２００７年１２月２２日だった。
我が家から近いところで生まれたらしいこの四匹の子猫たちが
我が家の庭に移動してきた。



連れ合いが寝床を作りミルクやフードを置くとこの子たちは住み始めた。



名前は、あ・い・う・えとつけた。
あ〜ちゃんは、トラの模様がある。
黒猫ろくの母さんのう〜ちゃんは、黒白です。
い〜ちゃんとえ〜ちゃんは、似ていた。
違いは、尻尾の長さと頭の模様の大きさでした。
い〜ちゃんは、尻尾が短い！！



そして、頭の模様も少ない！！



そして、目をつむっていることが多かった。











外猫ちゃん支援 で頑張ったなぁ〜。
避妊や去勢の手術代をガレージセールをしてつくったり、
近所の皆さんにたくさん温かい眼差しを送っていただきました。
い〜ちゃんは、なかなか籠に入らなくて蚊にいっぱいさされた！！

１０月７日、私の母の命日に、い〜ちゃんは天国へ旅立ちました。
９時過ぎに柴犬ゆきの散歩に出かけました。
坂道を下りると遠くに猫をゆきが見つけました。
その猫は、通りを横切ろうとしていました。
「ゆき！もしかしたらい〜ちゃんかもね」と話しながら歩いていると
ばぁ〜んという音がしてスピードを出して走りさる車がありました。
私とゆきは大急ぎで坂道を走り通りへ出るとそこに傷つき倒れたい〜ちゃんが。
ゆきはずっと泣き通しでした。
哀しげな声で泣き通しでした。
近くで見ていた人が「わかるのかしらこの子」と言った言葉が記憶に残りました。
い〜ちゃんは、手足を数回ばたばたさせて、目玉が飛び出して３０秒ぐらいで動かなくなりました。
近づこうとするゆきを押さえながら「い〜ちゃん、ゆきちゃんがいるよ」と話しかけるのが精一杯でした。

い〜ちゃん、可愛かった。
い〜ちゃん、楽しかった。
い〜ちゃん、ありがとう。
10-10-07（おおき せいこ）

今朝、小さな花束を持って柴犬ゆきを連れて
い〜ちゃんを預かってくださった家を訪ねました。
そこには、い〜ちゃんを入れた段ボール箱はありませんでした。

お話を伺うと車を運転していた方がいらして
その方の家族でい〜ちゃんの弔いをされたいと言われて
い〜ちゃんを持っていかれたということでした。
私も知っている方なので直ぐに訪ねましたがもう家族で出かけられていました。

何時も控えめない〜ちゃんは、優しかった。
ぶつかった車の方も心を痛めておられるでしょう。

でも、い〜ちゃんはたくさんの人から優しさをもらってこれまで過ごしてきました。
大好きなゆきにたくさん、たくさん話しかけられて嬉しかったと思う。
みんなで素直な気持ちでそれぞれの野辺送りが出来て良かった。
い〜ちゃん、そうだね。
10-10-08（おおき せいこ）

い〜ちゃんのご冥福をお祈りいたします。

我が家の庭猫たちも外の道をうろうろしております、
心配ではありますが、猫達の自由と引き換えの危険であると、
自分に言い聞かせております。

秋の灯を思い出猫の駈け抜ける≪雲≫