むかし実家の母が鶴見の本願寺にあった墓を父が亡くなったあと仙台や広島に住んでいる兄たちが
お参りしやすいようにと日暮里へ移しました。
近くになったお墓には祥月命日だったり、美味しい佃煮やお煎餅が食べたくなったり、
折々お参りに足が向くようになりました。
亡くなった母と私はよく仁王像が立つそのお寺を訪ねました。

そしていまも・・・・
先日、仙台の一番上の兄が旅の帰り道「晴子、一緒にお参りに行こう」と声をかけてくれました。
母と歩いた古い家並みの裏道を案内しながら出かけてきました。
そして ここに書いた墓 を我が家で使うこともこのときに決まりました。
これからは、実家と義父、義母を一緒にお参り出来ることがとても幸せに思えました。

11月20日今日は祥月命日、 義父が亡くなって半年 が経ち墓に刻む言葉も決まりました。
連れ合いの願っているかたちに近づくものが出来そうです。
彼が考えた「倶會一処」 私もこの言葉が気に入りました。
きっと、義父も義母も喜んでくれるでしょう。
隣の墓から「晴子、良い言葉だなぁ〜」と 兄 が言いそう！！
09-11-20（おおき せいこ）