「慰霊の日」前日は、午前中に辺野古テント村へ行き少しだけ座り込み！
皆さんにご挨拶をして那覇へ向かいました。
友人のマンションへ大きな荷物を置いて昼に福岡から来られた西山正啓監督と
合流してＮさんの運転で読谷村へ。



金城実さんのアトリエに着くと炎天下で作品作りをされていました。
力強く、怒りが伝わってきました。
顔のモデルは、この日お世話になる民宿「何我舎　ぬーがやー」
知花昌一さんの娘さんだそうです。
アトリエの中でたくさんの作品に囲まれて楽しいティータイムでした。
長野から届いたと言われて大好きなサクランボまでご馳走になりました。
何より嬉しかったのは、私の撮影写真が大切にして頂き素敵なコーナーが出来ていました。



外の作品を撮らせていただきました。



この時におもいました。
気持ちは元気だけど、身体は確実にマイナス方向へ向かっていると。
作品が投げかけるものを受けとめられない自分に気づき撮影は
再度訪れると決めて引き上げました。



昨年の読谷村で行なわれた県民大会の時は、満室で泊まれなかった念願の知花昌一さんの
民宿「何我舎　ぬーがやー」へ泊まることが出来ました。



昌一さんは、いま京都で修行中！お会い出来なくて残念でした！！
順調に試験を合格されていると伺いました。
来年３月にお帰りになられるのが楽しみです。

「何我舎　ぬーがやー」は、朝食のみでこの日の夕食は、
昌一さんの弟さん知花昌彦さんのお店に食べに行きました。
西山監督と 陶芸家の知花礼子さん とご一緒でした。
礼子さんは、素敵な方でした。
これからきっと距離が近くなるなぁ〜と感じるお人柄でした。
監督は、運転を代行さんにお願いして金城さんのお宅へ。
私は、礼子さんに「何我舎　ぬーがやー」へ送って頂きました。
ここからドラマが始まるのですが、写真がありません。
１０時すぎでしたが、母屋の方はもう真っ暗でした。
起きていてくれたのは、仲良くなったシロ君だけでした。
シャワーを浴びて部屋へ戻るとゴソ、ゴソと音がしました。
まさか、ハブ！と一瞬凍りました。
その姿は直ぐに見ることが出来ました。
大きな貝を背負った大きなヤドカリでした。
歩くのが速い！あっと言う間にベッドの下へ。
一晩中歩き回られたら眠れない！
明日は、慰霊の日、体力が勝負！！



母屋へ電話を入れても誰も出ない！！
丁度、礼子さんに頂いた新聞があったので出口付近まで来るのをベッドの上で待った。
長く感じたが来た！一度ポンと新聞で軽く叩くと身体を中に入れた。
そこで、戸を開けてぽん！と押し出した。
汗ものですが、朝まで外へはと水飲みも我慢して眠ることに勤めました。
11-06-24（おおき せいこ）