東京は、桜がきれいに咲き始めたころ・・・・
新宿西口反戦意思表示で立たれていたＫ松さんこと、
小松ミつさんは，2008年3月29日に８０歳で天国へ旅立ちました。

フォトアルバムに掲載した小松さんです。

2004年1月3日
http://www.seiko-jiro.net/modules/myalbum/photo.php?lid=107
（私の好きな写真の一枚です。）
2006年9月16日
http://www.seiko-jiro.net/modules/myalbum/photo.php?lid=446
2006年10月8日
http://www.seiko-jiro.net/modules/myalbum/photo.php?lid=451

★続いて12月15日、立たれたこの日に・・・・
「私、少し身体の具合が悪くて・・・・」と言われて初めて肺がんに
なって近く入院治療をすると聞き、私たちは驚きました。

「お年玉袋のカンパそしてポケットから・・・」
http://seiko-jiro.net/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=463
★私は2008年1月13日、広場に向かう途中で無地の紺色の手提げ袋を買いました。
そこに「マガジン９条」のシールを使って裏表に大きな「９」の
文字を描きました。その中に色紙を入れて「小松さん！はやく直ってね」と祈りながら新宿へ急ぎました。
皆で用意していた 色紙 をお渡ししました。
この時、小松さんはもう入院して外出許可を頂いて地下広場に来られたのです。
皆で優しい語らいの時を過ごしました。
小松さんとの最後の時間になってしまいました。
みんな、また元気になられて一緒にスタンディングが出来ると
信じていたのに！



小松さんが戦争体験のお話をはじめてしてくださったのは、
たしか2005年の７月スタンディングを終えて関西から来られた
橘さんと美味しいビールを飲もうと言ってデパートの屋上に
あるビヤガーデンに行ったときでした。





地下広場では、隣あって立ったときなど機会あるごとにお話を
お聞きした人たちがたくさんいます。



悲惨な写真を掲げ、もう二度と繰り返すまいと意思表示をされた
小松さんの遺志は私たちの心の中に活き続けます。



お歳が近いＫシスターと仲良く立たれました。



同じ柱で、Ｋ島さんやＴさんと・・・・・。

人の死は、哀しいです。寂しいです。
でも、私は人には二度目の死があると思います。
一度目は、亡がらがなくなった時。
二度目の死は・・・・
小松さんのことを知っている人がこの地球上から
誰もいなくなったときです。


（2005年1月22日、広場で中国から来た青年に落花生を頂いて嬉しそうでした）

小松さんは、私たちの中にあの笑顔で活き続けます。
そして、色紙を大切に持ち続けて下さるお孫さんの中にも！！
このページを読んで下さった・・・あなたの中にも・・
小松ミつさんは平和を願いながら活き続けます。
「小松さん！ありがとうございました！！」
（08-04-12・おおきせいこ）