出会いって不思議ですね。
今朝の散歩から帰ると道を隔てて建つアパートの駐車場に
「あれ！ ムキンポさん のページに載っていた車かなぁ?」
「あの?、ワンちゃんか猫ちゃんが亡くなったのですか」と
写真を撮っていた男性に声をかけました。



名前は、トトちゃんです。
「となりのトトロ」から名付けられたトトちゃん。
アパートの窓に猫の影が見えて「猫ちゃんがいるんだ！」と
何時もどんな猫なのかなぁ?と思っていました。
お話をうかがうと一緒に飼っている犬と仲良しのいい子だったそうです。
はやく、仲良しになっていたらゆきが喜んだとおもいました。



トトちゃんが納められ、飼い主の添える手が最後の
優しさを伝えていました。



戸が閉められて、９８０度の熱で焼かれました。



約一時間、みかんが色づき、上空には可愛い雲が浮かび
なんと、迷彩柄のヘリコプターまで低空で飛んで行きました。



時間が経過し、温度を２００度ぐらいに冷まし扉が開きました。
可愛い骨壺に納められ飼い主の手に抱かれました。



私は家に戻り、ジローとゆきにこの話しをしてあげました。
何だか神妙に聞くふたりが可笑しくてふわっと心が温かくなりました。
「天国で次郎お兄ちゃんと会えるといいね?」
（07-11-26・おおきせいこ）

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出会った業者さんに毎日新聞の記事を見せていただいた。
「ペット火葬：ブーム便乗の悪質業者横行　数十万円の請求も」

トトちゃんの火葬をした品川区西中延にあるこの会社のチラシの書き出しは・・・
「日本の法律ではペットはゴミ扱いされています」という書き出しで始まっています。
担当したお二人は、素朴で穏やかな年輩者でした。
トトちゃんの飼い主さんは、インターネットで料金等を調べて
良心的なこの会社を選ばれたと言われました。
我が家にも何れ訪れること、いろいろと考える出来事でした。

「火葬場が出向く」という発想と、車の中なのにそんな高温になる炉が設置出来るという技術。コレは知りませんでした…。
因みに実家で飼ってた愛犬は、お世話になっていた獣医さんトコで紹介してもらったペット霊園附属火葬場で火葬してもらいました。ソコにお墓を作るという人も多いのですが、実家からかなり離れていたので、御骨を持ち帰って裏庭に手作りのお墓を作って埋めましたm(_ _)m

私の実家では、庭に埋めて土にかえしてあげました。
大木の庭にも大昔に飼っていたヤギも何処かに・・・。
先代オオラカも眠っています。
道で車にひかれていたカエルさんも
巣から落ちた雀の子もたくさん・・・。
みんな、土になり樹々の成長を助けていますね。
それが、自然でいいなぁ?とおもいます。
（07-11-27・おおきせいこ）