Seiko-Jiro.net

HOME   NEWS   FORUM   LINK   ACCOUNT   CONTACT US  

メインメニュー

ニュース・アーカイブ

ログイン

ユーザー名:


パスワード:





パスワード紛失

メイン
   つぶやき
     自殺してはいけない!正ちゃんの本を読んで!!
投稿するにはまず登録を

スレッド表示 | 新しいものから 前のトピック | 次のトピック | 下へ
投稿者 スレッド
seiko
投稿日時: 2006/11/10 22:59
管理人
登録日: 2003/9/21
居住地:
投稿: 3623
自殺してはいけない!正ちゃんの本を読んで!!


手紙を書いた子どもに直接あえたら
話したいことたくさんあるような気がしている。
「自殺する」と書いた手紙が届き始め
このニュースを聞いた時から心が重く
いま、この時間も「あなたは何を考えているのかなぁ?」と
ずっと思い、考えています。
後、数時間で予告している日をむかえます。

生きにくいよね・・・いまの日本。
私も”いじめ”にあったときの気持ち
少しわかる体験をしているから
この手紙を書いた子どもたちの苦しさを
考えるとたまらなくなってしまいます。

私は、もう生きられないと思うとき
ページを開く本があります。
23歳7ヶ月で召天した石川正一君が書いた
「たとえぼくに明日はなくとも」(立風書房)
今は、絶版になっているこの本は皆さんのお近くの
図書館にあると思います。
正一君は14歳の初夏、父親から
「20歳までしか生きられない(進行性筋萎縮症によって)」
事実を知らされ、残された青春を全うしました。
筋ジストロフィーと闘い、自分らしく生きました。

「無題」 石川正一

たとえぼくに明日はなくとも

たとえ短い道のりを歩もうとも

生命は一つしかないのだ

だからなにかをしないではいられない

一生けんめい心を忙しく働かせて

心のあかしをすること

それは釜のはげしく燃えさかる火にも似ている

釜の火は陶器を焼きあげるために精一杯燃えている。

  ○

陶器をやきあげる釜の火は美しい

良い作品を生みだそうと

精一杯もえているからだ

そして 真けんに生きる人間の姿も また美しい

くいのない人生をおくろうと

精一杯もえているからだ

完全にもえつきること

それを目指して 生きて行きたい

  ○

人間の心なんて

積み木みたいなものなんだね

ちょっとさわれば

すぐくずれてしまう

だから神様の根を

心の中にたくさん

はらしておかなくてはならない



石川正一君の詩に心を打たれ生きる力をもらって人は
たくさん、たくさんいます。
私もその一人です。

私と正一君との出会いは、教会でした。
13歳違いの正一君と教会学校で数年間を
一緒に過ごしました。

私がベ平蓮の運動に心が繋がって行く中で
教会からは自然と離れる生活が続くようになりました。
その間も正一君は、何時も私を祈りの中に覚えていて下さる
生活をして、この本を書く時に初めての告白を
聞くことになりました。
そんなわけで、この本に旧姓山本晴子の名前で
少し書かせていただきました。
幸せな出会いをそして何処かで誰かと繋がって
生きているということを信じることが出来ました。
若い人にこの正一君の本を手に取ってほしいと思います。
(06-11-10・おおきせいこ)

※写真の焼き物は、正一君が最後に作った作品です。
 形見にいただきました。パソコンの前に置いています。

※筋ジストロフィーとは、筋肉に栄養がいきわたらないためにおこる一種の奇病。
足から次第に痩せ衰えていき、やがて全身の筋肉が萎縮し身動きできなくなってしまう。
最初におとずれる症状は、なんとなく歩行に困難をおぼえ、転びやすくなる。
腹をつきだし、背中を伸ばし、腰で重心をとるようにして歩きはじめる。
さらに進行が深まると、歩くことが不可能となり、手を上にあげることさえ出来ず、
そして車椅子に乗るか、寝たきりの生活になってしまう、だが、それだけではない、
そのほとんどの患者が、一五歳から二〇歳までの間に、死を迎える。
この病気は、病気の型によって相違があり、
現代医学ではいまだに回復のための治療法が発見されていない。

スレッド表示 | 新しいものから 前のトピック | 次のトピック | トップ

投稿するにはまず登録を
 

「明日も晴れ」記事検索

平和!グッズ販売



Site Design by West Wind,Theme from Ocean-Net