メイン つぶやき 2006年6月15日・・・樺美智子さんを・・・小林トミさんを・・・。 | 投稿するにはまず登録を |
フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
投稿者 | スレッド |
---|---|
seiko | 投稿日時: 2006/6/16 22:48 |
管理人 登録日: 2003/9/21 居住地: 投稿: 3623 |
2006年6月15日・・・樺美智子さんを・・・小林トミさんを・・・。 1960年6月15日、自民党岸信介内閣による 日米安保条約の改定に反対する学生、 労働者が国会正門に数10万の人びとが 抗議に集まり、国会を取り囲み、 警官隊と激しくぶつかりあう騒然たる中、 ひとりの女子学生が圧殺されました。 樺美智子 さんです。 今年も 「声なき声の会」 の集会に参加して 国会南通用門へ献花してきました。 集会の様子は、 吉川勇一さんのホームページ に掲載されています。 お訪ねください。「News」欄の所です。 集会をした池袋の豊島勤労福祉会館を9時近くに出て 急いで地下鉄で国会議事堂前へ・・・。 小雨の中を南通用門へ行くとSさんが一時間近く 何度も職務質問をされながら私たちの到着を 待っていました。 新宿西口で意思表示している雲さんとSさんが 一緒の献花になりました。 雲さんは、吉川さんの文章にも紹介されていますが集会で 中学2年生だった60年安保の時の様子をはなされました。 昨年は、いろいろあった6月15日でしたが・・・ 「今年は、静かに献花させてくださいね。」と 門近くに立つ私服の方へ言いながら通ると 苦笑した顔が見られました。 献花がおわり捧げた花は持ち帰らなければなりません。 今年も香りの良い白いクチナシの花と小ぶりの向日葵で花束を作り 6月7日が命日でした吉川祐子さんに供えていただくことにしました。 “とてもいい香り”と吉川さんに喜んでいただきました。 恒例の新宿の喫茶店へ移動してここでも鶴見俊輔さんの 楽しいお話を聞くことが出来ました。 一緒に行ったSさんも感激!! 吉川さんは、鶴見さんの著書を持って来られサインをして頂いていました。 その本は、2006年3月に新潮社から出版された 『米交換船』 (著・鶴見俊輔・加藤典洋・黒川創) 黒川創さんは、今日の集会に参加されてお生まれが1961年の6月15日で、 小さい時ご両親とこの6月15日をたくさんの人と過ごしたことが 自分の誕生日を祝ってくれていると思っていたと話されて皆さんの 笑い声で会場が更に和やかに・・・・。 誕生日のお祝いに、「雲さんの平和」のバンダナを差し上げました! 家に帰り、連れ合いと話しました。 彼は、60年の時は中学一年生でした。 樺美智子さんが亡くなられ、三日後の18日にあった 大きなデモを見に(心は参加していたようです) 自転車で渋谷の南平台(岸信介の自宅)を通り 国会へ走って行ったそうです。 後に『人知れず微笑まん』 を読んだ時の思いは忘れられないと・・・。 「人知れず微笑まん」は、樺美智子さんのご両親の手でまとめられ その本の名は下記の詩から・・・墓標にも刻まれた詩です。 「最後に」 誰かが私を笑っている 向うでも こっちでも 私をあざ笑っている でもかまわないさ 私は自分の道を行く 笑っている連中もやはり 各々の道を行くだろう よく云うじゃないか 「最後に笑うものが 最もよく笑うものだ」と でも私は いつまでも笑わないだろう いつまでも笑えないだろう それでいいのだ ただ許されるものなら 最後に 人知れずほほえみたいものだ (1956年 樺美智子作) (06-06-16・おおきせいこ) |
フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
題名 | 投稿者 | 日時 |
---|---|---|
» 2006年6月15日・・・樺美智子さんを・・・小林トミさんを・・・。 | seiko | 2006/6/16 22:48 |
投稿するにはまず登録を | |