日本中で目覚めれば!! 大木晴子
18日土曜日、東京日比谷野外音楽堂に漫画家・石坂啓さんの声が響き始めた頃、
近くの交差点で声を挙げていた右側の考え方をする皆さんの声が最高潮に・・・・。
石坂さんのメッセージは、『イラク戦争に自衛隊を派兵してこの国は、
もう戦争への曲がり角を曲がってしまった。「子どもたちに今は、戦争をしない。
日本には平和憲法がある。」と言えなくなった』その言葉が強く心の中に残りました。
20日には、息子さんの卒業式があり、先生方に迷惑をかけない意思表示を
考えていると話されました。石坂さんはどんなパホーマンスで臨まれるのでしょう。
次回お話をお聞きする機会を楽しみにしたいと思います。
この集会は、『終わらせようイラク占領 終わらせよう戦争の時代
WORLD PEACE NOW 3.18』約2000人の参加者でした。
今月本を出版された桃色ゲリラの 増山麗奈 さんもお連れ合いの 志葉 玲 さんと
愛娘2人を連れて参加されていました。
麗奈さんは、本に似顔絵を書きサインをされていました。
高田健さんもムキンポさんも嬉しそうでしたよ!
集会には、 「草の実会」 の皆さんも・・・・。
行動する音楽団体 ソウル・フラワー・モノノケ・サミット の皆さんは、
迫力のある歌で最後のインターナショナルは会場を一つに結びつけたようでした。
草の実のご婦人も消費者連盟の富山洋子さんも元気にリズムをとっておられました。
日本山妙法寺の石橋さんや雲さんも良いお顔で参加されていました。
作家の渡辺一枝さんもレインボーのリボンを帽子に巻いて
平和のメッセージバッジをたくさん付けておられました。
渡辺さんは、「一枝通信」で・・・・・
『戦争はいつだって「よーいドン」といって始まったりはしません。
その前からさまざまな準備が(水面下で)仕込まれていて、気がついたら
「知らない間に開戦だった」というように始まるのではないでしょうか。
でも、(水面下)の動きは、目を凝らし耳を澄ませば、見えてくるし
感じ取れるはずです。「なんとなく戦争が始めってしまった」と、
決してそんなふうにさせたくはありません。現憲法をしっかり読み解いて、
身につけて、物言える今しっかりと「戦争はイヤだ」と主張していこうと
思います。』と書いておられます。
私は、渡辺さんはじめ多くの方々が少し先をしっかりと歩いていて下さることを
何時も感謝して共に歩いて行こうと思うのです。
デモには、「市民の意見30の会・東京」の旗もありました。
会の皆さんと意見広告の事務局の方々が会場前で
「意見広告」のチラシを配りました。
意見広告への賛同は、お済みですか。
リンク集にサイトを掲載しています。締め切りが迫っていますよ!!
月曜日に防衛庁前でもご一緒している日本山妙法寺の皆さん、
昼前に水谷橋公園?日比谷野外音楽堂 へ
「米軍再編も国民保護もいらない3.18集会&デモ」をした皆さんも合流していました。
デモコースの千代田区の街灯の柱にナナホシテントウ虫が付いていました。
てんとう虫は、幸せを運ぶ虫と言われています。
我が家のプラカードジローは、日比谷の会場で並んでいたプラカードの隣りに
置いてもらおうとしたら『ダメ』と言われて悄気ていましたが、
持って歩いて下さる方が現れて元気に東京駅まで
「武力で平和はつくれない」と意思表示できました。
東京駅で集団から抜けて新宿へ向かいました。
5時5分、何時もの地上でのスタンディングが始まりました。
雲さん、Oさん、Kさんそしてデモに続いて西口へと二名の方が
久し振りに立たれました。今日は、話しかける若者が多い日でした。
大きな意思表示!Oさん、Kさんの文字は目にとまります。
久し振りのスタンディング、O原さんのレインボー広場が明るくなっていいなぁー。
横で今日の言葉を書いているSさん、
「イラクの人々が殺されるのは なぜ? イラク帰り自衛官が何人も死ぬのは なぜ?」
「東京には空が無い」「東京の空は米軍の空」kiss-meさんの言葉です。
K松さんは、WPNでプラカードをもらってきたそうです。
何時もの柱にイタリア語で平和「PACE」のレインボー旗があります。
ムキンポさんは、今日は三カ所のデモの写真を撮って大活躍でした。
疲れても、10分だけと座って意思表示・・・・。
私は、「原爆の図」“虹”の絵を持って歩くのは少し無理かなぁーと思って
今日は、虹の絵の幼子だけを連れて・・・・・。
彼女を見つめると「おばちゃん、みんなが目を覚ますといいね」と
言っているようで・・・・・いま、
目覚めなければ曲がってきた道を戻ることも出来なくなってしまいそう・・・
そんな気がするのです。
(06-03-19・おおきせいこ)
『湯呑み』 大木晴子
大きくなり過ぎて悲鳴をあげた泰山木の手入れをお願いした。
急な頼みを快く引き受けてくれた職人さんたちに
「お昼は作らせて頂きますね」と約束をして・・・・。
当日は豚汁を作り、おにぎりを握った。
そして湯呑みを用意しながらふと40年近く前の
風景を思い出していた。
父が亡くなり母の老後を考えて母屋と合わせて
アパートを建てることになり大工さんが初めて来た日に母は、
客用の揃った湯呑みでお茶を出した。
夕方皆さんが仕事を終えて帰ると「晴子、買い物に行きますよ」
と誘われ母は真っ直ぐ瀬戸物屋に向かった。
そして、湯呑みが並ぶその前で楽しそうに選び始めた。
少し大きめな寿司屋さんで使うような茶碗を持って
「これは親方さんね」そして可愛い花の模様や
茄子など野菜も市松模様もあった。
全部が違う模様の湯呑みが幾つも並んだ。
翌朝、職人さんが来ると母は楽しそうにそれぞれの湯呑みに
お茶を注ぎ一人ひとりに手渡していた。
「今日から皆さんの湯呑みです。ご自分の絵柄を覚えて下さいね」
と少し照れながら伝えていた。
毎日湯呑みは、母の漬けた漬け物や温かい汁物と一緒に
出されて、元気な大工さんたちの声を聞きながら家の完成の
日を一緒にむかえた。
職人さんたちの最後の日、何時のようにお茶を出すと一番若い
見習いさんの男の子が母に言ったそうです。
「奥さん、この湯呑みを頂けますか。僕の初めて仕事でした。
とても楽しく仕事が出来ました。記念に頂けますか。」・・・・と。
すると他の人も同じように頭を下げられたそうです。
母は、とても嬉しそうにその時の様子を話してくれました。
一緒に買いに行った瀬戸物屋さんのことや
大きな樽に漬け込んだ白菜漬けを毎日
「美味しいです。とても」と言って食べてくれた職人さんと
向き合って過ごしたその何ヶ月間は、
母の大切な思い出の一つに・・・・。
あの湯呑み、きょうも何処かで・・・・・。
(06-03-17・おおきせいこ)
「個が!さまざまな表現で反戦意思表示」 大木晴子
3月10日
私は夕刻、中野ZERO大ホールで行われた「中野・九条の会」へ参加し
「平和のバンダナ」を販売させて頂きました。
売り場はもういっぱいと言われましたが、 WPN や平和フォーラム
などで活躍されている佐藤憲一さんの所でご一緒させていただきました。
大ホールに1300人の人たちが小雨降る中集い「設立一周年記念」の時を
澤地久枝さんそして渡辺治さんが語る熱いメッセージを聞きこの辛い社会状況
の中で個が強く歩み出せる新たなエネルギーを蓄えられたのではないでしょうか。
いろいろ聞きに行くことも元気が出ます!出かけましょう!!
私は、東京大空襲で叔父叔母が亡くなりました。
戦争に“殺された”と言う思いは、昨年書いた ニュースの 骨壺に収められていた
今にも崩れ落ちそうなハサミを見てからその思いは更に強くなりました。
3月11日土曜日
前日と違いよく晴れた暖かな日和になりました。
朝から大忙し昼過ぎのリハーサルに行って写真を撮りたいと思っていましたから
「時間が無い!時間が無い!!」と用事をしていると連れ合いが
「ジローの散歩引き受けるよ!」と嬉しい一言でした。
お陰で予定の時間に家を出て目的地根津にある「ふれあい会館」へ
行くことができました。
今日は 「表現者はリレーする」 の集会が行われました。
一回目にお話をさせて頂き、この五回目まで「明日も晴れ」で
簡単ですが記録に残しています。
今回も多彩なメンバーで踊り、歌い、演じ、語り、それぞれが伝える
“個が活きた”反戦の意思表示の時間になりました。
JOUさんの『イバラの道をすすめ』の曲で
コンテンポラリーダンス躍動感あふれる動き・・・・
この美しさも戦争になったら・・・・見られない。
シンガーソングライターの新谷のり子さん、前日の「中野・九条の会」で
司会や歌を担当され大活躍でした。
「連日、お疲れさまです」とお声をかけるととても嬉しそうになさっていました。
続けて「昔、新谷さんの歌をよく歌わせて頂きました」と一度お礼が言いたいなぁー
と思っていたのでお話をしました。
「明日も晴れ」のバンダナと記事に書いていただいた「セボネ」を名刺代わりに
お渡ししました・・・・ページを訪ねて下さると嬉しいなぁー!!
戦争中の強制連行により沖縄で働らかされた祖父を持つ琉球大学の
韓国人留学生のメッセージを読んだあとで、『サトウキビ畑』を歌われました。
名古屋からいらした「憲法改悪をゆるさない女たちの会」の皆さんは、
紙芝居風に絵を見ながら平和憲法の大切さを伝えていました。
「鎌倉九条の会」の貞兼綾子さんは、生活の中に密着した闘いを伝えていました。
ソプラノ歌手・近藤日佐子さんは、前回と同じく美しい響きの中に
「九条実現」の揺るがない思いが伝わってきました。
この会の舞台進行総責任者の大島高行さんもコカリナ
演奏を聞かせてくださいました。
素朴で優しい音色でした。
素晴らしい歌声は、佐渡から参加 鼓童 のメンバーでおられる藤本容子さんです。
若い二人で演じた演劇青年劇場、明るく、楽しい舞台に会場を沸かせていました。
講談師・神田香織 さんは、一回目から毎回その素晴らしい語りで放射能汚染の
怖さを「はだしのゲン」そして今回聞かせて頂いた「チェルノブイリの祈り」
を通して語られました。
ぜひ、多くの子どもたちはじめ大人も一緒に神田香織さんの講談を聞く
機会をつくれるといいと思います。神田さんの著書
「花も嵐も、講釈師が語ります。ーバツイチ子連れ、泣き笑い半生記ー」
記録映画 「あんにょん・サヨナラ」 の共同監督加藤久美子さんは
4分にまとめた映像を写し、7月に中野で上映されることを伝えた。
私は、最近観た韓国の記録映画 「送還日記」 とこの「あんにょん・サヨナラ」は
ぜひ多くの人が観て話し合える切っ掛けになればと思っています。
元新聞記者ジャーナリストの増田れい子さんは強烈なメッセージを舞台から送りました。
農民文学者の太田卯さんを父に、そして「橋のない河」を60歳から書かれた
作家の住井すゑさんが母、私は住井すえさんの「90歳人間宣言」の集会で
迷いのあった40代にお話を聞き今からでも何でも出来ると元気を頂きました。
増田れい子さんのお話を聞きながら住井すゑさんの声を思い出していました。
最後は作家・渡辺一枝さんです。何時ものように意思表示のバッジを
たくさん付けた鞄を持たれて登場でした。
飾らない地についた生き方が心地よく伝わります。
私もそんな生き方を!と思いながらロービーに掲げた「原爆の図」やプラカードを
片付けて新宿へ向かいました。
受付に座られている方は、西口に来られる最高齢の方です。
今日も帰りに寄ってカンパを届けようと思っていましたと言われて
カンパをお預かりしてきました。
新宿の西口小田急デパート前に着き宮川さんの横で立ち始めました。
今日は、上野でも集会やデモが行われていました。
辺野古・平澤・東京を結ぶ3.11行動 ムキンポさんがページで写真を掲載しています。
10日に一人スタンディングをされた KY生さん や雲さんも写っていますよ!!
何処かで誰かが頑張っていることが伝わってきます・・・・素敵です!!
少し経って雲さんがKさんが参加して今日は3人での地上の意思表示でした。
Tさんは、浅見裕子さんの 写真集『沖縄「戦世」』
(おきなわ いくさゆ)をプラカードに持ちました。
浅見さん自費出版の写真集です。
ページをめくると浅見さんが共に闘ってその心の眼で
ファインダーをのぞきシャッターを押された素晴らし
い写真に更に沖縄と心を繋げていけるようです。
机に置いておいたこの写真集を見て、「いい写真だね」と連れ合いも言いました。
ご覧になられた方も周りに皆さんに伝えてください。
大きなプラカードのKさん、雲さんは新しいメッセージに替わりました。
Sさんも広場に来てから書きました。
「軍人で死ぬと 補償されて 戦災孤児には 耐えろって ひどいよね!」
ムキンポさんとレインボーKさんの虹旗が何時も広場を明るくします。
何時頃からでしょうか。考えてしまいました。
「恥の文化を 失ったのは いつの頃からでしょうか」
K島さんの今日の言葉です。
女性のTさんも浅見裕子さんの写真集を持って意思表示でした。
今日は、羽織袴姿で通る学生さんを見かけました。卒業式の季節です。
Cさんの言葉、先週に続き広場で光ります。
昨日も中野でお会いしたK松さん、「憲法を守る 一点で 手を繋ごう」と
意思表示されています。本当にその通りです。
私は「原爆の図」“虹”を持って、一人なので眼をとめられた方に
二枚の絵をあわせて見て頂いています。
それぞれの個が動き出した春、18日の土曜日は 日比谷公園 に集まりましょう。
さぁ、子育て中のお父さんお母さん、子どもと一緒に「平和を守る意思表示」
「戦争はイヤ」と声をあげて下さい。
職場で近所で学校で声を掛け合って出かけましょう。
個の意思表示、貴方はどんな声をあげますか。
10日も11日も丸木美術館の支援のチラシを配りました。
これからは、ジローの散歩でも持って歩くことにします。(おおきせいこ)
戦争に繋がる基地はいらない!3月初めの反戦意思表示 大木晴子
花粉で眼がしょぼしょぼしてもよく見ると街には
春の訪れを感じさせてくれることが・・・・
きれいに咲き始めた梅の香り、桜もハナミズキも樹々が芽ぶき
“頑張っている”年々環境が悪くなっているのに・・・・
必要以上に人間のかってで切られても“諦めない”そんな声が聞こえてくるようです。
私は、何時も励まされそして自然のいとなみに感謝!!
3月5日の日曜日、沖縄は夏のような日差しで暑いと富田晋さんから
電話で報告を聞いたのは、東京・池袋の公園でした。
この日東京は春を感じさせる穏やかな “デモ日和”になりました。
沖縄の「沿岸案反対県民総決起大会」と連帯して行われた
「沖縄・辺野古沿岸への新しい米軍基地建設を許さない!3・5集会」
デモ参加者300人は、沖縄から届いた電話でのメッセージで
力強く繋がっているとお互いに感じることが出来ました。
会場で「9」の形をしたパンを頂きました。かみしめると美味しい!!
天然酵母パン「POLKA DOT」
(自然なおいしさ からだに優しいパンの店)
もう直ぐホームページを作ると言われていました・・・
名前を覚えていて下さいね!!本当に美味しい!!
辺野古の海岸、たくさんの平和を願うリボンやバンダナが結ばれた写真に
何と私が結んで来た雲さんの「平和のバンダナ」が写っていました。感激!!
そしてデモが始まると前に「明日も晴れ」のバンダナをつけて歩いている方が!!
思わずシャッターを押していました。
毎週月曜日に防衛庁前の抗議行動でお見かけする皆さんと一緒に
集会が始まる前に池袋駅前でチラシを1000枚近く配りました。
「タンスでジュゴン」 を販売する方もいらして、さまざまな運動が
沖縄と繋がって“頑張って”います。
3月4日土曜日
地上は、何時ものようにOさん、Kさん、雲さんと私の4人での意思表示でした。
地下広場に新しい風が吹きました。
ほんとうに久し振り立たれたSさんは近くの文房具店で画用紙と書く物を買われて
広場の隅でメッセージを書き立たれました。
雲さんはじめ皆さん、彼の姿を見て嬉しそうでした。
写真を撮らせていただきながら私の紹介記事を書いて頂いた
「セ ボ ネ」 を手渡しました。
K松さんは、先週と同じく3月10日「中野・九条の会」 お知らせをプラカードに!!
奥にTさんとOさんが立たれています。
広場は、この二枚の意思表示で雰囲気が変わりました。
「大きいことは良いことだ」何だか昔のコマーシャルを思い出しました。
kiss-me さんとSさんのメッセージがかわりました。
kiss-me さんは、Kさんのようにこの言葉を大きくしたい!!と思っているようです。
「アメリカは誰の金で戦争しているの?」
きっと、子どもだって思うだろうなぁー。
先週一人で立たれた雲さんの柱は、今日はレインボーのKさんも一緒に4人でした。
明るくて大きい目立った柱になりました。
丸木美術館の「虹」の絵は、以前「愛媛の田舎へ夜行バスで帰えるので時間まで」
と集会から一緒に西口へ来られたご婦人が、一緒に持って意思表示されました。
手前の背の高い方は、私が写真を撮っている間だけ持って下さった
北海道新聞の記者さんです。
「ほんとうに、眼をとめられていかれますね」と実感されていました。
(フォトアルバムにも掲載しています。)
広場は、イラクも忘れていません。
これから行われる卒業式ことも、
そして希望に満ちた明るいはずの入学式のことも
そこに心を痛める素晴らしい先生方がおられることも
私たちは覚えて心は繋がっていると思っています。
スタンディングは、人と向き合う前に自分としっかりと向き合うことが出来ます・・・
だから少しずつ強くなれるような気がします。(06-03-06・おおきせいこ)
つぶやき・・・・ムキンポさんごめんなさい!私も写真がありません!!
「ちょっと待った!書く前によく考えてほしい」 大木晴子
24日の金曜日、東京は雨でした。
人数は少なかったけど優しく自然を愛して生きているんだなぁーと感じながら
三軒茶屋で山本英夫さんのスライドショーを!!
帰り道「明日も雨かなぁー」大きな荷物を持って移動することを考えて
ふっーと溜息がでました。
土曜日の朝、「ジロー、行いが良かったのは誰?だ!」気持ちの良い散歩が終わると
「原爆の図」の絵を持って初台へ向かいました。
新国立劇場で観るのは、初めてなのでわくわくしました。
テネシー・ウィリアムズ作の「ガラスの動物園」は、
イリーナ・ブルックさんという元女優の方が演出されました。
このイリーナさんは、演出家の巨匠と言われるピーター・ブルックさんの娘さんです。
素敵な舞台作り、才能は受け継がれるのかなぁー。
劇は、1930年代、アメリカ・セントルイスの裏町に住む家族・・・・
テレビドラマ「北の国から」で蛍役を演じた中嶋朋子さんが娘ローラをそのローラは
足が不自由なため極度の内気で、コレクションのガラス細工にだけ心を許し生きています。
何度も舞台に回転木馬のようにこのガラス細工の動物たちがバックに写し出され、
とても舞台の色調が美しく想像する時が与えられました。
ローラの兄トムを演じた木場勝己さんの演技に引きこまれて
2時間休憩無しの舞台を観ていました。
スタンディングまで時間もあるし通り道でもあるので行くのを迷っていた
トークショウの会場カタログハウス へ・・・・。
15分遅れで入ると小室等さんの優しい語る声と
懐かしい山口文憲さんの声が聞こえてきました。
これは、カタログハウスの学校・環境と暮しのセミナー「特別企画」の
トーク&ライブ「小室等の聞きたい聴かせたい」です。
私の気に入っている雑誌「通販生活」に載っていた企画です。
話がそれますが、「通販生活」は買い物をしなくても楽しめる雑誌です。
山口文憲さんと青春時代を過ごしたノンフィクション作家吉岡忍さんも
書いています。読み物が面白い!!それで安いのです。
私の友人が、「通販生活は信じられる」と話してくれたことがありました。
彼女は、この雑誌が出始めたころ掲載されていたアイロンを購入したそうです。
それが全然だめで編集部に手紙を書いたそうです。
次の号からそのアイロンは消えて、編集部からは自分たちも試用して
丁寧な誤りの返事が届いたそうです。
その誠実な対応にこれから良いものになると思ったと話してくれました。
私もいまは、「通販生活」 のファンの一人になりました。
山口文憲さんは、記録映画「地下広場」のワンシーンに出て来る人です。
画面の中でギターを抱えて写っている文憲さんとあまり変わらない彼が目の前にいました。
トークは予定の時間が過ぎても終わらなかったのでそっと抜けて西口へ急ぎました。
地上のスタンディングは、OさんKさんが辺野古支援と丸木美術館支援のチラシを
配り、雲さんと「虹」の絵を持って立ちました。
花粉症の宮川さんが隣りでビッグイシューを販売しています。
宮川さんは、引っ越しもすんで電車通勤が始まっていました。
西口を通られたら宮川さんから買ってくださいね!!
今日の広場は、集会などと重なり人数が少ないスタンディングでした。
柱に一人、個が強く意思表示しました。
K島さん、今日の言葉です。
何時も、その時々を素直な言葉で表現されて素敵な意思表示です。
雲さんも今日は柱に一人!
「またか・・・」では
済みません。
防衛施設庁の
官製談合
軍は自己増殖し、
何時か国全体を
支配するのです。
雲さんの言葉が響きます。
少ないスタンディングでしたが、この人の登場で広場は明るく活気づきました。
加藤千代さんも私と同じくたくさん意思表示するものを持ってスタンディングです。
フォトアルバムにも千代さんの写真を掲載しました。
隣りには、K松さんが3月10日「中野・九条の会」 お知らせをプラカードに!!
kiss-me さんに、作ってきた岩国「住民投票」 を成功させる会の
支援プラカードを持っていただきました。
今日もカンパを頂きました。
これに西口の皆さんのカンパを足して明日(27日)岩国へ送ります。
Oさんも一人で、声をかけてきた方と長い時間話されていました。
SさんやTさんは、スタンディングの時間に間に合いませんでした。
でも、気持ちは一緒!立たれたのと同じです。
だから、地上だけで集会へ行かれたKさん、皆で10人!!
書き始める前に、山口文憲さんの著書「読ませる技術 書きたい事を書く前に」
をぱらりと開けてしまいました。
「ちょっと待った!書く前によく考えてほしい」
という言葉が眼に飛び込んできました。
前夜風邪かなぁーと飲んだ薬がまだ効いていて
「ようし、考えよう」と思ったら眠ってしまいました。
少し遅れましたが、2月最後の報告ページです。(おおきせいこ)
私は「原爆の図」”虹”を持って意思表示でした。
でも写真がないので2月4日のを!