18時30分~21時00分
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ジャマルさんを救え! ドーガンさんを守れ! 難民(入管)行政の変更を求める 3・29市民集会
ジャマルさん難民認定裁判
日時:3月29日(集会と同じ日です) 13時15分から(約3時間半) 場所:東京地方裁判所 606号法廷
日時:2006年3月29日(水) 18時30分?21時 場所:豊島勤労福祉会館大会議室 豊島区西池袋2-37-4 電話:03-3980-3131 JR、地下鉄(丸の内線、有楽町線)西武線、東上線、都バス、私営バス (各線池袋西口下車 徒歩7分)
主催:3・29集会実行委員会
・SPECIAL SPEAKERS・ 保坂展人:国会からの証言 雨宮 剛:難民政策を告発 海外から:イラン政治体制の真実
【連絡先】
■クルド人難民二家族を支援する会
k-d-support@excite.co.jp http://homepage3.nifty.com/kds/
■ジャマルさんを支援する会
電話 :042-998-5501(酒井) pyonpyon@cap.bekkoame.ne.jp http://www.bekkoame.ne.jp/~pyonpyon/fjc/j.htm
●許せない!難民条約違反の強制収容、強制送還。
つい最近牛久の収容所のイラン人難民アフシンさん(仮名)は、突然強制送還を言い渡されため、絶望のあまり頭を部屋の窓枠にぶつけて血まみれになりました。ところが入管の職員は、そのまま彼をイラン航空の飛行機に乗せようとし、タラップで彼が抵抗したため、やむなく搭乗、送還を断念せざるをえなくなるという事件を起こしています。
何という人命軽視、人権無視のやり方でしょう。そもそも日本政府も結んでいる難民条約は、難民としての「庇護」を求める人を、強制送還したり、収容所に収監すること事自体を禁じているのです。それなのに日本の法務省・入管は、これを無視してほとんどの申請者を難民とは認めようとはしません。そして、「不法滞在者」として牛久などの収容所に収容、外界から隔離し、自由を奪い、日々強制送還、投獄、処刑等々の恐怖や孤独、不安にさらし続けているのです。そしてしばしば、このアフシンさんのように、難民認定をめぐる裁判のさ中に、本人の意思を無視して、投獄、処刑の危険が待つ祖国へ送り返すようなことさえ平然とやってのけるのです。
●これ以上、不法行為を黙認することはできない。
アメリカやドイツ、イギリスなどの先進国は、1年に1万人、2万人も難民として認めています。それなのに日本政府は、年に10人、20人しか難民として認めていません。ドーガンさんはじめ大勢のトルコ国籍のクルド人難民は、だれ一人難民として認定していませんし、イラン人ジャマルさんのように、在外の反体制組織(WPI)に属していて、東京地裁も「難民として認められるべき蓋然性がある」との決定を出しているにもかかわらず、もう2年近くも収容所にとじこめられている人もいます。
法務省・入管は、ジャマルさんやドーガンさんはじめ多くの人々がどんなにたくさんの証拠を集め、書類を整えて難民申請しても、それらを真剣に調査しようともしませんし、どんなに国際的な抗議を浴びても、非人道的な「難民鎖国」の政策をやめようとはしません。それどころか、国連が難民として認定したカザンキラン父子をトルコに送り返す、トルコの政府や軍と協力してドーガンさんの親族を調査する、牛久の収容所で最近まで認められていた午後4時半以降の電話さえも原則禁止するなど、人権蹂躙の姿勢をますます強めています。私たち日本の市民は、もはやこれ以上、このような法務省・入管の不法行為を断じて許すことはできません。
●不当な難民行政は、「戦争のできる国家」作りとも結びついている。
このような無法な難民・入管行政は、朝鮮人や中国人を差別し、弾圧した戦前の人種差別主義、排外主義の伝統にもとづくものであるだけではありません。このような排外主義、人種差別主義的な政策は、イラクへの自衛隊の派兵、有事体制、憲法改悪に見られるような「戦争のできる国家」作りとも深く結びついています。
私たちは、このような非人間的、非人道的な政府・法務省の難民行政、入管政策に今こそ抗議の声をあげ、その変更を要求しなくてはなりません。強制送還の危険からジャマルさんやドーガンさん一家を救うため、難民認定や仮放免をかちとめために、連帯の輪を広げていきましょう。
■呼びかけ人
雨宮剛( ジャマルさんを支援する会顧問、青山学院大名誉教授) 東文男(クルド人2家族を支援する会代表、高校教員) 宇田川順子(武蔵野市民) 金靖郎( ジャマルさんを支援する会) 酒井雅巳(同、東京都学校ユニオン)
■賛同人/賛同団体(順不動 2006年2月16日現在)
保坂展人(社民党衆議院議員)/大久保青志(保坂議員秘書)/大野昭之(退職教職員協議会副会長)/近藤昭一(民主党衆院議員)/郡和子(民主党衆院議員)/二瓶久勝(国鉄闘争共闘会議議長)/大谷英貴(国鉄闘争共闘会議事務局)/内田泰博(国鉄闘争共闘会議事務局長)/酒井直昭(鉄建公団訴訟原告団団長)/田中喜美子(牛久入管収容所問題を考える会)/増田都子(東京都学校ユニオン委員長)/星野良昭(東京清掃労組委員長)/伊沢桂子(東京都議会議員)/石毛えい子(民主党前衆院議員)/藤田一枝(民主党前衆院議員)/今野東(民主党前衆院議員)/いいだもも(作家)/大谷禎之介(年金生活者)/山本ひとみ(武蔵野市議会議員)/旭凡太郎(ジャマルさんを支援する会)/川音勉(ジャマルさんを支援する会)/細木悟(ジャマルさんを支援する会)/伊藤一(ジャマルさんを支援する会)/津村洋(海外派兵をやめろ!戦争抵抗者の会)/鵜飼哲(一橋大学教員)/大木晴子(明日も晴れ-大木晴子のページ)/浅野光明(クルド人難民二家族を支援する会)/大田次郎(沖縄文化講座)/かわむらひさこ(新社会文化出版会)/和田成枝(平和憲法を生かす新宿の会)/さっちゃん(立川自衛隊監視テント村)/水野好治(元全逓静岡支部執行委員)/宜保幸男(沖縄高教組退職教職員会)/小沢安宏(静岡勤労者講座)/石村勝美(新居浜共同学習会)/内山光夫(社会科学を学ぶ会)/入江公康(専門学校講師)/鴇田昭裕(医療と福祉の戦争協力に反対する連絡会議)/茂木遊(戦争に反対する中野共同行動)/松平隆史(医療と福祉の戦争協力に反対する連絡会議)/なすび(山谷労働者福祉会館活動委員会)/長野英子(全国「精神病」者集団会員)/やおみ・やまざき(明日は自分が難民?の個人)/菊池里子(ジャマルさんを支援する会)/池田光雄(元全逓清水支部書記長)/蓮沼和英(派遣労働者)/酒井仁子(パ-ト労働者)/ジョージ..W.ギッシュ〔青山学院〕大学名誉教授)/渡辺三恵子(戦争への道夫許さない下町の女達の会?)/北井大輔/土野富士雄(増田さんと平和教育を進める会)/栗林一路(ジャーナリスト)/鈴木晴雄〔労組役員〕/山本ユキコ(立川・反戦ビラ弾圧救援会)/澤田春彦(革命的プロレタリア)
賛同団体:国鉄闘争共闘会議/東京都学校ユニオン
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