ピース旗翻る。
着いて2日目に出しました。友人から託されたので見てくださいと、3×3の旗を広げ、写真を撮りました。
ここは実は一切の旗等の持ち込みは禁止なのです。でも、常連の何人かが「きれいねえ」「ふつうの言葉で、いいことが書いてある」と言ってくれ、テントに横9枚つるしてくれました。責任者はOKとは言わず黙認のかたちでした。次の日、寄せ書きをお願いしてだしたら、また、常連さんがつるしてくれました。
でも、リーダーの中には、困る、と思っている人もいて、団体の名が書いてあるわけじゃないけど・・・・と。・・・というわけで、その後は持って行っていますが、つるすのは遠慮しています。
書いてもらった寄せ書きを紹介します。
●平和な海を 平和な島を 平和な世界を
●沖縄辺野古にて テント座り込み中 112日目!!
●平和は与えられるものではない!民衆の力でジンブンで、つくりあげるもの 沖縄・辺野古にて
●加害者にも被害者にもなりたくない。辺野古の海に基地は造らせない!!
●私は穏やかに老いたいのです。辺野古テント村にて
●美海に基地はいらない。キチットいやです。
●辺野古のきれいな海に米軍基地はいらない
●この山原(ヤンバル)の自然と美しい辺野古の海を外国(日本国を含め)の干渉から守り抜こう。琉球国万歳!
●中央から国の端まで目で見、心で思い、民に平和をもたらす政治を
●辺野古から世界へ平和を発信しよう
●アメリカも米軍も日本政府も沖縄の人も辺野古も防衛施設庁も、皆、仲良くなる方法ってないのかなー。もう基地建設やめようよ。
●戦争はみんなを傷つけるからやらないで
●平和を守るため今を見つめよう
人が人として生きること。地球の一員として生きること。それが「平和」だと思う。
(辺野古と連帯して行われている、国会前座り込みのプラカード)
★☆★★
オランオランさん「辺野古通信」04-08-10
早朝、ものすごい雨でした。
いつものように7時前に海岸につき、とりあえずテントを立ち上げることに。10人から15人の人が朝早く駆けつけています。
4張りのテントをあげ、シートを敷とゴザを敷き、諸々の諸準備が大勢の手であっという間に完了します。
今日は台風がくるということで、様々な風、雨対策を、沖縄の人は慣れたもので、あちこちの補強がされていきました。
ところが、海岸沿いは予想以上の風・雨で椅子がひっくり返ったり、雨が吹き込んだりで、テントの撤収を決定。雨がやんだ合間に、テントの撤収作業。これが結構大変でした。
近くの「団結小屋」に避難して、そこで座り込み。
防衛施設局が嵐の中来ました。
辺野古の一日はテントを張ることから始まります。
もちろん、座り込みは緊張を強いられるものです。
でも、一日の中でさまざまなことがあります。
時々、みなさん、お疲れでしょうと、ヨガが始まります。
3?40人ぐらいの人たちが、テントの中に立って、30分ぐらい体をほぐします。私はこのヨガの先生の家に世話になっています。
昨日は、三線を持ってきている人がいて、私も少し教わりました。
今日は、嵐のため、狭いところで座り込み、ゴーヤを作っている人から、ゴーヤの作り方と、パイナップルの話を聞きました。
パインは「松」という意味で、松ぼっくりのような実の表面からパイン・アップル=パイナップルというそうです。
うちなーぐち(沖縄語)だと、「あんぷらー」です。
今日はクイズの賞品として立派なパイナップルとゴーヤをもらいました。
差し入れもいろいろあります。
ゴーヤや紅芋のテンプラや、スイカ、キャンデー、ゴーヤのつけもの、黒糖、パンといろいろ差し入れられます。
(8月10日、3回目の通信です)
気まぐれに届くようです。
防衛施設局は私が来てから2回来ました。1回目(通算29回目)は先週5日の木曜日でした。
8人で、作業服のようなものを来てヘルメットをかぶってやってきます。座り込みは4つのテントで、一つが見張り小屋のような役割を果たしています。そこに詰めているリーダー格の人たちが対応します。その他の30人ぐらいのメンバーは、座り込んで、セットしてあるスピーカーから流れてくる会話を聞いています。
いろいろな約束ごとがあり、大勢で対応すると声が荒くなり、機動隊の導入にもつながる、と、「完全非暴力」の取り決めをいくつかしています。
リーダーの対応がうまくいかなくて、強行に突破してくるようなら、道路にスクラムを組んで座り込むことになっています。スクラムの練習もしたようです。ゴボウ抜きにされたら、スクラムで持って行かれないようにする。それでも引き抜かれたら、また後ろに並ぶ。
さらに、船をだすようだったら、カヌーを練習した人たちが阻止する。それが間に合わなければ、ライフジャケットを着て、船の前に飛び込む、という段取りになっています。これも、力対力ではなく、一番弱い者が抵抗しても蹴散らすのか、という抗議を込めて、力のないカヌー、そして(屈強の若者ではなく)72歳の女性(夏芽さんのお母さん)や中高年が担うとのことです。
単なる約束ごとではなく、4月の19日には本当にこのようにして、実力で阻止したようです。
話は、道路に座り込んで、テントの外で1時間ほど行われます。炎天下、大変なことを体で感じてもらうため、わざわざ、テントの外でやるようです。普天間基地をここに移転しても決して沖縄の負担軽減にならないことや、15年で返還するという前提が既に崩れていることやなどをこちら側が展開して、防衛施設局はまともには返答できず、「もう来るな」というのに対し、「立場上また来ます」「強行するつもりはない」「お願いに来る立場」と繰り返す。
本土(こちらの人はヤマトという)ではあり得ない光景でした。
今日は、4月29日に強引に作ろうとした、資材置き場を台風対策のため、見たいということでやってきた。台風のため、待避していた、「団結小屋」から座り込んでいた二十数名が移動して座り込む。
人数限定で通すということになり、立ち会いのもと、施設局と請け負い業者が点検にくる。写真を撮ったり、10分ほどで帰る。
泊まっているところは、辺野古の近くの座り込みに参加している人の家です。さとうきび畑に囲まれ、ヤギの鳴き声が聞こえ、海の見える所です。今は台風接近でものすごい風です。明日が台風通過です。(オランオラン)
オランオランさん「辺野古通信」そして東京。 大木晴子
辺野古の応援に行っているオランオランさんの通信システムが調子が良くありません。(おおきせいこ)
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「オランオランさんの通信」
ずっとうまく送れないでいます。すわりこみは今日で113日になりました。昨日は那覇で集会がありました。隣の伊芸というところに新たに都市型訓練施設を作るということで、町を挙げて連日早朝集会をやっています。昨日は那覇で1500人ぐらい集まりました。小学生ぐらいから総出で署名活動をしていました。
★☆★☆☆
沖縄に連帯して、東京でも行動が行なわれています。
国会前では、土日を除く毎日(月曜日から金曜日まで)午前8時から5時まで座り込みで抗議行動が行われています。少しの時間でも参加してください。
同じ思いの人たちが更に絆を強く持ち平和へ続く道を共に歩いていきましょう。今月末までは、続けられます。
沖縄の平良夏芽さん とバトンタッチ、弟の平良愛香牧師が皆さんと一緒に頑張っておられます。
「明日も晴れ」のバンダナを買ってくださり、直ぐに使っていただき感謝です。
8月9日、辺野古座り込み113日目も、東京防衛庁・施設庁前で毎週月曜日の抗議行動が行われました。
私も参加してきました。
詳しくは、「沖縄・一坪反戦地主会」のページをご覧下さい。
http://www.jca.apc.org/HHK/
★追伸
この一週間で、私のページを新しく訪ねて下さった方が1125名(Sitesは30203)、アクセスは3502増えて80819になりました。
毎日送られてくるデータを見ながら考える事がたくさん増えます。
皆さん、いま真剣に社会を見つめなければ・・・。
子どもたち、お年寄りが安心して幸せに暮せる世界は、誰にとっての心地の良い
はずです。自分にできること、家族で考えられること、職場でそして恋人同士で
考えられることを・・・・。
背筋を伸ばして、大きく深呼吸をして、草木や青空、太陽、星そして月も見つめてください。私たちはどんなに自然の恵をもらって過ごしているか気づきましょう。そうすれば、美しい沖縄の海を埋め立ててサンゴを殺して、ジュゴンの住む海を基地にすることは出来ない、人を殺しに行く戦闘機が飛び立つ基地はいらないと思えるから・・・。(おおきせいこ)
神奈川新聞に掲載!「バクダット・バーニング」
「バクダット・バーニング(バグダッドは燃えている)」の紹介が神奈川新聞に掲載されました。翻訳をされたお一人、山口陽子さんそして素晴らしいイラストを描かれた村雲 司さんが写真入りで紹介されています。
この本をたくさんの皆さんに読んでいただきたいと神奈川県内でお仕事をされているお二人がリバーベンドさんの思いを伝えました。
(おおきせいこ)
「意見広告」が8月6日、広島原爆投下日。
毎日新聞、東奥日報、河北新報 3紙同時に掲載されました。
☆意見広告の事務局の皆さん、
グラフック・デザイナー鈴木一誌さん、スタッフの皆さん
お疲れさまでした。心を繋げて意思表示が出来たこと嬉しいです。
ありがとうございました。
http://www.ikenkoukoku.jp/
「意見広告」のページでダウンロード出来ます。
プラカードなど意思表示に活用出来ると思います。
私も土曜日の意思表示に持ちたいと思います。(おおきせいこ)