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     ★遂に名護市長選の熱き闘いが始まった。 ★名護市長選もあと1日を残すところとなりました。山本英夫(フォトグラファー)
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投稿者 スレッド
seiko
投稿日時: 2014/1/12 23:34
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
★遂に名護市長選の熱き闘いが始まった。 ★名護市長選もあと1日を残すところとなりました。山本英夫(フォトグラファー)

(写真は2010年の名護市長選です。撮影:西山正啓監督)

親愛なる皆様

2014年1月12日、名護市長選の火蓋が切って落とされました。
先ず、本日8時から城(ぐすく)十字路の末松陣営が出発式を行いました。約400名とも聞いていますが、取材した尾崎孝史君(カメラマン)によれば、熱気溢れる出発式だったそうです。自民党から浜口靖一自民党幹事長代理、島尻安伊子参院議員が出席したようです。また別の場所で、私は宜野湾市長の佐喜眞敦の演説を聞きました。
 かたや稲嶺進候補は、8時30分から北部病院隣にある選対本部前の空き地にて第一声をあげました。会場は溢れんばかりの人垣となり、700名を超える方々が参集されました。
 開会の冒頭は、比嘉祐一選対本部長(名護市議・議長)がうちなんちゅうのアイデンティティを示そうと力強く呼びかけました。次に関田東支部支部長が名護の民意を突きつけようと決意を表明しました。次は国会議員の照屋寛徳さん、赤嶺政賢さん、糸数慶子さん、玉城デニーさんが簡潔に何故この市長選が重大なのかを語り、支持を訴えかけました。そして登壇した候補者本人稲嶺進さんが語ります。
 稲嶺さんは、交付金を打ち切られても職員と共に打開してきたし、これまでの実績を踏まえ、これからも公約を守りますと自信に満ちた発言を重ねました。以下発言要旨

19日は、名護市、沖縄県の未来を決する闘いです。同時に日本の民主主義を問う一大決戦となります。4年前、多くの市民のご支持で、海にも陸にも基地を造らせないと市長になり、これがオール沖縄の心になりました。すべては子ども達のために、すべては名護市の未来のために、この2つに、くらし・産業振興も込められています。市民・県民の誇りを示す、ウチナーアイデンティティを日米政府に突きつけていく闘いです。この1週間で、負の遺産を残すのか、キッパリ(新基地)ノーを突きつけるかの闘いです。がんばりましょう。

 ここに稲嶺候補と稲嶺陣営の総意が込められています。何としても勝たなければ、名護の未来が失われる、沖縄の誇りが失墜するとの危機感に満ちたものであり、明確なメッセージだと思います。

 私は、この後辺野古テントに向かい、夕方までテントにて、多数の訪問者を迎えました。この選挙の助っ人でこられた方、知事の「承認」に憤り、現地に来られた県内の方など、ひっきりなしでした。私も基地建設の現況を語り、安倍政権の暴走を論じ、自治の考えに立てば、名護・沖縄と各地はもっと身近で、参照できるものであり、この市長選の意義は限りなく大きいなどと話しをさせていただきました。
 しかしこの朝、辺野古のフェンスに貼ってあった横断幕109枚が剥ぎ取られていました。所狭しと飾られた、各地から送られた創意工夫された横断幕、またテントで作成した横断幕のすべてがなくなっていたのです。どうも状況証拠からすると米兵の仕業のようです。
 これに対して、早速10時過ぎに辺野古テント村(私も手伝いながら)は、早速14枚を貼り出しました。この時も、金武、うるま市から来られたお二人とお話ししましたが、彼等は異句同音に知事の「承認」は許しがたいと怒っていらっしゃいました。

 さて市長選に話しを戻します。今回の勝敗がどうなるかは全く予断を許しません。先ず、まだまだ関心が薄いのが現状です。また長年の闘いの疲れもあります。そして何よりも相手陣営の利益誘導です。基地を造れば再編交付金が入るぞ、それで市民の負担を軽減するとの毒まんじゅうです。実は基地を造れば、軍事訓練が激化し(今でもキャンプショワブがあり、様々な訓練が行われていますが)、自然破壊はおろか、生活を直撃してきます。対中戦争の前進基地にすらなりかねない極めて危険な元凶を自ら招き入れることになります。また再編交付金で潤わなかったことは、名護市の稲嶺市長以前の市政の実態が如実に示してきたことです。以前の交付金で作られた国立名護工業高等専門学校が米軍のターゲットにされるような演習が行われていることを見ても、お金で基地を認めることの愚かしさが分かります。
 
 最後の最後まで気を抜くことなく必勝に向けてがんばる、これしかありません。自治の心を、命どぅ宝の心を抱き、過去から学び、先を見据えた選択をして、一人ひとりが当事者として歩みだす、これができれば、負けることはありません。
 皆様の関心とご声援を切にお願いいたします。また、皆様にとっても、自治の心と命どぅ宝の心は、等しく重要なはずです。共に歩まれることを願います。

 追記。今日もマスコミの方々が沢山訪れています。名護に辺野古に。彼らがどのような記事にされているか、是非関心をもって見つめてください。
山本英夫(フォトグラファー)


(辺野古のテントで座り込み。YさんやTさんと一緒の山本英夫さんです。2010年1月撮影:大木晴子)

14-01-13(おおき せいこ)
山本英夫さんからのメイルです。
転載の承諾を得て掲載させて頂きました。



皆様

名護市長選もあと1日を残すところとなりました。今日はめっきりスエマツ候補の表立った動きが減っているようです。街宣車等の音が余り聞こえてきません。一方で、企業周りや、戸別訪問をやって、一人ひとりを潰しているのだろう。彼らの選挙事務所のひとつは入り口にブルーシートを全面に張り、外から中が見えないようにしています。怪しいのです。他方、本日小渕優子衆議院議員が応援に入ったと報道されています。

私は原稿(既報)を書き上げた後、稲嶺ススムと共に歩む会の東江(あがりえ)交差点(サンエー前)での朝立ちから撮影に入りました(〜8時30分)。この通りからススム会の事務所に行く途中、スエマツ派の看板(「新リーダー誕生 あなたの一票で名護が動きだす」 昨日の記載は不正確でしたのでこのように訂正します)が稲嶺派の看板の上に完全に重なる形で被せた箇所を複数発見。撮影。明らかに選挙妨害です。看板の多さも尋常じゃない(赤旗紙によれば、宮里地区でも同様な箇所があった)。
その後、9時30分〜11時まで、いよいよ私も「ススム」カラーの上着を着て、3人で自転車隊を編成し、市街周辺を回りました。外に出ている人に挨拶をかけながら「ススム」を印象付けていきます。はっきりと手を振って呼応してくれる人、笑顔で応じてくれる人もいれば、社交辞令で返してくれる人など様々です。
 午後は辺野古テントでの座り込みに参加。天気がよくなり、ここぞとばかり辺野古の浜から観た辺野古の海を撮影しました。この海を観ていたら、ここを潰すなどありえないと思わないのが、不思議です。金に欲の皮が突っ張っている人間は、おぞましいものです。
16日の石破の「名護市振興基金 500億円」構想は、口からデマかせ程度のもののようで、予算の裏づけもないことも明らかになりました。明白な利益誘導であり、公職選挙法違反です。

夕方に名護市街地に戻りました。今日は17時に名護十字路で街頭演説会。ススム会は道じゅねー(練り歩き)をしながら、会場に向かいます。私は一足先に十字路へ。すると誰かが「島尻安伊子がいる」と教えてくれました。どれどれと自分が走る(車じゃありません)速度を落としながら良く観ると「自民党」と書いてある軽自動車の助手席に座っている。カメラを向けると笑顔に。さすがプロです。ただの移動のようです。どこに向かうのか?

稲嶺進候補は歩いて名護十字路に登場。ススムコールの中、進みます。歩きながら、笑顔で握手。大勢の人たちが続きます。名護十字路に戻り街頭演説会が始まります。比嘉祐一市議会議長がご挨拶の後、本人の演説が始まりました。実績を示しながら、名護をつくるのは名護市民ですと呼びかけます。基地問題にふれ、中央に屈することなく、名護の心を示しましょうと。その中でも沖縄戦にふれ、基地を造れば、戦争になりかねないとも強調されました。安倍政権を意識しているのです。名護市民ががんばろうと。拍手に包まれます。この場に集まったのは約450人でした。
この場にも山本太郎参議院議員は来ていました。18日までいるそうです。最後まで共にがんばってくれるようです。

最後にスエマツ文信候補のチラシを紹介します。「スエマツ文信で経済と雇用が拡大 私たち名護市民は、現実的な選択をしましょう!」とあります。彼等は再編交付金約261億円と石破基金500億で、つまり基地を造って住民サービスの使用料等を大幅に軽減すると言うのです。しかし彼等は不都合な真実に目を塞ぎます。基地・兵隊による事件・事故の増大、日常的に飛び交うオスプレイ、騒音、壊したら二度と取り戻せない生物達や海の環境。これが「現実的な選択」なのですか? 基地は人殺しの拠点です。演習もそのために行うのです。
彼等は都市型リゾートを造るといいますが、その上をもオスプレイやヘリ群が飛び交うだろうことを考えていません。市役所の市街地への移転で防災拠点をといいますが、どちらも標高はほぼ同じ。ただ大きな建物を立て儲けたいだけでしょう。彼は建築設計技師であり、建築業界に顔の効く人間です。こういう男が名護の長になれば、立派な建物は建つのかもしれませんが、廃墟になりかねないという恐ろしさをも予想しないわけにいきません。彼らの後ろ盾は安倍政権ですから。

今、地道でも市民が主体になる政治選択をしなければ、取り返しのつかないことになりかねないのです。金に私達の心と命を任せるわけにはいきません。未来の子どもたちのためにも。

これから選挙戦最終日です。

14-01-18(おおき せいこ)
山本英夫さんからのメイルです。
転載の承諾を得て掲載させて頂きました。
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題名 投稿者 日時
 » ★遂に名護市長選の熱き闘いが始まった。 ★名護市長選もあと1日を残すところとなりました。山本英夫(フォトグラファー) seiko 2014/1/12 23:34
     フォトグラファー・山本英夫さんの報告。 seiko 2014/1/19 13:00
       フォトグラファー・山本英夫さんのご挨拶。 seiko 2014/1/20 1:52

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