昨夜の新宿西口地下広場で反戦意思表示が終わったときに
私の腕の赤いブレスレッドが切れた。
この日、調子が悪い柴犬ジローを置いてきているので心配だった。
急いで家に戻った。
何時も玄関を見つめながらべたっと寝ているジローがいなくて
ゆきだけが座っていた。
私は、一瞬！ドキッとして部屋の中に・・・・・
丸いベッドに横たわって寝ているジローの背を見た！
静かだが上下に動いていた。
「よかった・・・。」



1994年の6月27日、 松本サリン事件 の夜に・・・・・
先代の次郎 は天国へ旅立ちました。15歳と11ヶ月でした。

最近、このときの記憶の中に身をおくことがある。
今日もバギーを押しながらジローに語りかけて散歩をした。
何人だったかなぁ〜、たくさんの人が声をかけてくれた。
あの時と同じだと思った。
何時か来る日を覚悟はしている自分を見つめている。



毎日、毎日、ふたりの散歩のときに・・・・
ありがとうの言葉を伝えている。
あの時も、この時も、全てがありがとう！
ジローに伝えている。
10-06-27（おおき せいこ）