２０１１年６月２３日の沖縄・慰霊の日の朝は、この笑顔から始まりました。
迎えに来て下さった西山正啓監督と知花さんの娘さんの明るい雰囲気で送り出して頂きました。



アトリエに寄り、金城さんのお連れ合いが入れてくださった美味しいコーヒーを飲んで糸満市へ向かいました。



テレビ中継される平和祈念公園の式場には、金城さんたちははいらない。
「晴子さん、勉強の為にひと回りしていらっしゃい」そう言われて一人で中を散策してみました。
出会うお歳を召した方々には、頭を下げ「こんにちわ」と挨拶をしました。
皆さん、優しい眼差しで返してくださいました。
歩いた感想は、「見上げない、見下げない」と言う気持ちを中心に据えてしまった私には
ここの気は心に響きませんでした。
綱で仕切られた大きなテントの中は、炎天下の中でもきっと過ごしやすい。
招待された人たちだけがはいれるのだろう。
外側に炎天下の中想いを込めて聞こえて来るメッセージなどに聞き入る皆さんの姿が寂しく感じられた。



この後は、毎年抗議行動をしたあとで集会を持たれている「魂魄の塔」へ移動しました。
ここに近づくと優しい人が活きていました。










この会場では、知り合いの方々のお顔がたくさんありました。
何時もツィツターで繋がっている方にここでもお声をかけて頂きました。
平和を願う気持ちが繋がっていると感じました。
戦争につながるものは何もいらないと言う一点で多くの皆さんが
つながれば大きなうねりを作ることが出来るのに！！
皆が素直な個になれたら実現出来そうな気がするのは私だけでしょうか。
会が終わり少し遅いお昼をご馳走になりました。
西山監督は、車の運転があるので金城さんだけ飲み始めました。
何時も楽しいお話の中に学ぶことが多くその機会に恵まれる幸せを感謝しました。
11-06-24（おおき せいこ）