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     青山晴江さんの詩集「ろうそくの方程式」
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seiko
投稿日時: 2016/7/27 3:01
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
青山晴江さんの詩集「ろうそくの方程式」


青山晴江さん、新宿 西口で一緒に平和を育む友人です。
穏やかで優しい静かな風を地下広場に運んでくる。



青山さんを詩人だなぁ〜と感じた時があった。
一緒に行った沖縄で読谷村の金城実さんのアトリエを訪ねた時・・・・。




私が一眼レフのシャッターを押していても彼女は気がつかなかった。
作品の中の魂に問い!話しかけそして微笑んだ。
その姿は美しかった。

この詩集「ろうそくの方程式」を読んでそして二度目を読んで
同じ想いを体験してるのにこの描写!深い言葉で表現出来る素晴らしさに感動しました。
西口の村雲司さん、 telesiaさん、そして志村建世さんがブログに書評を書いておられます。掲載します。
2016・07・27(おおき せいこ)



「新宿西口地下広場・反戦スタンディングと私」

安倍政権は、デモや集会であげられた声を「気にして」、きちんと議論したプロセスの上ではないような、懐柔策をちょこちょこと出してくる。
奨学金、待機児童の問題…「ああ、わかりました。○○してあげましょう。」…「上から目線」だ。従軍慰安婦問題、沖縄と国との裁判も、なんだか穏便にうまくやり過ごして参議院選挙を迎えた(そこまでかもしれないが。そして、根本的には解決していないのに。。)
本当に上手に、焦点をぼかす、そして国民の声を聞いている態度を表して、施策をほのめかしてガス抜きをする…
蹂躪されているような不快感、それでも、なんとなく「私たちの声を反映してくれているんだ」という感覚、そして、議論するよりも、それに流された方が、確かに楽だ。
「安倍総理さまについていきます」そんなはずはない、でも、結果的に、去年の夏に覚えた激しい怒りは薄められていき、政権の動きを黙認してしまっている。
でも、それでいいのか?もう一人の自分が叫ぶ。そして、そちらが本当に「自分の頭で考える」本来の私の声だ。
 弱体化するリベラリズム、という朝日新聞の特集を見て、やはり、私が感じていた「空気」はそうだったのか。。と落胆、毎週新宿駅西口に立つ、地に足のついた市民運動がむしょうに懐かしくなった。
そこに行けば、私の中で(大切なものだと思っているのに)小さくなっていく「流されまいとする気概」を強めていただける、そう考えた。
おりしも、ボランティアと講演会で三連休は上京の予定・・・仙台から東京、そして人と会う約束の横浜へ。用が終わって横浜から新宿まで40分弱・・・間に合いますように・・・走るように改札口を出て、まっしぐらに向かった地下通路の柱の前に、たのもしい仲間の方々が、手作りのメッセージをめいめい持って立っていらっしゃった。
みなさんの笑顔のあたたかさ、手書きのメッセージの力強さに改めて安心を感じた。
なつかしい、頼もしい、きれいな晴子さんに会いに行き、とびつくようにして握手を求めた。
晴子さんも喜んで迎えてくださって、ほんとうにありがたいこと・・・ご自身病を抱えながら、周りの人々を、社会の運動を、生き生きと楽しそうにパワフルに支えていらっしゃる。
うじうじと自分のことでいっぱいになりがちな私は、晴子さんのように優しく強くなりたいと思う。

私が目覚める何十年も前から、日本がよい方向に行くように願い、「それぞれ個として」市民の声をあげ続けていらっしゃる、反戦スタンディング活動。
晴子さんは、「心のよりどころ」と表現された。
社会の問題を「見つめる」目、国の方向性を国民として考え、示す、毅然とした姿勢。
みなさんのお姿をよく目に焼き付けようと思った。 

 そして、詩集「ろうそくの方程式」、著者の青山晴江さんとの出会いがあった。青山さんは、日常の生活者の視点から私たちの生きる時代の大きな流れを見つめておられる。敏感な詩人の心は恐れおののき、言葉をそれを隠さないまっすぐなものだ。だから、真に、現代の寄る辺ない個々の市民の不安を表現している。私の気持ちも代弁していただいている。まっすぐだが選び抜かれた言葉が、胸に重くとどまり、突き刺さったかと思うと、結局、共感の響きのうちに私を包み、心を温めてくれた。
丹念に描かれた家や街の風景の絵は平和でいとおしい日本の情景で、不吉な未来の予感を打ち消すようにほのぼのとしている。詩人は、きっと、子供たちに燃え尽きるまでの時間を数えることもなく身を削って周囲を照らす「もう一つのろうそくのお話」をされたであろう。そうやって、未来に大切なことを伝えていくことは、今生きている私たちの務めだということに気づかされる。ほんとうに、貴重な出会いをいただいた。

参院選の自公躍進の活字にしょげ返り、日本人に失望し、リベラルの方向性に疑問を抱いてしまっていた、そんなモヤモヤしていた自分は、過去のものになった。
「みなさんの不屈の心が、しっかりと私をつなぎとめてくれます。ほんとうにありがとうございます。」
                          平成26年7月24日
                          telesia


(読谷村・金城実さん宅横の道。アメリカから返還された滑走路跡)


感想を書く約束は記憶していたのですが、
あの詩集は読めば読むほど凄くて、
私のようなものが中途半端に感想を書ける
ものではないと躊躇していました。
でも敢えて少しだけ書いてみましょう。

≪感想≫
日常の世界を簡明な言葉で綴りながら、
スッーと存在の深層を抉るのです。
それでいて、今在る現実から無用に
食み出ることがありません。
例えばラストの詩、「公園」。

「家のない人が
飼い主のいないネコたちに
食べ物をわけている
家のあるわたしが
居場所をさがして
蛇行している
休日の午後 」

一言として無駄がない。
こんな短い言葉で、
現在を捉え切っている。
そして、底深い余韻がある。

こんな詩集が一冊書けたらなぁと、嫉妬します。
                               村雲司



志村建世 さんのブログに書評が。

http://blog.livedoor.jp/shimuratakeyo/archives/55697973.html

青山晴江さんの詩集「ろうそくの方程式」
seiko
投稿日時: 2016/7/27 21:43
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
Re: 青山晴江さんの詩集「ろうそくの方程式」購入方法。


お求めになりたい方は、「明日も晴れ」の問い合わせからメイルをください。
http://seiko-jiro.net/modules/liaise/

★一冊・送料込みで 2000円です。
★氏名・ご住所・メイルアドレス・出来れば電話も!
★タイトルに「ろうそくの方程式」と書いて下さい。
★頂いたメイルは、青山晴江さん へ届けます。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784812023204
紀伊国屋書店ウェブストアでも購入できます。
2016・07・27(おおき せいこ)
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