「マガジン9条」 で始まって「九条ネット」 で終わった土曜日 大木晴子
7月21日の土曜日は、何時もよりはやく新宿へと
急いでいましたが何故かパソコンが気になって
出がけにメイルのチエックをしました。
辺野古 からの緊急連絡が入っていました。
直ぐに「辺野古を見つめて!」のページを更新して
重い怒りを抱えて新宿へ向かいました。
山手線の中で可愛い女の子と隣同士で座りました。
何時も持っている「マガジン9条」の 楽しいシール を
一枚プレゼントしました。
とても喜んで犬の絵のシールをかぶっていた帽子に貼りました。
「犬が好きなんだぁ?」と聞くと大きく頷きました。
「可愛いワンちゃん見たい!」と聞くと眼を輝かせました。
ゆき や辺野古を見つめて! のプラカードを広げると
お母さんも一緒に喜んで見ていました。
もちろん、周りの人もです!!
3時半過ぎに新宿西口へ着くともう始まっていました。
今日は第四土曜日 「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」 の街頭情宣の日です。
この実行委員会にはたくさんのグループや私たち西口で意思表示を
している個人も心を繋げて沖縄支援をしています。
雲さん、Oさん、Tさん、Kさんが参加して
Nさんがカンパを届けに立ち寄って下さいました。
私は、電車の中で見せたプラカードを持って立ちました。
行き交う人たちはマイクを通して訴える言葉に耳を傾け
たくさんの仲間が配るチラシ受け取ります。
この日、一時間で900枚を配りました。
私のプラカードを見ながら端の方で話を聞いていた男性が
自分からチラシをもらい、マイクの前で読み始めました。
はじめは、賛同者かなぁ?と思いましたが読み方とだんだん
手が震えて顔が引きつってきたのでこれは反対だ!!と思いました。
4時半、情宣が終わるとその男性は私たちに声をかけてきました。
お互いの話を聞くことが大切なのにその男性は元自衛官と言って
武力を持たなくてどうすると言った考え方、私たちの説明を聞く
耳をもたず捨て台詞を残して立ち去りました。
この時、戦争教育されるって怖い!!と思いました。
先ずは、平和になる為に何をしなければならないか
それが武力を使いこんなに持っているから安心と思うことなんか。
その男性の引きつった表情、柔軟性を失っている
その後ろ姿が哀れにおもえました。
地上の意思表示は、何時もより少しはやく始まりました。
Kさんが配る辺野古支援チラシを受け取ります。
Oさんも配ります。
Tさんと雲さんと私が立ちます。
K島さんが、K松さんが立ちます。
今日は、用があって立てないムキンポさん が
立ち寄って写真を撮ってくれました。
6時地下広場です。
クリスチャンのSさんが立ちます。
今日は、地上から一人でも多く投票へと願い立つK島さん。
お二人の揺るぎない辺野古への思いは、
辺野古の皆さんとしっかり繋がっています。
雲さん、Kさんも沖縄・辺野古と繋がります。
斉藤さんも繋がります。
そして、戦争を知っているK松さんは
戦争をしない憲法「平和憲法」に一票!と訴えます。
堂々とした力強さを何時も漂わせています。
私の雲さんが書いて下さった「平和」と「非戦」のプラカードは、
しっかりとKシスターのプラカードになっています。
雲さんのジュゴンに声をかける若者がいます。
Aさんも選挙が気になります。
そして、Sさんも7月29日に投票を!
棄権などしないで意思表示を!!
と願いながら立っています。
帰りがけ、渋谷の駅前で9条ネットの ZAKIさん にお会いしました。
応援のきくち ゆみさん もいらして皆さん元気です!!
一日中、9条!そんな日でした。
辺野古の夏目牧師のことがとても心配でした。
先週から集めていた辺野古へのカンパは、10243円になりました。
月曜日に送金します。
沖縄・辺野古へのカンパ報告のページ
(07-07-23・おおきせいこ)
「ひっくり返そう」 大木晴子
大きな台風が通り過ぎた沖縄辺野古にいるTさんのお話です。
「折れた アダン が、打ち上げられた砂に埋まっています。
一抱えもある岩が、道の真ん中に転がっています。
事務所前のテントは、ズタズタに裂けています。
事務所周辺は、停電しています。
浜のフェンスは、ほとんどなくなっています。」
ということです。
片付けだけでも大変!
さぁ、東京で出来ることをしなければ・・・とカンパ箱も入れて
新しいプラカードを持って出かけました新宿西口へ・・・・・。
今日は、 雲さん が作品展の為にお休みです。
地上は「雲さんの作品展に行ってきた!」
と Oさん とレインボーのKさんが立たれました。
ビッグイシューを販売している宮川さんもお休みでした。
何時もの場所は、易者さんが座っていました。
雨でカンパ箱の中に温かい支援はあまり入りませんでした。
でも、一度通り過ごされてから戻ってカンパしてくれた外国の方が
いました。頷いて遠ざかる彼の後ろ姿はとても優しかった。
それに比べて何て無関心!!
地下へ6時移動しました。
K島さんの言葉が立ち始めます。
暫くして、キリスト教関係の出版社に勤務するNさんが
青森から来られた知人のご夫妻を西口へ案内されて少しお話を
していかれました。足下に置いていた辺野古へゴムボートを
送るカンパ箱に入れていただきました。
地上から立たれているOさん、そして辺野古支援から帰られたYさん、
お二人の所では声をかけてきた男性と話が長く続いていました。
隣の柱では、「現在を戦前にするな!」とK松さん。
広場の真ん中では、また若者が警察官に声をかけられています。
あっさりと見せてしまう若者。
今日は、中年のあご髭をはやし、髪の毛も長くして
後ろで結んでいる男性も声をかけられたようで
警察官と話しながら拒否の態度を貫いていました。
警察官が諦めたようです。
心の中で拍手!!
AさんもSさんも立ちます。
今日は、考え方が違う女性が声をかけてきました。
Aさんが頑張って話をしていました。
今日も元気に立たれました。
Kシスターの向こう側の柱にはレインボーのKさんが・・・・。
今日は、雲さんも大きなプラカードを持つKさんもお休みでした。
このところ、我が家のお転婆娘のゆきが
あまり”ひっくり返って”寝ているので
連れ合いの協力を得て新しいプラカードを作りました。
29日に向けて持ちたいとおもいます。
ゆきは安定した”ひっくり返えり”です。
今度の選挙もそうだといいなぁ?。
辺野古支援のカンパは、なかなか集まりません。
ゴムボートは、一艇200万円ぐらいするようです。
カヌーで闘う人たちの命を守る為に必要なものです。
皆さん、辺野古へ温かい支援をお願いいたします。
ゴムボート・カンパ振込先
振込先 郵便振替口座 01700-7-66142
加入者名 ヘリ基地反対協議会
※ 通信欄に必ず「ゴムボート代」と書いてください。
(07-07-16・おおきせいこ)
いろいろ見て!聞いて!「戦争は地獄」ですよ!! 大木晴子
丸木美術館では、七夕の7日から 「スマおばあちゃんの夏休み」 が始まりました。
ニュースの発送もあったので西口に行く前にスマさんの作品展を
拝見しながらお手伝いに行きたかったのですが・・・・・
やっぱり、辺野古が気になります。
私に出来ることやらなければと何時もより一時間早く
出かける前に作ったカンパ箱を持って新宿へ向かいました。
暫く立っているとKY生さんが来られて一緒に立ち始めました。
KY生さんの持つプラカードは、説得力があります。
今日は転勤で遠くに引っ越されたフライパンさんが
現れてビックリ!嬉しいスタンディングになりました。
(KY生さん撮影)
雲さんは風邪をひかれてお休みでした。
10日から 作品展 が始まります。
はやく元気になってください?。
地下へ降りるとクリスチャンのSさんが・・・・
生活の中で立てる時にこの土曜日が活きるって素敵だなぁ?と
思います。きっと、立ちたいけど今は無理!でも何時かは・・・と
思われている人はたくさんいらっしゃるとおもいます。
何時も言いますが、スタンディングは人に見つめられているだけでなく
自分と向き合う時間でもあります。
私は自分を見つめて自分の全てを認めながら好きになること
大切だと思っています。
スタンディングは、優しさも強さも育んでいけるような気がしています。
今日の言葉は、きっとこれだなぁ?と思いました。
K島さんの凛とした文字が広場にありました。
地上だけで帰られたKY生さん、そして久しぶりのフライパンさんにも
カンパをいただきました。
カヌー隊の命を守るために、もっと ゴムボート が辺野古の海に必要です。
地下広場はカンパ活動が出来ません。
温かい眼差しを辺野古そして高江ヘリパッド建設反対・抗議行動 に向けてください。
静かに私の足下で大人しく・・・・・。
すると、「南口は、何処ですか」と若者に聞かれました。
方向を説明すると私の周りを見ていたその男性はカンパ箱に
ポケットの小銭を入れてくれました。
「先週、風邪で来られませんでした。」と声をかけてくださって
Kシスターは、K松さんと・・・・。
「米軍基地 建設反対」と揺るぎない沖縄辺野古支援です。
Aさんは、選挙に行こう!・・・・と。
お父様の看病やお仕事があるのにこの西口の反戦意思表示の
時間を大切にして頑張っています。
みんな、いろいろなことを抱えながら平和への道を育み歩いています。
広場にイタリア語で「平和」PACEのレインボーの旗が
明るくなりました!
いつも地上から立たれるOさんでした。
Kさんの大きなプラカードです。
新しいのを作らなくちゃ!とKさんは言われますが
このプラカード、行き交う人の眼をとめます。
まだまだ、頑張ってほしいなぁ?。
久しぶりに会ったフライパンさんは、少しふっくらしていました。
スタンディングの皆さんに 「きんつば」 のお土産!!
美味しかった!!
フライパンさんは、「国連大学前にて座り込み3周年飲み会」に
参加する為に上京されたのです。
クルド難民メルヴェちゃん家族とのお別れ会です。
7月9日のTBSのニュース番組「イブニングファイブ」で
(17:30のすこし前から)ドーガン家特集が放送される予定です。
メルヴェちゃんもたくさん出演しますよ!見てくださいね!!
ギリギリセーフ。少しの時間でも立つ。Sさんの根性です。
意思表示が終わりSさんと国連大学前に急ぎました。
(新宿西口と国連大学前で入れていただいたカンパは18316円でした。)
あの夏、5歳だったメルヴェちゃんは可愛い少女になって
7月10日、カナダへ飛び立ちます。
学校のお別れ会で友だちが「カナダで幸せになってね。」と
言ってもらったと嬉しそうに話してくれました。
この子どもたちの未来、争いの無い世界であってほしい。
ヒロシマ、ナガサキの出来事を忘れないでほしい。
亡くなられたみなさんは、「二度と私たちのように・・・」と
あの丸木美術館の「原爆の図」と向き合ったときに聞こえる
その思いを私は大切に生きていきたい。
今年の夏は、たくさん見聞きして「戦争は地獄」ということを
考えてほしいと強く願っています。
書き続けて良かった!
読み返すと記憶が身体のなかを優しく温かく走ります。
そして、辛い時間もあったけど諦めないで頑張れば何時か
それは幸せに結びつけることができる。
そう、おもえるのです・・・・・。
今日は、 「フリーター全般労働組合」 の
Oさんが声をかけてくれました。
とても元気そうでした。
それぞれの場で頑張る!素敵なことですね。
(07-07-09・おおきせいこ)
「この親子を引き裂かないで」
難民5歳のメルベちゃん・・・。
カザンキランさんたちは「平和」が好き!
「命」2007年水無月最後の土曜日 大木晴子
「しょうがない」発言に怒りが爆発!
私はアメリカの新聞に「意見広告」を出した
議員、ジャーナリストの皆さんそして
「しょうがない」発言をした久間防衛相を
丸木美術館「原爆の図」の前に連れて行きたい!!
人の命をなんだとおもっているのだろう。
傲慢で自分としっかり向き合えない人に
自分の未来を託すわけにはいかないと強くおもう。
いろいろと考えていたら作業が進まなくて
こんな週もあっていいかなぁ?。
写真だけ掲載します。
皆さんの中でその場を想像しながら見てください。
Tさんが辺野古支援から帰るとYさんが辺野古へ出かけました。
そしてYさんと入れ替わるように男性Tさんがまた辺野古へ・・・。
毎日、頑張っています。
皆さんん、沖縄・辺野古を!
そして 高江 の 座り込み も見つめてください。
「ひめゆり」 ご覧になりましたか。
13日までかなぁ?。
カレンダーを見てください。
(07-07-03・おおきせいこ)
沖縄慰霊の日・6月23日・・この若者たちの未来に!! 大木晴子
沖縄が日本に復帰して三十五年。
きょうは沖縄の「慰霊の日」です。
一般住民十万人の犠牲者を出して沖縄戦が事実上、
終結したのが六月二十三日、この日は戦争の悲惨さを
語り継ぎ平和を誓いながら新たな思いで平和を育む力を
心に刻む日として私の中にあります。
北海道新聞の社説
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/33799.html
「沖縄慰霊の日*歴史から目を背けずに(6月23日)」です。
5時から立ち始める地上小田急デパート前には、雲さん、Aさん、Kさん
そして辺野古から戻られたTさん・・・
ムキンポさんのお友だちのIさんが丸木美術館のプラカードで立ちました。
今日は沖縄那覇市から来られたRさんがさっと筆ペンで
「GENBAKUが華と咲かせし 憲法の不戦の誓い永遠にかがやけ」
と書かれて立たれました。
そしてRさんは、地下広場にも立ち始めました。
直ぐに通られたご夫妻と話し始めました。
隣のK松さんも話しています。
とても素敵な光景でした。
行き交う人々とくに若い人たちに素敵な背中を見せていると思いました。
このお二人は、次にK島さんにも声をかけておられました。
Kシスターも凛とした生き方を見せてくださいます。
沖縄支援の言葉がここにもあります。
Oさんの気持ちが伝わる文字です。
ここにも沖縄をおもうプラカードが立ちます。
YさんとTさんの言葉です。
辺野古から帰られたTさんとこれから辺野古へ行かれるYさんは
話が弾んでいました。
Sさんの言葉が・・・・。
雲さん、Kさんの言葉が・・・・。
その雲さんの言葉に足を止めた18歳のM青年がいました。
私がカメラを準備して撮れるぐらいながく立って読んでいました。
私が彼の後ろに立ったとき、レインボーのKさんの旗を見つめていました。
そこに書かれていた「PACE」をイタリアの言葉で「平和」と伝えると
嬉しそうにレインボーのKさんから「 ひめゆり」 のポスターを見ながら話を聞いていました。
暫くして、気がつくとRさんのプラカードを下げて立っていました。
Rさんが帰られるのでバトンタッチをされました。
Mさんは、演劇を学ぶ青年のようです。
また意思表示をしたいと言われていました。
私が写真撮影をしている間、バンダナの旗を持って立ってくださる
Aさんです。
今日は、もうひとり若い方が地上から立たれました。
Iさんは、ムキンポさんから聞いてこられた娘さんです。
「私も犬を飼っています。」と言われてジローのプラカードを
持って立たれました。
ムキンポさんは、アラビア語で「平和」のレインボー旗!!
沖縄辺野古の海にも サラームのレインボー旗 が活躍していますね。
用を済ませた帰りと言われ、沖縄慰霊の日だからと
ジローとゆきの辺野古支援のプラカードを持って立たれた
KY生さんです。
今日はほんとうに出会いの多い日でした。
私のプラカード見て不思議そうにされていた外国の方。
KY生さんに説明をお願いしました。
真剣に聞いておられたこの方はイギリスから来られた
英会話の先生をされている方でした。
ムキンポさんに撮影していただきました。
戦争をしない・・・約束の憲法を
平和を輝かせて守りたい・・・。
沖縄慰霊の日に心にしっかりと刻みたい。
(07-06-25・おおきせいこ)