メイン つぶやき 「朝日ジャーナル」を読もう! もう!!3刷り!! | 投稿するにはまず登録を |
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seiko | 投稿日時: 2009/5/7 22:58 |
管理人 登録日: 2003/9/21 居住地: 投稿: 3623 |
Re: 「朝日ジャーナル」を読もう! (2002年春、ベトナム。小田実さん、和田春樹さんと子どもたちを撮る吉岡忍さん、吉川勇一さんも楽しそう!) 昨日、ある相談会で吉岡忍さんとお会いしました。 「朝日ジャーナル」の話しをしました。 もう、3刷りだそうです。 続けて出るなんていう話もあるそうで ちょっと嬉しい気分になりました。 元気が出るものほしいですよね。 昔のように読者も参加できる情報の広場もほしいなぁ?。 (09-05-07・おおきせいこ) (『週刊朝日』緊急増刊「朝日ジャーナル創刊50年 怒りの復活」2009年04月30日 126?127ページ吉岡忍さんの文章より) 原宿 光が囲い込み 排除する (前略)……夕張からの帰り、空知支庁砂川市に立ち寄り、旧友小黒弘に会った。 ここの周囲も、旧産炭地。小黒は革工芸をやり、喫茶店をやり、いま四期目の無党派市議をやっている。 「オレの考えは、簡単だよ。起債ってのは、借金のことだろ。 言葉でごまかすなって。普通の言葉で語れば、やっちゃいけないこと、 やるべきことがわかる、ということ」 一九六九年二月から六月、毎土曜の夕方、東京・新宿西口地下広場。 二十歳かそこらの小黒と私と友人たちは〈フォークゲリラ〉を名乗り、 ベトナム反戦の歌を歌っていた。 二十人の輪が、数千人のうねりとなって、やがて私たちは、 公安条例と道交法の違反容疑で逮捕された。 しかし、三十数年ぶりに会ったとき、話したのは別のこと。 小黒は言った。 「オレら、一度、日比谷野音でコンサートやったよな。満員だったけど、 フアンみたいなやつばっかりで、つまらなかったな。この現実はおかしいって、 世の中とじかに張り合うから生まれる緊張感がなくって、あんなの、音楽じゃなかった」 日比谷の連想から話題は飛んで、年末年始の日比谷公園派遣村。 不況、派遣切り、リストラの深刻、資本や貧困ビジネスの非情もわかる。 村運営の大変さは、もっとわかる。 だけど、昔、私はサンフランシスコでホームレス、凍える路上で寝起きしたから、少しは知っている。 教会配給の、食事とコーヒーとシャワー、愛と優しさと励ましのあと、 人々はまた一人にもどっていった。 「派遣村は、状況の結果だろ。あそこに来る前に、これはおかしい、 と主張しないと。負けたっていい。一人で闘ったことのあるやつが集まって、初めて力になるんだから」 小黒はそう言い、私たちは、こんなことを口にするから団塊世代は嫌われるんだ、と苦笑いした。 * 〈若者の街、ファッションの原宿〉を歩きながら、 そうだ、フォークゲリラのアジトはこの近く、竹下通りの向こうだった、と思い出した。 あの頃も、光はあったが、アートは広告から距離を置こうと、もう少し意地悪かった。 あの頃も、広場はなかったが、それは勝手に自分で作るものだった。 あの頃私たちは、世間なんか知ったことか、世界の方が大事だと思っでいた。 いまも私はそう思う。……(後略) |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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「朝日ジャーナル」を読もう! もう!!3刷り!! | seiko | 2009/4/18 23:06 |
Re: 「朝日ジャーナル」を読もう! | seiko | 2009/4/20 0:21 |
» Re: 「朝日ジャーナル」を読もう! | seiko | 2009/5/7 22:58 |
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