（東京新聞4/22「発言」に掲載された投書）

沖縄の問題　報道もっと
　首都圏上空は米軍横田基地の航空管制空域。羽田や成田と福岡や中国・四国
地方を結ぶ民間航空機は、ここを避けて飛行する。
　日本政府は、同空域の全面返還を求めたが「運用上の理由」で拒否する米国
に妥協し、一部返還で合意したという。その後、全面返還の話は聞かない。
　これでは、日本政府開催の「主権回復の日」式典が、米国が支配する空の下
で行われるということだ。みっともない。安倍晋三首相も「毎年やる式典では
ない」としている。
　一度で十分かもしれない。主権在民をうたう現憲法を破棄し、国家中心の憲
法に変える節目としては。それなのに、歴史的経緯から猛反発する沖縄を除け
ば、何の議論もない。
　東京新聞も、この式典については報道がおとなしい。沖縄県民の反応を手短
に伝えるだけだ。これでいいのだろうか。沖縄からしか見えない日本の実態を
読みたい。首都圏の読者が読めるように検討してください。


内容を知る為に下記のサイトへ。沖縄の新聞記事を読むことが出来ます。
http://michisan.ti-da.net/e4655624.html
ブログ「地元紙で識るオキナワ」