Seiko-Jiro.net

HOME   NEWS   FORUM   LINK   ACCOUNT   CONTACT US  

メインメニュー

ニュース・アーカイブ

ログイン

ユーザー名:


パスワード:





パスワード紛失

メイン
   つぶやき
     またひとり戦争の証言者が亡くなりました・・・9月13日に。★写真を一枚追加しました。
投稿するにはまず登録を

スレッド表示 | 新しいものから 前のトピック | 次のトピック | 下へ
投稿者 スレッド
seiko
投稿日時: 2008/9/17 0:37
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
またひとり戦争の証言者が亡くなりました・・・9月13日に。★写真を一枚追加しました。


K子さんの通夜に行ってきました。
この 「60年経って日の光を浴びた骨壺の中に・・・。」 で書いた従姉です。
K子さんは、 「東京大空襲」 で両親をなくしました。
戦争は惨過ぎる。

今年の1月末に 朝日新聞の記事 を読んだとK子さんから電話をいただきました。
喉頭の手術後で少し苦しそうな話し声でした。
「もう少し元気が出たら晴子ちゃんに話しがしたいわ」
「いままで、話したくなかったけど話さなければダメよね。」
と言われてその時を楽しみにしていたのですが・・・・・。
残念です・・・・とても。

通夜の席でK子さんと一緒にあの悲惨な状況の中を逃げまわったと
当時13歳だったと言う親戚の男性から話しを伺いました。

K子さんは、何度も何度も河に飛び込み命をつなげたことを・・・。
亡くなったたくさんの人が浮かぶ河へ飛び込んだことを・・・。

K子さんが電話で言われた
「いままで、話したくなかったけど話さなければダメよね。」
と言った言葉の重さが伝わりました。

戦争は、多くのものを巻き込み
その体験した傷はいつまでも癒されることはないでしょう。
私たちは過去の歴史を正しく見つめて戦争という愚かな過ちを
二度と繰り返さない為にもっと神経を研ぎすまさなければ・・・。
知恵を出し合い、命の大切さを感じながら
それぞれが生活の場から自分流の意思表示していきましょう。
無理をしないで、自分流の優しく、大らかな生き方を
「心地いい!」と感じれば・・・きっと周りの人も!
もう少し心地の良い国にしていきましょう!!
「K子さん!私!背負ったから・・・天国で見ていてね!!」
(08-09-17・おおきせいこ)
seiko
投稿日時: 2008/9/17 23:17
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
「戦争は・・・・。」


昨夜書いたページをK子さんの棺の中に納めました。
天国で読んでいるかなぁ?。
ページを読んでくれたAさんから電話をいただき
「K子さん!私!背負ったから・・・」と書いた言葉に
胸が熱くなったと・・・感謝!
今日もたくさん「東京大空襲」で体験したお話を聞かせていただきました。
私は以前に書いたことを思い出しながらK子さんの野辺送りをしました。



「戦争は・・・・。」  大木晴子

「戦争は 終わっていない。」
それは私が2002年に行ったベトナムで
「ベトナム戦争枯葉剤被害―いまだ癒されない傷あと」と
いうビデオに登場する子ども達に会った時に最初に出た言葉です。
戦争の傷痕はずっとずっと続きます。
その子供たちのいる施設は各国の援助で運営されていました。
アメリカは何をしてくれたのだろう。この子ども達に・・・。

1986年にも同じように「戦争は 終わっていない。」と
強く感じた出来事がありました。
それは「核を考える」というテーマで広島の宇品港から旅が始まる
ピースボート に乗ってベラウに行ったときのことでした。
私は1914年第1次世界大戦で日本軍が占領した事が
今でもわかるペリリュー島に行きました。
錆びた大砲、戦車がそのまま放置されていて兵隊さんがかぶっていた
粗末なカブトがあちらこちらに置かれていました。
車で生い茂った樹木の中を行くと、茂みの中からふらっと軍服姿の人が
横切っていくような錯覚を覚えたのをいまでも鮮明に記憶しています。
その島にあるオレンジビーチと呼ばれている砂浜に行った時です。
この浜は、1944年の9月にアメリカ軍が上陸した所です。
浜辺で一緒に旅していた富山から参加していた男性が
煙草を置き線香を手向けていました。



私は横に座りお話を伺いました。
彼は、数年前まで新聞記者をしていました。
自分の受け持ち区域に住んでいる歳をとられたご婦人から託されたことを聞き、
一人息子を失った母親が永い時間を空しい思いで
過ごさなければならない現実を肌で感じました。
「戦争は・・・・」と胸が痛くなりました。
戦争で親を失ったイラクの子供たち!
アメリカの勝手な戦争で子どもを失ったイラクの人たち!
これから、ずっとずっと苦しみ、悲しみが続くことを
思うと息が止まりそうになります。
『いま、私に出きることもっと考えるからね。』って写真で見る子ども達に話しかけ、
「戦争は終わっていない。」と思うのです。(おおきせいこ)

(第1期意見広告運動 事務局だより)で書いたものを少し手直しをしました。
http://www.ikenkoukoku.jp/renraku/tayori-sensou.htm
スレッド表示 | 新しいものから 前のトピック | 次のトピック | トップ

投稿するにはまず登録を
 

「明日も晴れ」記事検索

平和!グッズ販売



Site Design by West Wind,Theme from Ocean-Net