西口通信
西口通信 : 地上と地下で2時間の意思表示!
地上と地下で2時間の意思表示!大木晴子
もう、何となく始ってしまいます・・地上から意思表示。
10日も5時少し過ぎに小田急デパート前地上に着くともう雲さんが
背筋を伸ばしプラカードを持たれていました。
モノトーンのそのプラカードは人々の目を止め、訴え続けていました。
私が立ち始めると横に3人の若者が、先日撮影許可が出ないと
言っていたジャーナリストを目指す学生さんたちです。
「諦めないで撮る事にしたのね。良いことよ。」
と私が言うと嬉しそうな笑を浮かべカメラを回し、昔の様子など
調べて準備してきた質問が立っている間、続きました。
Aさん、Kさん、Mさん、KY生さんそして雲さんと私の6人は
そのまま地下広場に移動し、いつものように一人また一人と増えて
22名での反戦意思表示でした。
私は何人かのプラカードをデジタルカメラに収めさせていただきましたが
特にここで写真を撮っても今まで注意されたことは、ありませんでした。
しかし、3人の学生は、また警備員さんに声をかけられていました。
暫く、側で話を聞いていましたが、交番に行って話しましょうと
言われているので中に入りました。
「この子たちは、個で撮影に来ているんで携帯で私たちの様子を
写していく人や私も皆さんを写していますが何も言われていませんよ。
どうしてこの学生さん達は撮影してはいけないのですか。
写される私たちが良いと言っているのに・・・。
とにかく警察で聞くようにということになり私と三人の学生は、交 番に・・・。
これが、また・・・。
今までの経緯と写される私たちが許可していることを伝えましたが警官は「新宿署で撮影禁止といったのでしたらその通りです。」の一点張り、返事は繰り返し同じでした。
私は「この学生さんは、個人で撮影をしています。写される私が良いのですからこのまま撮影を続けます。」と言って帰ろうとすると「そんな許可だしていません」と後ろの方で聞えたような気がしました。
元の場所に戻ると暫くしてまた警備員さんと学生達の話し合いが始りました。
三人の若者は、必死に話しています。目を赤くして話している学生もいます。
初日よりも頑張っている様子に「しっかり、あなた達は、ジャーナリストを目指しているんでしょう」と心の中で叫んでいました。
しかし、その後これからは地上の意思表示を軸に撮っていくと教師と決めましたとメイルが届きました。
「おいおい、そんなに早く諦めちゃうの。1月31日に上映する「地下広場」を見て、あなた達は何を考えたか今度は私が質問しましょうね。」「撮る側のいる位置がどんなに大切かをそしてそれをまもる情熱を持ち続けてほしいなぁー」(おおきせいこ)
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