メイン つぶやき 大木茂 写真集「汽罐車 よみがえる鉄路の記憶 1963-72」NO1 ★東スポWebの記事など書評掲載 | 投稿するにはまず登録を |
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seiko | 投稿日時: 2011/3/4 17:58 |
管理人 登録日: 2003/9/21 居住地: 投稿: 3623 |
大木茂 写真集「汽罐車 よみがえる鉄路の記憶 1963-72」NO1 ★東スポWebの記事など書評掲載 退院した日に、「昨日言われたよ!晴子さんの名前が出てこないって叱られたよ」・・・と。 連れ合いから聞いて少しだけ嬉しかったし言って下さった方に感謝をしました。 一般的には、本を出すときは家族などの労をねぎらう言葉が末尾に書かれたりするからでしょう。 この写真集は、亡くなった義母や義父たちに捧げたもので私はそんな彼の気持ちがとても嬉しい。 写真集に納められているエッセイを書いているときも「悪いなぁ〜、晴子のことが出て来なくて」 とぽつりと言ったりしていた。 でも、この写真を撮った時期にもらった葉書 312枚 は、記憶を蘇らせる為に 少し役にたったようだからこれは私の中で良い思い出になった。 二十数年前に亡くなった 義母 とは、結婚して15年ほど側で暮らした。 この間、甘えるばかりで何も親孝行らしきことが出来なかった。 蒸気機関車を追いかけ南にそして北へと学校の休みを利用して旅を続けられたのは 母が旅費を工面して下さったお陰で今の仕事に繋がったことを 折りあるごとに私たちは感謝して過ごして来ました。 この素敵な写真集を両親に捧げることが出来て素直に涙がこぼれてきます。 先日、見本刷りが出来た夜、何時までも起きている連れ合いを残し先きに休みました。 翌朝、両親の写真の後ろに写真集が置かれていました。 どんな会話をしたのでしょうか。 彼の言葉を聞きながら、天国では私の両親と一緒にいろいろ話が弾んだのではないでしょうか。 「この写真集の推薦文を香川照之さんにお願いしてみようと思う」と告げられたとき私は、とても嬉しかった。 長いロケに出かけると香川さんの大ファンである私にスナップ写真を送ってくれるときもあった。 スタッフに配られるコートなどにサインを書いていただきお土産に持ち帰ってくれた。 その香川照之さんの素晴らしい推薦の言葉が納められた写真集は何よりの私へのプレゼントと思うことにした。 友人の皆さん が背中を押してくださり、新宿書房 の村山恒夫さん、デザイナー(鈴木一誌さん 、杉山さゆりさん) そして印刷を担当された皆さんに「良い仕事が出来た!!」と言って頂きました。 連れ合いが仕事をする側で、良い子で見つめていた子どもたち 優しい、温かい眼差しに包まれてこの写真集は誕生しました。 心地の良い写真集 「汽罐車 よみがえる鉄路の記憶 1963-72」 ぜひ、ご家族でご覧になって楽しんでいただければ嬉しいです。 上記のリンクサイトへお申し込み頂くと何時でも特典CDが付いてきます。 画像を見ながらお子さんに、お孫さんにお話をしてあげてください。 私たちが忘れてしまった懐かしい情景を思い起こしていただけたら 嬉しいです。 友人が近くの図書館に申し込むわ!と言ってくれました。 皆さんのお近くの図書館に置いて頂けたら嬉しいです。 よろしく、お願いいたします。 11-03-04(おおき せいこ) 大木茂 写真集「汽罐車 よみがえる鉄路の記憶 1963-72」NO2 大木茂 写真集「汽罐車 よみがえる鉄路の記憶 1963-72」NO3 |
ゲスト | 投稿日時: 2011/3/5 12:16 |
Re: 写真集「汽罐車 よみがえる鉄路の記憶 1963-72」 晴子さん、そして大木茂様、ただいま写真集『汽罐車 よみがえる鉄路の記憶 1963-72』が届きました!
昨夜晴子さんが書かれた「明日も晴れ」の記事を思い出しながら、封を開け、写真集を取り出しますと、ずっしりとその重みが伝わってきました。 香川照之さんの素敵な「帯」を見ながら、ゆっくりめくっていきました。すごい、すごい、・・・なつかしい! と、この撮影の時代と大木カメラマンの人生を思いながら、ふと最後のページの経歴を見ますと、横に、若き日のジェイムス・ディーンではないかと思われる青年の姿があってびっくり。「え?え?これって????・・ もしかして・・うっそ〜〜〜(ごめんなさい)」などと面影に辿り着く楽しい過程もありました。 今は足早にみなめくって(エッセイはところどころ)最後の「後書き」に到達、確かに晴子さんのお名前はありませんでした(笑)。でもそのようなことを、明示するかたではないでしょう?心とはうらはらに。 写真集をめくりながら、ああ、これをまず誰に知らせてあげよう。と、頭には楽しいリストが飛び交いました。まず、家には旧国鉄に勤務していた93歳義父が、「予告版」をパソコンで見せてあげると、機関車の名前をあげて張り切っていましたから・・。あと、図書館にも持って行こう・・などなど。 裏表紙の内側に、晴子さんのお体が大変なときに、大木茂氏と晴子さんの署名が頂けたことは、この上ない喜び、感謝いたします。 今夜から、写真とともに、素晴らしい文筆家でもある大木カメラマンのエッセイを読む楽しみが待っています。香川さんの推薦文も素晴らしかったです。人生、いろんないい出会いがあるものですね。 |
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seiko | 投稿日時: 2011/3/9 10:08 |
管理人 登録日: 2003/9/21 居住地: 投稿: 3623 |
素敵なブログ記事を書いていただきました。 marilyn さん、ありがとう!!
ブログに素敵な紹介記事を書いていただき感謝しています。 懐かしい思い出もいっぱい詰まって・・・・。 写真が出て連れ合いは、苦笑いです。 「CASABLANCA in the Valley」 http://marilyn-m.at.webry.info/201103/article_2.html いろいろな方が写真集「汽罐車 よみがえる鉄路の記憶 1963-72」を 書いて下さっています。 毎日、新しい出会いに感謝しています。 昨夜は、この記事を読ませていただきました。 大木茂氏写真集 「汽罐車」 http://blogs.dion.ne.jp/gagaku/archives/10027679.html 11-03-09(おおき せいこ) |
seiko | 投稿日時: 2011/3/10 23:44 |
管理人 登録日: 2003/9/21 居住地: 投稿: 3623 |
志村建世さんの「志村建世のブログ」に書評を書いていただきました。 (新宿西口地下広場に立つ志村さん) 「志村建世のブログ」 http://pub.ne.jp/shimura/ 「汽罐車 よみがえる鉄路の記憶 1963-72」 写真集だから「……を観る」とすべきところですが「……を読む」とすべきか迷いました。じつに立派な写真集ですが、私には「読んだ」満足感の方が強かった本でした。大木茂さんは新宿西口のマドンナ大木晴子さんのご夫君です。発行は新宿書房、大判の写真集です。 撮影期間は1963年(昭和38)から72年(昭和47)までの9年間、著者の高校生時代に始まり、蒸気機関車の引退とともに終っています。にぎにぎしい「SLブーム」とは無縁の、蒸気機関車が人や物を運ぶ頼もしい実用に活躍していた時代への讃歌なのです。 モノクロの画面から伝わってくるのは、機関車がまさに生きていた時代の実感です。そして細かく書き込まれた撮影日時・場所、機種の精密なデータは、機関 車に対する著者の本物の愛情と関心の深さを物語っています。それを巻末にまとめた解説文と読み合わせると、機関車を撮影することと著者の成長とが、固く結 んで一体になっていることが、よくわかるのです。 私も汽車が好きでした。近所にあった戦時中の田端機関庫で、蒸気をためて待機している機関車の巨体を間近に見ると、空襲で痛めつけられている中でも、ま だ日本は大丈夫だと一時の安心を得られるのでした。山手線の貨物線を走るD51やD52の引く列車の貨車の数は、40両前後であり、最大記録は45両でし た。そうした悲しいほど切実な汽車へのあこがれを抱いていた少年期の記憶がよみがえります。 それにしても、著者の考証は徹底しています。たとえば8620と9600型の製造番号の表記法の複雑さは、今までにどんな本でも読んだことがありません でした。8620は80進法で、9600は100進法で進むとは、想像を絶していました。職人的な「合理的な不合理」と言うべきでしょう。好きなものは、 隅から隅まで知りたいものです。著者は「機罐車」の職人技に魅せられることによって、写真の職人になって行ったのに違いありません。 この写真集を、今の時点で世に出すことの意味は何でしょうか。「僕にとっての蒸気機関車とは、使い捨て物質文明に潰されてしまった人々の優しい心根への オマージュではないかと、今は考えている。」と著者は書いています。その言葉に深く同感するとともに、人間そのものを使い捨てにするかのような現代の経 済・産業社会の中にあって、私たちは何によって人間らしいつながりを再建したらよいかを考えざるをえません。そうした「文明と人間との関係」までも考えさ せてくれる本でした。(2011.3.10) http://pub.ne.jp/shimura/?cat_id=30347 (読書・評論) 大木茂 写真集「汽罐車 よみがえる鉄路の記憶 1963-72」NO2 |
seiko | 投稿日時: 2011/3/11 8:42 |
管理人 登録日: 2003/9/21 居住地: 投稿: 3623 |
KY生さんのブログにも!! (地下広場でも、お一人でもスタンディングをされるKY生さん) KY生さんのブログ「黙々と-part4」 「機罐車」が我が家にやってきた http://red.ap.teacup.com/kysei4/464.html |
seiko | 投稿日時: 2011/3/17 15:08 |
管理人 登録日: 2003/9/21 居住地: 投稿: 3623 |
原爆の図丸木美術館学芸員・岡村幸宣さんの日誌に!! (丸木美術館から見る風景) 原爆の図丸木美術館学芸員・岡村幸宣さんの日誌に 書いて頂きました。 大木茂写真集『汽罐車』 http://fine.ap.teacup.com/applet/maruki-g/20110316/archive |
seiko | 投稿日時: 2011/4/16 17:47 |
管理人 登録日: 2003/9/21 居住地: 投稿: 3623 |
『書評』 (今日は、美味しいお菓子 を送って頂きました。連れ合いが、 川の流れをイメージして撮影!黒猫ろくがのぞきに来ました。) 『書評』 ★ ツイッターでは、「鉄学者」。高校時代から『鉄道ひとつばなし』を書かれている原武史さんのつぶやき。 昨日、図書新聞社で写真集『汽罐車』の著者、大木茂さんと対談した。 高度成長期の地方の表情がこれほどいきいきととらえられた写真集を私はほかに知らない。 最後の2枚は1966年に常磐線の木戸で上野ゆき特急「ゆうづる」を写したもの。 いまや立ち入ることもできない大地から陽が昇ろうとしている。 http://twitter.com/haratetchan/status/59143179991121921 http://twitter.com/#!/haratetchan 原武史さんのツイッター ★ 書評もいろいろ書いて頂きました。 新宿書房のページからもご覧頂けます。 http://www.shinjuku-shobo.co.jp/2003Shohyo_IndexF.html 「大木茂 鉄道写真館」ホームページにもたくさん掲載されています。 http://home.t01.itscom.net/ohki-ph/pageShohyou.htm 11-04-16(おおき せいこ) [日刊ゲンダイ 2011年4月9日]の記事は、読みたいなぁ〜と コンビニで買えなかったことをツイッターでつぶやいたら 数人の方から頂きました。感謝! 大木茂 写真集「汽罐車 よみがえる鉄路の記憶 1963-72」NO2 |
seiko | 投稿日時: 2011/4/22 8:03 |
管理人 登録日: 2003/9/21 居住地: 投稿: 3623 |
図書新聞!・・・・掲載が楽しみ!! 原武史さんの記事。 朝日新聞・オピニオン.「異議あり」 「記憶と深く結びつくローカル線をまず走らせよう。」 的を得た論説でした。素敵な方と対談したんだ!! もう直ぐ、下記の新聞に原武史さんと大木茂の対談が載ります!! http://twitter.com/#!/haratetchan 原武史さんのツイッター http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/ 図書新聞 写真集「汽罐車 よみがえる鉄路の記憶 1963-72」 お申し込みは・・・・ http://home.t01.itscom.net/ohki-ph/PhotoKikwansyaPR.htm 素敵な、素敵な本ですよ!! 11-04-22(おおき せいこ) 大木茂 写真集「汽罐車 よみがえる鉄路の記憶 1963-72」NO2 |
seiko | 投稿日時: 2011/4/22 21:52 |
管理人 登録日: 2003/9/21 居住地: 投稿: 3623 |
東スポWebから・・・・。 東スポWeb http://121.119.192.121/writer.php?itemid=12848 「写真集「汽罐車ーよみがえる鉄路の記憶ー」と昭和の風景」 鉄道写真や「劒岳 点の記」などの映画のスチール写真担当で知られるカメラマン・大木茂氏が、懐かしの昭和の蒸気機関車の数々を撮影した写真集「汽罐車―よみがえる鉄路の記憶―」(新宿書房)を出版した。 1963年、大木氏が高校1年のときから72年に早稲田大学理工学部を卒業するまでの10年間、全国各地を旅して撮り続けた蒸気機関車とそれを取り巻く風景や、乗客、鉄道マンを撮影した写真153枚を収録している。 すべてモノクロ写真で、北は北海道・釧網本線(釧路ー東網走)の北浜で、見渡すかぎり流氷の海岸線を走るC58。南は鹿児島・肥薩線(八代ー隼人)の日当山で、丘の上の満開の桜越しに撮ったSLなど、日本全国にまたがった多彩な撮影ポイント。そしてなにより、大自然の中を走るSLを山の上から、流氷から、はたまた接近してのデゴイチの愛称で親しまれた貨物専用のD51のクローズアップなど。また、車内の子供たち、乗客、鉄道マンが生き生きと捕らえられていて、SL写真集の枠を超えて”蒸気機関車が走る時代”をフィルムに焼き付けたアートといえる。 大木氏は「『私小説的写真集』だろうか。1960,70年代に鉄道、蒸気機関車に触発されて生きていた1人の若者が感じ、考えていた記録として見ていただければ幸いだと思っている。」と写真集のあとがきで書いた。 映画「赤い月」や「北の零年」前出の「劒岳 点の記」で出演者とスチール写真担当カメラマンとして一緒に仕事をした俳優の香川照之は、この写真集に「あなたは感じるか? 感じるだろう。匂うか、匂うだろう。日本が敗戦の焦土から立ち直って、よりよい環境へと向かっていったその膂力を。日本人が持っていた本当の力強い美しさを。」などと絶賛する一文を寄せている。 大木茂 写真集「汽罐車 よみがえる鉄路の記憶 1963-72」NO2 |
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