アウンサンスーチーさん!好きだなぁ? 大木晴子
大きな台風が通り過ぎてまた東京は真夏日になりました。
蒸し暑い土曜日、地上の意思表示は雲さんから始まりました。
今日も沖縄、辺野古をおもい大きな文字のプラカードです。
百合の花さんも沖縄に温かい眼差しをおくります。
今日は、KさんやOさんがお休みでした。
でも地上の意思表示は、「今日はにぎやかだね」と隣でビッグイシューを
販売する宮川さんが言われるように明るいスタンディングになりました。
4月の都知事選で一緒に頑張ったM原さん、I田さん、S藤さんが
「ビルマに自由と平和を」とアウンサンスーチーさんの闘いを
支援するプラカードを持って立たれました。
ミャンマー大使館前での抗議行動に参加しての帰りだと言われていました。
何時だったかテレビで アウンサンスーチーさん の演説を聞いたことがありました。
その時から不思議と私の中に活きている人のひとりになりました。
大好きな人です。
「視野を広げ、同胞意識を持って全世界を受け入れる事、他人の困難を
感じ取ることのできる、より大きな心を持つことが大切だと思う。」
とアウンサンスーチーさんは、若者たちに語りました。
きょうは蒸し暑く、すこし辛いスタンディングでした。
雲さんは、少し体調が悪く地上だけの意思表示でした。
6時、少ないかなぁ?と思って立ち始めると斉藤さんが・・・
K島さんが・・・・。
地上から頑張った百合の花さんが・・・・・。
同じく、地上からの三人、元気に立たれました。
I田さんは、水曜日に日本在住のビルマの方々が抗議行動をしている
ミャンマー大使館前に行き一緒に参加されたそうです。
そのときに、隣にいたビルマ人の青年は父親がガンを発病していて、
「会いたいけれども帰れない、祈るだけ」と・・・・
木曜日は85人、金曜日はそれ以上の数のビルマの方々が
外務省前に立ち、支援を訴えたと教えてくださいました。
今日はジローも一緒に立ちました。
クリスチャンのSさんは、丸木美術館支援のプラカードを持って
ムキンポさんは、新しい殺すなマーク入りプラカードで立ちました。
6月24日に来られたIさん は、少しの間でしたが
私のプラカードを持って意思表示でした。
その少しが大切だなぁ?と思います。また、お会いしましょうね!!
シスターから斉藤さんそしてレインボーのKさんが・・・・。
レインボーのKさんは、いろいろな催しを伝えてくださいます。
辺野古へのカンパを入れに来て下さったSさんとお知り合いでした。
「えどがわ・水俣まつり」 のお知らせを渡すことが出来ました。
Sさんも大きなバッグを持っています。
広場で警察官に声をかけられて、バッグではなくて鍵を付けている
金具やそこに付いている小物ケースを見せるように言われたそうです。
Sさんは、断固拒否!でも見せる人多いですね。
忙しいTさん、今日も勉強会のあと急いで少しでも沖縄・辺野古のことを
訴えたいと来られました。何時も頭が下がるおもいです。
Sさんも仕事場から急いで少しでもと立ち続けています。
私の意思表示 は、ムキンポさんに撮っていただきました。
長月二週目は、地上、地下広場あわせて15人の思いが
こだました新宿西口でした。
さぁ、あなたは何を叫びたいですか。
来週の土曜日は忙しい!
ここ に参加してから西口へ。
お手伝いにも手をあげました。
東京タワーを背景にジローと一緒に写真を撮ってもらいます。
皆さん!行きましょうね!!
(07-09-10・おおきせいこ)
反戦意思表示を初めて五回目の長月 大木晴子
時々、体力が低下して気弱になると一向に良くならない状況に
何時まで続くのだろう!と思ったりしますが、
各地で頑張る皆さんからの報告などを読んで継続していくことの大切さなど
あらためて心に刻み「頑張ろう!!」とまた元気になることが出来ます。
今日9月2日は、沖縄・高江 のヘリパッド「座り込み」が丁度2か月になりました。
7月2日から24時間の座り込みが続いています。
昨日、長月の最初の土曜日5時過ぎに新宿へ着くと雲さんが立ち始めていました。
雲さんと私の意思表示 、ムキンポさんの撮影です。
Kさんは辺野古支援のチラシ を「戦争に繋がる基地はいりません」と言いながら手渡します。
私は、 テロ特措法延長反対 をプラカードに書きました。
朝まで生テレビ Youtube 動画「テロ特措法:アフガンではなくほとんどがイラク攻撃支援」
をみると誰でも反対の気持ちを現さずにはいられないのではないでしょうか。
6時、地下へ移動します。
「平和が好き」私も大好き!
ファインダーをのぞくとK島さんの向こうにシスターが斉藤さんがいます。
沖縄に拘って揺るぎない支援をおくる斉藤さんからは、OさんやSさんたちの柱が見えます。
斉藤さんの横で二枚のプラカードを持つシスターです。
シスターの写真を見て、教え子さんたちは「お元気で頑張っている!」
と心を温かくされているのでしょうか。
雲さんは、「沖縄へ行けないから・・・」と文字を大きくして気持ちを
現していました。雲さんの優しさ素敵ですね。
雲さんの隣は、Kさん の定位置です。
広場で書きます。プラカード!!
Sさんも、百合の花さんも!!
Oさんのプラカードは、大きな文字でわかりやすい!
遠くからでもはっきりとわかります。
沖縄の高江の上空を飛ぶヘリコプターの映像を見たことがありますか。
私は映像で見ました。凄いです。
百合の花さんも少し元気が出てきましたね!!嬉しいなぁ?。
ムキンポさんは、 デモ の帰りです。
何時ものようにジローを持って立ちました。
日本から飛び立つ米軍機はイラクへ。
そして、命が奪われる!
沖縄の皆さんが日常目にする光景を考える時に
辺野古の平良悦美さんが心を痛め反対運動へと
歩まれて行かれたというお話を思い出します。
私たちは、もっと心を研ぎすまして時代の風を
感じなければいけないのではないでしょうか。
自分に出来ること、探しましょう。
何時もより少しだけ頑張りましょう。
いま、こんな時だから・・・・・。
SさんとAさんの柱では、話しかけて下さる方が・・・・.
みんな、何か思っています。少しでいいから見つめましょう。
感じましょう。考えましょう。
そして、少しだけ動き出しましょう。
カレンダーにいろいろ書き込みました。
訪ねてください。
(07-09-02・おおきせいこ)
《雲の25日新宿西口》 村雲 司
4時50分頃、小田急前に到着。
残暑というよりも、「惨」暑と呼びたいような熱気の中、
宮川さんは帽子も脱いでお疲れのようすだったが、
何時もの微笑みで迎えて下さる。
スタンディングを始めると、直ぐに背中を汗が垂れて行く。
思い切ってショートパンツでもはいてくればよかったと後悔する。
湿度も70%は超えているだろうか。
重い空気の向こうにKさんの笑顔が現われ、救われる思いがする。
Kさんに続いてオランオランさん、そしてTさん。
直ぐにTさんが携帯でスタンディングのようすを記録し始めてくれる。
通り過ぎる人たちは、まだまだ夏休み風の人が多い。
休暇気分とこの暑さのせいであろうか、
私たちのアピールに目を留める人は何時も以上に少ない。
突然、白シャツの青年(30歳位かな)が、
私の「ジュゴンを守れ」のアピールを指しながら話し掛けて来る。
こちらに言葉を挟む余地を与えないで、一方的に自分の理論を語り続ける。
安倍首相の答弁に似ている。
論議にならない。
対話にならない。
彼の主張の概要はこうだ。
「バイオ燃料が主流になると、食糧問題に拍車が掛かり、
食物を奪い合う戦いが世界中で始まる。
戦争の時代が間もなく来る。
その時、軍備による安全保障は欠かせない。
日米安保も今以上に大切なものになる。
沖縄の痛みは小さな傷だ。
小さな傷のために、全身に関る病を見失っては行けない」というのだ。
食糧戦争の可能性は勿論あるが、彼はその戦争を前提としてしまっている。
戦争にどうやって勝つかしか頭にない。
何とか回避しようという姿勢が感じられない。
平和はそう言った努力の継続によって保たれるものなのに。
小さな痛みを大きな病のために無視すると言うのも国家の論理だ。
まず国民の小さな(国民一人一人にとっては大きな)痛みを癒すこと、
痛みを防ぐことが、国の営みの原点ではないか。
一方的に語って、Kさんが手渡そうとするチラシも笑顔で拒否して去って行った。
安倍首相もそうだが、外見は薄ら笑いを浮べ続ける
ソフトなものだが、心は頑なに凍り付いている。
他の意見に全く耳を貸さない。
流暢に日本語を話すのに、日本語が通じない。
こういう人たちの存在を頭では分かっていたが、実際に出会って見ると、
異星人に遭ったような底知れぬ恐ろしさを感じた。
世代間の差ばかりではない、何だろうか。
政治なのか、教育なのか、マスコミなのか、家庭なのか。
広場に下りてからも、ずっと考え続けるスタンディングとなった。
≪雲≫
今回の報告ページの写真は、男性Tさんの撮影です。
(ベトナム・ダナン チャム彫刻美術館で小田実さんと遠藤洋一さん)
「小田さんの風呂と、フォー」 遠藤洋一(元福生市議)
小田さんとの初めての旅は、1969年春のことです。べ平連の「九州キャラバン」にぼくも参加することになりました。もちろん旅費なんか出ません、宿は結構提供者があったり、あまりかからなかったような気がします。ヒル飯は小田さんがおごってくれました、それには条件があって、重い重い、本当に重い重い革製のバックを持ち運ぶことでした。文字通り「鞄持ち」です。その鞄は原稿が詰まっていて、後で「現代史」の原稿であることが分かりました。あんまりの大作で、まだ読んでいません。なんでも「細雪」のパロディだとか、その谷崎潤一郎作品も読んでいないので、よく分かりませんが、その作品も重量的には「重い」のでしょう。おかげで、とても美味しい「昼飯の旅」でした。
最初は、福岡べ平連の石崎さんや、当時九州大学生の黒田君などに、世話になり、熊本、温泉の玉名、佐世保、鹿児島と講演旅行でした。そう言えば瓢鰻亭の前田俊彦さんとも、初めてお目にかかりました。戦後すぐ村長さんをやっていて、その後三里塚に住み、どぶろくで有名になりました。
旅は続き、高橋武智さんや、針生一郎さんや「大人」との旅は、青年のぼくにはとても刺激的でした。熊本での講演会やデモの次は、玉名べ平連の古川泰龍さんのところでした。この方は「復讐するは我にあり(映画化され緒形拳が主演でした」のモデルになったヒトです。殺人を犯した偽弁護を見抜くのは次女のルリ子さん、説得したのは寺の住職だった泰龍さん。そのお寺が温泉もやっていて、そこにのんびりしました。驚いたのは、小田さんの「温泉作法」でした。小田さんの「説」は、毎日風呂に入っているのだから、石けんで洗う必要など無い、どぼんと浸かってぱっと出る、といったものでした。その日も、巨体で浴槽にずかずかやってきて、あっという間に、出て行きました。ぼくは、呆然と見送ったものです。
時間は飛んで、この写真は2002年に、ベトナムにご一緒したときのものです。この旅は、すでに人工透析治療中のぼくには、透析施設探しを優先にする、困難なものでしたが、ホーチンミンでの透析は、既成の旅行社の「透析ツァー」にはない、スリリングかつ興味深いものでした。
小田さんとは、ある深夜、吉川さんと偶然「マジェスッテックホテル」のロビーで一緒の時「どうや、えんどー、フオーを喰いにいへんかー」、と誘われ、夜のサイゴンへ。クリントンも食べたという「高級フォー専門」の店に行きましたが、まあ高級といってもフォーはフォー。屋台の味と変わりはないような。しかし、小田さんは「旨いやないか、もう一杯と、食べ。それでも足りなげ顔でした。ぼくはすでに小田さんに初めて会ったときの100キロ越えの体重は、75キロ台でしたし、次の日の透析も考え「もう一杯!」とはいえませんでした。小田さんは、次の朝の「ビュッフェの朝食」でも、フォーを軽く三杯も食べていました。風呂といい、食欲といいすごいヒトです。一週間のベトナム旅行での小田さんとの「ツーショット」はさんざん探しはしたが、この一枚です。でも、撮ってくれたのは、誰だったのか思い出せません。この博物館も忘れました。
この写真を見つけたときはしばらく泣いていました、書斎のドアに張ってあります。
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トップ写真の旅に私もご一緒しました。
遠藤洋一さんは、春の市議選で残念な結果になりましたが
今は、たくさん充電していただき再度登場して下さる日を
楽しみにたくさん応援していきたいと思います。
(07-08-21おおきせいこ)
遠藤さんのプロフィールは下記のサイトからお訪ねください。
http://www.gws.ne.jp/home/rimpeace/endo4c/sjsrk.html
http://www.rimpeace.or.jp/jrp/yokota/giantvoice0209/gv0209.html
(Kさんが何時も着ている沖縄支援!)
『夕凪の街 桜の国』を反戦意思表示の日に観た! 大木晴子
映画 『夕凪の街 桜の国』 をスタンディング前に観に行きました。
映画に関しては何も書きません。観てください。
この映画を家族でお子さんを誘って観に行ってほしいなぁ?。
どの家族もそうあってほしいと願っています。
静かに自分の心のタンスに記憶してほしいです。
5時から雲さんと立ち、今日は 「多摩川花火大会」 があるから
浴衣の人が多いと話をしていました。
今年は多かった浴衣の着方 が反対の娘さん!先日の花火大会の時も
教えてあげただけでも5人、今日も通りました。
そんな話をしているとSさんが来られました。
「暴力(武力)支配から法による秩序へ 世界が求め九条は生まれた!」
とプラカードを書き立ち始めました。
そこへ、K松さんとK島さんがいらして立ち始めると
百合の花さんも新しいプラカードを持って立ちました。
ジュゴンのTシャツを着たKさんが加わり地上は7名の意思表示になりました。
JRの改札から一番近い柱には、何時も雲さんとKさんが立っています。
今日は、辺野古支援に行って黒く焼けたTさんも立ちました。
Tさんの「渡すな!」声が一緒に聞こえるようです。
雲さんは、写真入りのプラカードです。
その雲さんたちの向側の柱には、斉藤さんが立っています。
その隣の柱には、K島さんが28冊目のスケッチブックに書いた
言葉を持って立たれています。
同じ柱に、Kシスターが立ちます。
その裏側には、K松さんと百合の花さんが立ちました。
その向こう側の柱には、Sさん、Aさん、Nさんが立ちました。
ムキンポさんは、STOP EVICTION!! (排除するな)のTシャツを
500円で買ってきたと言われてポーズをつけました。
広場を行き交う人たちは、時には振り向いたり話しかけたり
プラカードを見て、何か考えてしまったような表情をして通ります。
映画『夕凪の街 桜の国』を観て反戦の意思表示をしながら
戦争で命を奪われた人たちの分まで「生きなければ・・・」と
このところ弱気になっていた心を奮い立たせることが出来ました。
若い人たちが観て話し合って一歩!平和を育む歩みをしてほしいなぁ?。
http://www.yunagi-sakura.jp/
『夕凪の街 桜の国』サイトです。
(07-08-20・おおきせいこ)
★18日のカンパは、2850円でした。
もう少し増えるまで頑張ります!!
送金しましたら下記の報告ページに掲載いたします。
沖縄・辺野古へのカンパ報告のページ