19時00分~19時00分
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イラク戦争を考える連続講座第7回
■私が見たイラク戦争 イラクにおけるウラン兵器■ 話し手:藤田祐幸さん(慶応大学) 日時:2月14日(月)午後7時?9時 会場:世田谷区烏山区民センター 第4会議室 (京王線千歳烏山駅下車) 資料代:800円
米英軍は放射性物質「劣化」ウランを兵器に使い、これまで湾岸戦争、コソボ、ボスニア、アフガニスタンで使用してきました。そして、イラク戦争において も約 2000トンの「劣化ウラン弾」が使用されたと言われています。今、イラクでは健康被害、特に小児ガンが多発しています。それは「劣化ウラン弾」の影響であるといわれていますが、アメリカはこれをまったく認めようとしていません。 藤田祐幸さんは2003年5月にイラクに入り「劣化ウラン弾」の使用実態と被害について調査をされ、7月にはイラク支援法案を審議中の衆議院特別委員会で参考 人意見陳述を行っています。 前回の講座では帰国中のJVCイラク現地事業調整員の原さんのお話を、医療支援とファルージャの状況を中心に伺いましたが、多くの人々を苦しめ、死に至らしめている原因である「劣化ウラン」の実態について藤田祐幸さんにお話しして頂きます。
■藤田 祐幸さん:慶応大学教員(物理学、科学史、環境論)。 1990年から93年にかけてチェルノブイリ周辺の5度にわたり汚染地域の調査。 1999年8月、2001年5月にユーゴスラビア・コソボ地域で劣化ウラン弾の調査。 2003年5月から6月にかけてイラクのバグダッドとバスラでウラン弾の使用実態と被害についての調査。 著書に、『エントロピー』(現代書館,1985)、『ポストチェルノブイリ を生きるために』(御茶の水書房,1988)、『知られざる原発被曝労働』(岩波ブックレット,1996)、『脱原発のエネルギー計画』(高文研,1996)、『原子力発電で本当に私たちが知りたい120の基礎知識』広瀬隆と共著(東京書籍,2000)など。
■主催:今とこれからを考える一滴の会 03-5313-1525 ■協力:世田谷市民運動いち 03-3706-7204
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