心が温かくなるお話１・２

その１
　新聞やテレビニュースでも報道された管制塔元被告の皆さんが
一億三百万円を返したそのカンパを集め連帯基金で頑張られた
お一人菊地原さんからお礼のメイルをいただきました。
その中にお書きになっている出来事に心が温かくなりました。
菊地原さんの了解を得てここに掲載いたします。
　私も１９６９年の西口地下広場で道交法で逮捕され起訴された
仲間の裁判を最後まで共に支えられなかった心の傷を埋められる
までには時間がかかりました。
菊地原さんのお気持ちがとてもよくわかります。（おおきせいこ）

★菊地原さんの言葉★
そもそも、私が7月後半に、1人でもできるだけお金を集めなければと考えたのは、文学部の後輩で、私が「ちょっと、行ってこい」といったT君が管制塔占拠部隊の1人として実刑判決を受け、長い服役生活を余儀なくされたことにあります。T君とは80年代半ば、彼の長野刑務所からの出獄を迎えに行って以来、音信が途絶えていました。ですから、この7月に給料差し押さえの報道に接し、一番気になっていたのは彼の安否でした。
そのT君が11日の朝、九段会館前に来ていたのです。9月18日の集会にも来ていなかったため、もう、会うことはかなわないかなと思っていましたので、彼から「ありがとうございました」と声をかけられた時には、「よかった、よかった」といいながら、思わず、涙が出てしまいました。
本当に、肩の荷が下りた気持ちがしましたし、ともかく、よかった。そんな気持ちで一杯です。

管制塔元被告連帯基金
http://jioos.podzone.net/

その２
http://www.seiko-jiro.net/modules/news/article.php?storyid=335
上記のページでご紹介した平和のTシャツの若者から
嬉しいメイルが届きました。
谷川さんは、春に広島から新潟に移られました。

★谷川さんのメイル★
大変ご無沙汰しています。
新潟の谷川です。4/10の集会の時にTシャツを販売していただいたものですが、
覚えてらっしゃるでしょうか。

★覚えていますよ！昨日も黒いセーターの上に着ていましたよ！！

ホームページの方、いつも見させていただいています。
自分は中々時間が無くて、集会等に参加できないのですが、み
なさんの活動を見て、自分も何かしなければと思っています。

実は、この夏にデザインだけ考えれば自分のTシャツを作成し
、販売してくれる「Tシャツ途上国」というサイトを見つけま
した。
そこで、自分の中での平和への思いを新たな形にすることにし
ました。
9月にデザインを送ったところ、先日から公開され、販売も開
始されました。
そのTシャツがこちらで見ることが出来ます。

http://www.tshirts.jp/tshirts/item/0511/GST3-ki6601.html

制作費は全てサイト側から出ており、完全受注生産なので、在
庫が余ることもありません。
売り上げの20 %が著作権料として自分に入ってくるので、そち
らの方を寄付等に使おうと考えています。

少しずつ、自分に出来ることを始められてきたので、ご報告さ
せていただきました。
★ ★★
このメイルを西口の皆さんに報告すると直ぐに若いＣさんから
メイルが届きました。

★Ｃさんのメイル★

いいですね、Tシャツ青年谷川さん。

彼のように、
じぶんの場所でじぶんにできる精一杯のことをしようとすることが
やっぱり一番だいじですよね。（うーん。自戒せねば。。。）

どんなやり方でも、どこにいても、
平和への道を歩む方法はあるのだと、
励まされました。

それにしても、
大木さんのページが彼にパワーを与え、
彼がまたわたしたちを勇気付けてくれるなんて、
こんな素敵な連鎖があるでしょうか！

★ ★★
個が活き活きと平和への道を諦めずに自分流に歩む人が
いると感じて、心を繋ぎあえれば良いなぁーと何時も
思います。平和の一歩！考えてみませんか。
あっ！明日は、木曜日、カレンダーをご覧ん下さい。
（05-11-16・おおきせいこ）