きっと来る!青い色が街に満ちあふれる日が・・・。大木晴子
私は、西口の意思表示前に ロフトプラスワン で行われた
漫画家・山本夜羽音さんたちが企画した 集会 へ参加しました。
初めて行ったロフトプラスワンは、思っていた通り心地の良いお店でした。
わっ!大変!5時になる?。
急いで東口から西口へ走りました。
小田急前地上に着くと雲さんが立ち始めていました。
ロフトプラスワンでも一緒だったムキンポさんとA美さんが立ち
ムキンポさんは浅野史郎さんカラーの青い布を持って!
そして東京の黒塗りの情報公開の現状を浅野さんに訴えたA美さんは
その殆どが黒塗りの用紙を掲げて意思表示でした。
Aさんも立って5人!いいえ、もうお一方ムキンポさんのページに
写真が掲載されています。俳優さんが!!
6時、地下広場の意思表示が始まります。
Aさんの所では、声をかけた青年と長い時間話が続いていました。
側では、警察官の荷物検査が続いています。
多くの人は、拒むことをせずに警察官の手が荷物を探るのを
ただ見ているという感じです。
この光景は、決して美しい国ではありません。
公衆の面前でその人の心を大切に考えることが出来ない
この職務質問に何時も「何かが変!」と思うのです。
Kシスターは、私の非戦とK松さんのプラカードを持って立たれました。
斉藤さん、揺るぎない沖縄への思い・・・・。
勝利の日を信じ立ち続けるスタンでイングです。
青い色を目一杯身につけて立った百合の花さんです。
青い布袋、頭には雲さんの「平和のバンダナ」そして
しっかりとした文字で書いたプラカードを青い紙の上にのせて
浅野史郎さんが言われた「諦めない」という言葉を書いて
スタンディングでした。
トップのK島さんもきれいな青いスカーフでさり気なく
意思表示をされていました。
レインボーのKさんと雲さん。
雲さんの「国会の死」、法務委員会での強行採決など
少数の意見を完全に無視し次々と決められて行く様を
思うときほんとうだなぁ?・・・・と。
何時も同じ柱に立つKさんが、今日はお休みでした。
K松さんとOさんが立ちます。
今日は、私が持つ丸木美術館支援のプラカードを見た男性が
声をかけてくださいました。
そして、自分も戦争の体験を描きそれを持って語り部をされていると
話されました。
今日もその講演の帰りでと大きな風呂敷に包まれた絵をお持ちでした。
私は「見せていただけないでしょうか」とお願いしました。
地下広場に1945年3月10日のあの悲惨な光景が・・・・。
狩野光男さんの描く東京大空襲 の絵を見せていただきました。
狩野さんは、中学校2年のとき大空襲にあい、
両親と妹さん2人を亡くされました。
この階段の所でご家族が亡くなられていたそうです。
「線路を歩いているのは、私です。」・・・と。
亡くなった娘を背負い歩く男性に手をあわせる親子の姿に
シャッターを押しながら涙がとまりませんでした。
あの忌まわしい戦争から今まで多くの人たちは平和を願い
平和憲法を活かして戦争をしない国を育んできたのではないですか。
その平和憲法が、いま危ないのです。
神経を研ぎすましてください。
かえられてしまったら取り返しのつかない状況になります。
子どもたちの未来に「戦争は地獄」の光景があってはなりません。
いま、一人ひとりが意思表示をするときです。
平和を育みましょう。(07-03-19・おおきせいこ)
雲さんの写真と文章! 3月10日の土曜日報告!!
■小田急百貨店前
4時30分、何時もより早めにK島さん、フライパンさんと雲が到着。
今日は「戦争への道は歩かない!声をあげよう女の会」主催で、
大木さんが参加したリレートークを聞きに出かけた3人が、
1部が終ってそのまま来たため30分ほど早くなった。
大木さんは2部にも残って今日はスタンディングができない。
ビッグイシューの宮川さんにそう伝えると、残念そうにしながら、
「大木さんから皆さんに渡して貰いたかったんだ」と
大きな紙袋にいっぱいの飴玉を頂く。
時折こうして甘いものを差し入れて下さる。
立っていると何となく小腹が空いたり口さみしくなるから、
飴玉は本当にありがたい!
フライパンさんは着いてからプラカード作りを始める。
テーマは東京大空襲。そうなのだ。
今日は62年前に東京が大空襲を受けた日だ。
344機のB29爆撃機が100万発の焼夷弾を落とし、わずか3時間程で
10万人余を虐殺した日である。
太平洋戦争まで、日本の民衆は直接戦火に晒されることはなかった。
戦争とは何かを、この戦争で骨の髄まで知らされたのだ。
戦争に勝敗はない。
双方の民衆が取り返しのつかない大きな犠牲を払はなければならない。
焼き尽くされ、心を砕き尽くされる。
焼け野原に立って、戦争という選択肢を選ぶ如何なる理由もないことを確信し、
その思いを憲法に深く刻みつけたのだ。
しかし何と言うことか、今や安倍政権は内閣の一番の目的を、
九条の改変においている。
早速フライパンさんに話しかけたご老人がおられた。
幼少の頃、沖縄の地上戦を生き延びた方で、当時の記憶を話されたという。
戦争体験者は60年以上心の内に抱えて来たものを、
誰かに語り尽くしたいと今も思い続けている。
その思いのやり場が今の日本にはない。
続いてTさん、そしてОさんKさん。
Tさんもその場ですらすらと言葉を書く、
「国民投票法は改憲手続き法」。核心を捉えた言葉にうなづく。
Оさんは辺野古の新米軍基地反対を沖縄の美しい海の写真で何時ものように訴える。
写真の訴求力か、沖縄の海の輝きか、何時も目を留めて行く人が多い。
Kさんは例のごとくビラ配り。
何気ない動作で手渡して行く。
何時もながら凄いと感じる。
先週は30枚をわずか30分程で配り終えたという。
笛の音が響き始める。
何とフライパンさんが吹いている。
少しでも関心を集めようという工夫だ。
Оさんの写真、フライパンさんの笛、小田急前の雑踏では工夫が必要だと感じる。
遅れてAさんが登場。
今日のもうひとつの会「九条を泣かせるな・意見広告・高齢者パワーの講演会」を
手伝って来たとのこと。
息子さんの入試の重なる中、頭が下がります。
■西口地下広場
広場へ降りる。何だか人通りが少なく、ガランとした感じ。
年度末、確定申告やら何やらで新宿へ遊びに出る人が少ないのかも知れない。
雲が何時も立つ柱には、待ち合わせの若者たちが一杯集まっている。
これは卒業式か何かの流れだろうか。
とりあえず、大木さんの柱にAさんと一緒に立たせてもらう。
柱がひとつ違うだけで人の動線が随分変わって感じられる。
左右、前方と次々と柱に向って人が来る。
若者たちが去って、人囲いの解かれた柱へ移る。
Kシスターもそこへ。
何時も静かに微笑んでおられる。「顔施」という言葉を思う。
仏教の言葉だが、乞われても何も施すものがない時、笑顔を施すというようなことらしい。
雲の顔は生まれつきの鯱ばったもので、なかなか話しかけられることはないが、
シスターはよく声を掛けられている。
スタンディングでの自然な笑顔は、意思をより効果的に伝える上で助けになると思う。
鏡でも見て少し練習しようか…。
Kさんが新しいプラカードをコピーしようとしたが上手く行かなかったと、
Aさんから借りて持たれる。コメントは「イラクはまだ燃えている」。
まだ燃え、さらに燃え盛っている。
その火に油を注ぐ手伝いを航空自衛隊の輸送機が今日も続けている。
しかも、イラク特措法を2年間も延長するのが政府の方針と伝えられる。
何とも歯がゆいことだ。
国会でロビー活動を続ける「組長」がОさんとTさんの柱を表敬訪問?
しばらく話して、また車を引いてどこかへ…。
彼の情熱と、それを支えるエネルギーに頭が下がる。
ムキンボさんも何時ものようにひょっこり現われて虹の旗を掲げる。
夜になって風が出て、旗の裾が心地好く翻る。
風にはためくその様子を目にすると、元気が出る。
また旗を持ってみよう。
今日は記録係りだから、何時もは目にすることのない、
柱の反対側に立っているK島さんを撮影に出かける。
もう何冊になるのだろうか、
K島さんのスケッチブックに書き続けられる言葉は、
文字通り時代のスケッチでもある。
今夜の言葉は「子や孫を戦地に送りますか」。
そうなのだ。少なくとも、これから生まれて来る児、
まだ選挙権のない子供たちに対して、我々は責任を果たさなければならない。
「再び子供たちを戦場に送るな」と戦後大きく叫ばれた言葉が、
また現実味を帯びて来てしまった。
慣れないカメラを扱っている内に、アッという間に7時になる。
宮川さんの飴を皆に配っているところへ、黒の上下の男が駆け込んでくる。
何者だ!と身構えて抱え込むと、斉藤さんではないか。
何やら不祝儀があって、時間が長引きようやく駆けつけたとのこと。
ごくろうさま。ご褒美に飴を差し上げる。
さて、来週は皆のスケッチブックやプラカードに
どんな時代の言葉が生まれるだろうか。≪雲≫
★雲さん、ありがとうございました。
皆さん、雲さんはどんな人! このページ をご覧下さい。
(07-03-14・おおきせいこ)
表現者はリレーする『いま、語り描き写し歌い舞うとき』
3月10日、渋谷にある東京ウィメンズプラザで行われた集会の記録ページです。
七回目になりました。
紫金草合唱団のみなさんのコーラス
『憲兵だった父の遺したもの』の著者である倉橋綾子さん(右上)
弁護士の平山知子さんは「東京大空襲被災者訴訟」のお話でした。(右下)
平均年齢74歳という高齢者たちが原告となっているこの裁判について語られました。
シンガーソングライターの矢口周美さんはオートハープを弾きながら
「死んだ男の残したものは」と新潟の詩人、遠藤春子さんの詩に
矢口周美さんが曲を付けられ歌われた「足くらべ」は心に響きました。
劇団「民藝」演出家の渾大防一枝さん(左下)
石川逸子さんの詩集『千鳥が淵へ行きましたか』に出会いその
『千鳥が淵…』上演を通してのエピソードを話されました。
詩人の大島ふさ子さんは、日本に留学中に治安維持法でつかまり、
獄死した韓国の詩人ユントンジュについて語りました。
ダンスグループの「○?まる?」さんたちです。
『茶色の朝』をテーマに踊られました。
私の友人が会場に初めて参加していました。
彼女は、ダンスのことはよくわからないけど
三人の若者が投げかけたものは、心の中に伝わってきたと言っていました。
私は、2003年2月から始めた新宿西口の意思表示を
パソコンのスライドショーを使って100枚の映像を
見ていただきながら話をさせていただきました。
当日の明け方まで悩みながら15000枚近くある
写真から100枚を選ぶのはとても辛いものがありました。
澤地久枝さんは、「憲法九条は絶対に変えてはいけない。」
「思ってるだけじゃダメ、みんな一歩前へ出て」「九条を泣かすな」と
強く訴え、ほんとうに勇気をいただきました。
一部の最後は、横井久美子さん。
二部 「映画とトークの夕べ」
映画『ディアー・ピョンヤン』
梁 英姫/ヤン ヨンヒ監督
(2005年作品・107分)
トーク
梁 英姫監督 (映像作家)写真右側
×
渡辺一枝 さん(作家)
http://www.film.cheon.jp/
映画『ディアー・ピョンヤン』のホームページ
個が活きる土曜日の意思表示! 大木晴子
「今日は、早いですね」と宮川さんに声をかけられて
地上での意思表示が始まりました。
ビッグイシュー を売る宮川さんのところは若いお嬢さんたちが
「ビッグイシューは、いかがですか。一冊200円です」
明るい優しい声が響いていました。
宇都宮大学 の社会福祉ゼミの皆さんでした。
私が立つ反対側デパート前にOさん、Aさんが立ち始めました。
それぞれ辺野古支援、イラクのことAさんは私の辺野古支援
ジローとゆきのプラカードを一緒に持ってくれました。
Nさん 集会のお知らせ を持って立ち、Kさんが辺野古支援のチラシを配ります。
チラシを受け取った女性が熱心にAさんたちと話をしていました。
そして、プラカードを見たご夫妻も話しかけていました。
私は、今日も地上では浅野さん支援のプラカードでした。
声をかけてくださる人も増えてきました。
自分の意見を言っていく人が出てきて嬉しい!!
今日もプラカードの“浅野史郎さん”と書いた文字あたりで
見る人の表情がかわりました。
でも、表明をされてから少し変わり始めました。
具体的な希望をもつようになってきたからだと私は思いました。
ある男性は、政策が見えないからなぁ?と言いました。
出るんだったら早く言えばいいんだよなぁ?と言いました。
私は、浅野さんの決断を静かに待つことの大切さをはなしました。
彼は、帰り際に「もちろん、浅野さんが立ったら入れるよ一票!」
と言っていま憲法を勉強していると本を見せてくれました。
みんな、いろいろなかたちで考えているんだと嬉しくなりました。
この男性は、最初「都知事選のこと一人だけ、孤独だねぇ?」と
声をかけてきました。
「いいえ、そんなことはありませんよ。個の意思表示ですから
自由な場ですからね」と私が話すと浅野さん論議になったのです。
いろんな所でいろんな人が声を出すといいですよね。
さぁ、6時です。地下広場の意思表示が始まりました。
個が活きる場です。
反戦の思いが、平和へ繋がるメッセージが立ち始めます。
K島さんの言葉です。
Kシスターも立ち続けます。
Nさんは、市民の意見30の会と意見広告運動主催の集会、
Oさんと並んで意思表示です。
揺るぎない沖縄への思いで立ち続ける斉藤さんです。
Sさん、急いで書いて立ちます。
久しぶりのYさん!大好きな沖縄支援です。
隣の柱には、Kシスター、Aさん、K松さんが立たれています。
K松さんの足下に・・・・。
ムキンポさんが、レインボーの旗で立ちます。
私は、これ!
春休みに家族で出かけてほしいなぁ?
丸木美術館 へ!!
きっと、今年の選挙!
何かが変わる!
きっと、変わる!!
(07-03-04・おおきせいこ)
Sさんの報告と写真で2007年2月24日の土曜日!!
お休み した地下広場の様子をSさんが写真で知らせてくださいました。掲載します!!
6時10分前に着くと、
地上にはAさんとOさんが。
そして、Kさんもチラシを配りその後集会へ行かれました。
6時に地下広場へ降りると、
K島さんと斉藤さんがすでに立っておられました。
大木さんの柱には、Aさんが立たれました。
しばらくして、Aさんの隣にKシスターが・・・。
「国民投票法案を通せば次は憲法改悪」のポラカードを持つ
Oさんの隣に、K松さんが立たれました。
私の隣には、フライパンさんが。
フライパンさんに「同じ思いです」
「永く続けていらっしゃいますね」と、
声をかけてこられた女性がいました。
6時半にAさんが帰られると、
入れ替わりに、シスターの隣に、
百合の花の少女が立ちました。
ムキンポさんが写真を撮っていかれました。
★ ★★
以上がSさんの報告です。
百合の花の少女に会えなくて残念!
きっと、雲さんもそう思っていると思います。
Tさんご夫妻、KY生さん、kiss-me さん、
レインボーのKさん、千代さん、そして何度か
西口に立たれた ことがある人たちもたくさん!
皆さんこの コンサートで新たな勇気と優しい愛を
たくさん、たくさんもらって帰りました。
来週の土曜日は、3月3日「桃の節句」ですね。
ゆきが我が家に来て初めてのひな祭りです。
(07-02-25・おおきせいこ)