19時00分~21時00分
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◆藤原亮司さんに聞く 私が見たシリア
お話し:藤原亮司さん(ジャパンプレス)
日時:10月23日(火)午後7時〜9時
会場:渋谷区立千駄ヶ谷区民会館和室1・2号
(渋谷区神宮前 1-1-10)
JR 原宿駅 徒歩10分 東京メトロ千代田線 明治神宮前駅 徒歩8分
資料代カンパ:800円
申し込み:hitosizukunokai@gmail.comまたは03-5313-1525(FAX)
シリアは今どうなっているのか。報道も断片的でなかなかみえてこない。
ジャパンプレスの藤原亮司さんに「私の見たシリア」の報告をしていただく。
【藤原さんからのコメント】
内戦が続くシリア第2の都市、アレッポ。そこに生きる人々は常に命の危険にさらされている。至る所に潜む狙撃手は通りを横切る市民を無差別に狙い撃ち、パン屋に並ぶ人々の列に航空機が爆弾を落とす。病院に運び込まれる死傷者の約8割が一般市民だ。
隣人は敵対する側の内通者かもしれず、外国人と話すところを人に見られてはいけない。負傷者を治療する医師や看護士は「テロリストに協力した」という理由で、誘拐や殺害の恐れがある。安全といえる場所などどこにもない。
ジャパンプレス同僚、山本美香はアレッポを取材中に銃撃され命を落とした。彼女の死はメディアで大きく取り上げられた。それはもちろん、同僚として有難いことではある。しかし、その後のシリアの状況を詳しく伝えるニュースは、日本ではほとんどない。
山本美香の死は「ジャーナリストの死」である。我々が伝えなければいけないのは、彼女の死ではなく、その背景にシリアのどんな日常があるのか、ということだ。彼女の「最後の映像」には、街を歩く市民の姿が、銃撃のその瞬間まで写されていた。
内戦下のシリア。そこでは人々がどんな日常を生きているのか。山本美香の死や私の報告が、それを知っていただく一助になれば幸いです。
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プロフィール
フォトジャーナリスト、ジャパンプレス所属
1967年11月、大阪府泉大津市生まれ。東京都在住。
1998年より、パレスチナ/イスラエル、および周辺国で「パレスチナ問題」の取材を続けている。他に、コソボ、アルバニア、アフガニスタン、レバノンなどにおいて民族対立や紛争を取材。
国内では在日コリアンの記録をライフワークとし、東日本大震災、原発被害を取材。
主催:今とこれからを考える一滴の会 03-5313-1525
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