには来られなくてもいいのですが、一人でも多くの人に日本に夜間中学というがあると言う事を知っていただきたくて---」と説明され、それを支援する運動をやっておられると言われた。　今、「全国で８都道府県に35校あり、約3000人が学んでいるが、厚生労働省はこれを目の敵にして予算削減、良心的先生の配転を繰り返し夜間中学をなくそうとしている」とのこと。マスコミはちっとも報道してくれないとも。
★このイベントは、イベントカレンダーを見てください。
　「いまが踏ん張りどころ、じっくり長く一人でもいいからがんばろう」ということで辺見庸さんの話にもなって、30分以上話しこんでしまった。お互いに愚直なまでに続けよう、という事でエールを交換してわかれた。
　素敵な時間、いい出会いだった。　
その彼からは、「私が斃れても誰かが傷だらけになりながらも闘って居る、それで報われるのです。熱い連帯の挨拶を送ります。」
とのメイルが夜中に入ってきた。03-10-01

あなたは、何処でやりますか。　　　大木晴子

土曜日の６時に「あっち、こっちで反戦の意思表示」が出来たらいいですね。
岸和田での講演を終えて細井さんからメイルが届きました。

「反戦スタンディングの薦めもしてきました。同じ時刻に岸和田でもやりましょうって。私が今までに講演してきたところに呼びかけようと思う。土曜日6時からの反戦スタンディングを。日本のあちこちで始めたらどんなに面白いか！実はこれＫさんのアイデア。」

そうです。ベ平連（ベトナムに平和を市民連合）が昔？、日本中にあったように同じ時刻に同じ思いの人たちがいろいろな場で立ち始めたら・・どうでしょう。
私は、もっと強くなれる。そして、平和への道を力強く歩みます。
あなたは、いかがですか。

西口で何時も優しい笑顔で参加の0さんからのメイルには、私の精一杯の主張です。「あらゆる戦争とテロに反対し、平和を希求し続けよう。」といろいろな角度から書かれていました。最後は、「世界はアメリカの一極支配体制に向かっておりますが、世界中の市民が安寧に暮らしていくためには、私たちひとりひとりが平和を希求する心を常に持ちつづけて、国際紛争の解決の手段として戦争や暴力を用いることを強く排除し、アメリカ政府に間違いがあれば同盟国として真摯に正していくことを決して放棄してはならないのであります。」

そうです。叫び続けなくては、平和を希求し続けましょう。

教育現場で頑張っている方からは、「教育現場は大変で、社会の縮図そのもので、こどもたちの心もなんだかぼろぼろになってきているようです。でもここまで世の中がひどくなると、もうこわいものもないかもしれません。　新宿西口は日本の良心なのでしょう。そこには良き人たちが集まってきます。このごろの私のモットーは「あきらめるな」です。希望の灯火は小さくても消えることはないでしょう。」と・・。

あなたも、自分にできるやり方で始めてみませんか。
西口では、「何処かに、反戦意思表示の広場が出来たら応援に行こうか」そんな声も出ています。「広場」が出来たら知らせて下さいね。一緒に頑張りましょう。03-09-30　（おおきせいこ）

　　　
　メッセージで書きました「私たちのカンパが・・・。」の報告とお願いです。
２７日の集会では、「殺すな」バッジ３５個を買っていただきました。
会場では、販売等は禁止でしたので周りの皆さんに「今日の殺すなバッジの代金の一部は、Ｈさんが直接イラクに届けてくださり、子どもたちの医薬品等になります。」と説明しました。
人から人へ繋がり、「持っているけどいただこうかなぁ」と言われて買ってくださる方。
「持っているからカンパだけ」と言われる方も・・・。

そして、西口に参加した皆さんも加わりカンパ額が２６０００円になりました。
皆さんに報告してＨさんに渡そうとした時「ボク、まだだった」と何時もカウントをしているＫさんが・・・丁度にしようと言われてカンパは３万円になりました。
Ｈさんは受け取る時に「重いカンパだわ」と言いました。
そうです、みんなの思いが詰まったカンパです。

　イラク行きが９月末の予定と聞いていましたが、１０月半ばに決まりました。
フォトアルバムでご紹介した日本山妙法寺の石橋さんも一緒に行かれます。
まだ、時間があります。１０月４日（土）・１１日（土）まで間に合います。
「私も！」と思われた方、西口でお預かりします。
その時に、１０分でも２０分でも一緒に立ちませんか。
03-09-28　（おおきせいこ）

新宿西口地下広場通信　03-09-27　　　　　大木晴子

　27日晴天。デモ日和でした。
一日、寂しい思いをさせてしまう柴犬ジローがかわいそうに思い、1時間半ほどの散歩を終えて家に着くと郵便屋さんが。
小田マサノリさんからのポスター「殺すなの原点」（私のフォトアルバムには「殺すなの眼」とタイトルにしました）が、届きました。
「凄い、今日のデモや西口で持ちたい」と考え、急いで伊東屋へ、頼み込んで定規やカッターをお借りし無事にパネル張になりました。
何時も、地下広場で使う物を持って横60センチ、縦85センチのプラカードを持ってのデモは少し辛いので、新宿のコインロッカーに走りました。

さぁ、芝公園に急がなくては・・・。
電車の中を走るような気分で都営三田線に乗り換えると、前にも後ろにもそして、手にも反戦の意思表示をしながら車両の中を行ったり来たりされている方に出会いました。（写真の掲載いいですよと言っていただきました）
御成門の出口からは、芝公園は初めてという方と話しをしながら会場へ。
集会が始まっていました。落ち着いていて発言者の思いも十分に伝わる良い集会でした。司会を務めた女性に好感を持ち、気持ちが一つになれました。
デモに移る頃には、心地の良い雰囲気ができ、私の横で歩く少し年上の女性が「海外に行っている子どもたち達から、世界の人はよく考え行動している、日本人はおかしいよ」と言われ、私も私で、出来ることをしようと思い、久し振りのデモなんですよ」と・・・。
長い距離を歩きました。でも皆の顔は元気そう。銀座の数寄屋橋交差点を過ぎる頃、私は空を見上げました。青い空に白い秋の雲が、そしてトンボが飛んでいました。

さぁ。今度は新宿西口地下広場に急がなくては・・・。
今回は時間があり解散地点まで参加し、東京駅から新宿まで移動です。
みんなの顔は輝いていました。
地下広場には、5分前に到着。もう柱の前には4?5人の人たちが・・・。
私がコインロッカーから荷物を持って戻って来た時は、広場にたくさんのメッセージが。
今日は、27名参加、一番、多い日になりました。
凄いでしょう。立つ柱の数も増えて、6本の柱にそれぞれのメッセージが
心地の良い風が吹いていました。
「月に1回しか参加出来なくてごめんなさい。」と言って立たれるご婦人は、これから恵比寿で映画を観るけど少し時間があるからと20分間の意思表示。
嬉しいですね。前にもどうしても立ちたいと終わりの2?3分を立たれた方もいました。気持ちが凄いです。
今日は、新しく来られた方も多く、和やかな会話ができました。
日本山妙法寺の石橋さんは、「西口はいまの日本の宝です」と立たれた感想でした。
終わった後は、福島から集会デモに参加そして西口に来られた青木裕一さんを囲んで優しい飲み会です。
同じ思いでいる人たちの語らいを見ながら、昔何処でも見られた人から人が思いを伝え、そこで学び合う、そして個がまた育っていくそんな光景を見ました。
今日の西口地下広場で・・・。（おおきせいこ）

「私のレシピ」　　　　大木晴子
南瓜は美味しく煮えましたか。

　特別に料理をうまく作れるわけでもないのですが、「私のレシピ」のコーナーを拵えたのは、１９８９年７月から始まった義父への夕食作りを2002年1月からデジタルカメラで、その夕食を毎日撮り始めたからです。

　データーが溜まり始めると、私の中に何か新しい風が吹き込みはじめました。
画像を見て、季節や色合いなどを考えたり、時々、頂き物など思い出になる品が絵に入るとまた楽しい記録になっていきます。

　義父の食事だけでなく、母から、義母からそして素敵な食べ物に出会った時に直ぐ作り、我が家の味にしてきたものを書きたいと思いました。
自分が心地よいと感じたものが、また何処かのお宅で作っていただき、味が伝わっていくのは嬉しいですよね。のんびり続けす。

　何かにこだわって、記録していく事。それは、いろいろ考えて反省したり、また頑張ろうと挑戦する気持ちになれたり、何より良いのは、自分を褒める「美味しそう」と言って！素敵な気持ちになります。

是非、お勧めします。小さいお子さんのいる方、「お弁当」とか「おやつ」とか、お子さんの笑顔・泣き顔など記録して、その時の事を覚えていることって素敵だなぁーと思います。

　2回目「私のレシピ」は、「母のおにぎり」です。近く、母が作ったおにぎりの話を「エッセイ」のコーナーに載せたいと思います。03-09-25（おおきせいこ）
連絡先・seiko@seiko-jiro.net