難民5歳のメルベちゃん・・・。大木晴子
東京青山にある国連ビル前で7月13日から難民認定を求めて、
座り込みをしているトルコ国籍のクルド人2家族12人が今日現在も
元気に意思表示をされています。
一番小さな2歳の男の子は、よく動き回り目が離せない。
その次が5歳のメルベちゃんです。
私は、国連ビル前を行き交う人に支援をお願いするチラシをメルベちゃんと一緒に配りました。
「お ね が い し ま す 」としっかりした大きな声をかけながら歩きの早い大人を
追いかけて一生懸命渡すメルベちゃん。
私は、27日夕刻に100円ショップで買った伸ばし棒とバンダナ、
そして雲さんの「平和」のバッジや子どもたちのおやつをカバンに入れて
青山に向かいました。
着くと丁度、先の参議院選挙で当選された喜納昌吉さんが
国連の事務所にかけ合ってその報告を聞くことが出来ました。
いろいろな問題が沢山あって直ぐに結果とはいかないようですが、
様々な立場の人たちが動きだせばそれは、よい方向へ繋がるはずです。
皆さん、声を一緒にあげて下さい。
私は、昨年地下広場で難民の話をした人に「あんたたち、外国のことばかり
言っているけど、日本にも難民の人がたくさんいること考えたことあるの。」と
言われたことがあります。凄く心が痛みいつも何処かで考えていたような気が
今度のこの家族を知った時にそう感じました。
私に出来ることなんだろうと考えました。
会いに行こうと思いました。
雲さんの「平和」のバッジを付けてもらいたいと思いました。
「明日も晴れ」PEACEと雲さんの「平和」のバンダナで旗を
作り、連帯の気持ちを伝えたいと思いました。
とっても喜んでいただきました。
私がいる間に、自転車にたくさん荷物を積んでこられたご婦人がいらっしゃいました。
新聞記事を読まれ、ジュウタンや子どもたちの着替え、ご自分のお子さんときっと何度も読まれた大切な絵本、そしておもちゃを届けられ、近くに子どもたちが水遊びできる公園があると親切に教えてくださり、ほんとうに嬉しいですね。
この温もりが頑張っている皆さんのエネルギーになるのだと思います。
さぁ、あなたは・・・。(おおきせいこ)
「一枝通信・7月22日」高遠菜穂子さんたちの集会報告!
私は、作家、渡辺一枝(いちえ)さんにお会いするたびに、身体の中から輝くその生き方の美しさに「学ばせていただこう」と思い、また同じ保育の道を歩んできた者として素晴らしい感性あふれるその業は、著書などを通して知ることができました。とても幸せに思っています。
いつも届くのを楽しみにしています「一枝通信」、今日は22日に中野ZEROホールで行われました「イラク市民と語る?私たちにできること」の報告でした。一枝さんにお許しをいただき、私のページに掲載させていただきます。私もですが、都合で参加出来なかった人、遠い所にいらしてこの集会の成功を祈っておられた皆さんに、集まりの様子をお知らせし、一枝さんがいつも言っておられますように、「声を上げ続けましょうね。行動をし続けましょうね。『戦争を許さない。占領を許さない。平和な世界を!』」と・・・。
皆さん、一緒に!自分に出来ることを考えて、行動していきましょう!
一枝さんの元気が出る集会報告です。(おおきせいこ)
★☆★☆★☆★☆★☆
みなさま、こんにちは。
今日22日、「イラク市民と語る?私たちにできること」という集会がありました。(中野ZEROホール)
今井紀明さんの挨拶、田保寿一さん「ジャーナリストからのイラク報告」、高遠菜穂子さん「私のイラクノート」、ゲストのイフサン・アリ・スレイマンさん「イラク人からみたイラクの現状と人質事件」
ZEROホールいっぱいの参加者で、若者から年配者まで多層の人たちで関心を持つ人がとても多いのだと、心強く思いました。
今井さんは、自分が知っているイラクは、拘束されていた時間と場所だけなのでイラクについて語れる立場でないので、今思っていることをと、「自分が社会問題、政治問題に無関心でいられなくなったのは、かつては戦争をしていた日本が、今は戦争状態ではない。今戦争している国も、かつては平和なときもあった。そんなふうに物事は循環していることを思ったからだ。
また日本も戦争をするかもしれない。自分に何ができるか、何をすべきか考えた。世界にはたくさんの問題があって、違うように見えても問題の根っこは同じだと思う。全てには関われないがひとつのこと、たとえばイラクから世界を見ていくことができるのではないか。
田保さんは、昨年10月からイラクで取材を始めファルージャなどのスンニ三角地帯を日本のメディアとして初めて取材しました。12月にイラクで高遠さんに会い彼女の協力でストリートチルドレン、サマワの現状、ドーラの空爆などを取材。今年3月3度目のイラク取材中に事故にあって帰国しました。
それらの取材からの報告で、既に昨年の10月からファルージャでは米軍の攻撃がとても激しかったとビデオ上映しながら、空爆や爆撃の様子を見せ、話してくれました。
とくに夜間攻撃は激しくて、怪我をした人を病院に運ぼうとしても外出禁止令が出ていて病院に行けず、またたとえばナジャフでは一番大きな病院は米軍が接収してしまって地元民は、昼間でもそこには行けない、と。
また、イラクでの高遠さんの活動をも報告しました。
高遠さん、解放されたあとも拘束とパッシングのショックから、なかなか立ち上がれなかったようでしたが、元気になってまた動き出されて、ほんとうによかったと思いました。
2003年、バグダッド陥落後に初めてイラクに行き、イラク人から一緒にいたジャーナリストの人と私はファルージャの状況を 聞かされ…
また外国の報道陣は誰も行ってないので外にはそこでのひどい状況が伝わっていないともいわれました。それを聞いてすぐ翌日ファルージャに行き、いくつかの病院にいって必要な医薬品の調査をしNGOやジャーナリストの協力で、ファルージャに医薬品を届けた。
そういうことができたというのも、第一にイラクの人は親日家だったからだ。ファルージャの人は、また特に温厚な人たちだといわれている。
ファルージャの人たちは米軍のパトロールに対して怒りをもっていた。たとえば若い兵士が、持ち込んだポルノ雑誌を面白半分に子どもに与えたことなどに激しい憤りをもった「これが自由か?」「これが民主主義か?」「これが解放か?」といいだした。
10月11月は最悪な状況だった。道路封鎖、夜間外出禁止などで、医薬品などの必要物資が届かなくなった。包囲掃討作戦が取られ、死傷者もでていたが、バグダッドでさえもファルージャやラマディのこうした現状は報道されていなかった。地元の人はこれに対して非常に不満を感じていた。
4月の9日間の後
5月下旬になってようやく友人や知人たちからのメールを読み出すことができた。
イラクの友人から「君がやっていたことを、僕たちが引き継ぐよ」というメールをもらって、また動き出す元気と勇気がわいてきた。
そして、自分が拘束されたときから5月下旬までのイラクがどんな状況だったのか教えてほしいと頼んで、教えてもらった。
主権移譲されたが、空爆、戦闘は終わっていない。先週きたメールでしばらく「連絡できない」とあって心配だったが、昨日電話で話ができた。戦闘にまきこまれて、友人が怪我をした。
戦闘に参加しているのは若者たちで、外国から入ったイスラム勢力と一緒に攻撃に加わってしまう。
多くのイラク人は米軍に憎しみの感情はもっていても、報復行動はできない。占領軍がいる日々はとても厳しいが、イラクの人たちはそこに住まなければならない。
米軍の爆撃で傷ついた子どもを見ても、私は「アメリカが悪い」とは言えない。もし私がそう言えばアメリカに憎しみを持っているイラクの人たちが、気持ちを行動にうつすのを奨励するようなことになる。
イラクに行って現状に触れ、イラクの人の声をききながら、いつも私は言った。
「イラク人が誇り高い民族なら、アメリカの悪口を言って攻撃するのでなく、もっと別の解決法を探してほしい」と。触れ合ったイラク人の誰にもそういった。それを理解してくれた人がいて、彼が仲間に呼びかけて、ファルージャの再建を自分たちで始めた。その行動を知って、私はまた動き出そうと思えるようになったのだ。
私は、イスラム教、キリスト教、仏教と、それぞれ違う宗教を信じている人たちであっても、違うのは言葉だけ。みんな同じ人間だと思っている。違うのは話す言葉だけなのだ。
ゲストのスレイマンさん
始めに、「戦争や爆撃で死んだ世界中の人たちのために一緒に黙祷をしましょう」と。それから話ました。
イラク人は、日本人に対して特別な親近感をもっている。湾岸戦争後にも日本人からたくさんの援助を受けてきた。そういう日本人たち「市民大使」に敬意を抱いている。
菜穂子さんたちが拘束されたときに、すぐにイラク新聞が菜穂子の活動を報道した。それを読んで全てのイラク人が大変だと感じた。私たちはバグダッド市内のインターネットカフェをセンターにして、解放のための活動を始めた。このカフェのオーナーは、私たちがそうした活動をしていた間、一銭もお金を取らなかった。菜穂子が世話をしていた18人のストリートチルドレンは皆泣きながら、「ファルージャに連れて行ってくれ。自分が菜穂子のかわりになる」と言った。
菜穂子のやっていたプロジェクトは、現在のことだけではなく未来に関わるプロジェクトだ。これはとても大事な点だ。
日本がイラクのためにできることはたくさんある。
医療関係、特に子どもで大変困難な手術を要する子どもたちがいる。現在のイラクの状況では治療がとてもむずかしい。
失業率がとても高く、技能を必要としない単純労働にしかつけていない。職業訓練所があれば、技能を身につけて働けるようになる。これは、そんなに資金を使わずにできて、大変役に立つことだ。
菜穂子はこれをやろうとしていた。
菜穂子はイラクのことを話しながら泣いていたが、我々は泣かない。なぜか?
我々の涙は、この35年でもう涸れてしまった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
共に祈り、一つの歌を歌いましょう
心配しないで、あなたのやり方で祈ればいいのです
あなたの国の言葉でうたってください
どこにいようと祈り、歌を歌うことはできます
私たちはそれを感じ取るでしょう
古(いにしえ)の文明の発祥地であった国は
炎に包まれています
イラクはあなたの思い、あなたの歌、あなたの手を
必要としています
そのときイラクの人々は苦しみを終わらせることができます
そして広島の人々は深い眠りにつくでしょう
花をたずさえたあなたの手をさしのべてください
その花をイラクに持って帰り、恐怖におののき、
未来に希望の持てないバグダッドの子どもたちに手渡します
かわいい顔をした子どもたちの目からあふれる涙を
その手でぬぐってやってください
花は両親の墓に手向けられるでしょう
毎晩あなたの子どもにするキスを
私たちのかわいい子どもたちに分けてください
一度でいいから
父親のキスがどんなものかを実感させてやりたいのです
自宅にいるときも私たちと共にいてください
そして世界中に平和が訪れるように
みんなで一緒に歌を歌いましょう
イフサン・アリ・スレイマン
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
とてもいい集会でした。スレイマンさんは今年9月1日にストリートチルドレンのための施設を開設する予定です。
高遠さんの活動に改めて心うたれました。
本当に、元気になってよかった。
また活動されるようになってよかった、と思いました。
イラク支援ネットワーク(仮称 アラブ・ホープ・ネット)の立ち上げが呼びかけられました。
(一枝通信・7月22日)
★今発売中の『婦人公論』に高遠さんが手記を寄せています。
暑中のお知らせ! 大木晴子
暑いですね。
私は、都心で史上最高39・5度を記録した20日に映画「キング・アーサー」(アントワン・フークワ監督)を武道館で行われたプレミア試写会へ行ってきました。映画はスケールの大きさ、映像の美しさしっかりと楽しませてくれるものでした。お勧めです。
公開は24日(土)全国ロードショウです。
映画を見終わり、会場の様子を見て感じたことは、日本では素晴らしい映画は育たないのではと少し寂しい気持ちになりました。
それは、映画のスタッフ紹介の画面に入ると広い武道館のあちらこりらから席を立ち歩き出す音が聞え始めました。スケールの大きなこの映画にかかわった人数は凄い数です。一人ひとりのスタッフがいて初めてこの素晴らしい映像が音声がそして演技がある。その陰に何百人もの人が一つの物を作り上げる情熱や努力があることを私は感じたい。会場が明るくなってさらにビックリしました。半数近くの人が最後まで見ていなかったのです・・・。
でも、映画は良いですね。元気がでます。
この日、一緒に出かけた友人が「明日も晴れ」PEACEのバンダナを
素敵に活用してくれて嬉しい♪♪
★ お知らせ、最初は「夏のメイシネマ上映会」です。
♪♪♪じっくり、二つの超長編ドキュメンタリーを観る♪♪♪
8月1日(日曜日)
「鉄西区」(2003年・ビデオ545分・ワン・ピン(王兵)監督)
日本占領中に設立され、後に人口の多い工業地域に変貌していった中国東北部瀋陽にある鉄西区、現在廃れゆくこの地域を「工場」「街」「鉄路」という三部構成の中に描き出した9時間におよぶ超長編ドキュメンタリー。山形国際ドキュメンタリー映画祭2003でグランプリーを受賞した傑作。
★ 第一部「工場」10:00から(240分)
★ 第二部「街」 2:50から(175分)
★ 第三部「鉄路」 6:10から(130分)
★ 代金:各部一回1000円・一日通し券2700円
8月15日(日曜日)
「SHOAH」(ショア)(1985年・541分ビデオ上映・クロード・ランズマン監督)
「SHOAH」(ショア)(1985年・541分ビデオ上映・クロード・ランズマン監督)
「SHOAH」は、第二次世界大戦下、約600万人ものユダヤ人がナチスにより計画的に虐殺された“絶減作戦”を奇跡的に生きのびたユダヤ人、加害者の元ナチス・メンバー、目撃者たる収容所周辺の村人たちによる証言だけで構成した9時間におよぶ衝撃作。戦慄の真実、世紀の傑作ドキュメンタリー。
(これは、私も観ました。ぜひ、お時間を作り、ご覧になってください。おおきせいこ)
「★ 第一部 10:00(147分)
★ 第二部 1:00から(114分)
★ 第三部 3:20から(140分)
★ 第四部 6:10から(140分)
★ 代金:各部一回800円・一日通し券2700円
(1日・15日の二日通し券は、4800円です。)
会場:小岩コミュニティホール
(江戸川区東小岩6?15?2)
メイシネマ上映会問い合わせ
03?3659?0179(TEL・FAX)
暑いですね。
私は、都心で史上最高39・5度を記録した20日に映画「キング・アーサー」(アントワン・フークワ監督)を武道館で行われたプレミア試写会へ行ってきました。映画はスケールの大きさ、映像の美しさしっかりと楽しませてくれるものでした。お勧めです。
公開は24日(土)全国ロードショウです。
映画を見終わり、会場の様子を見て感じたことは、日本では素晴らしい映画は育たないのではと少し寂しい気持ちになりました。
それは、映画のスタッフ紹介の画面に入ると広い武道館のあちらこりらから席を立ち歩き出す音が聞え始めました。スケールの大きなこの映画にかかわった人数は凄い数です。一人ひとりのスタッフがいて初めてこの素晴らしい映像が音声がそして演技がある。その陰に何百人もの人が一つの物を作り上げる情熱や努力があることを私は感じたい。会場が明るくなってさらにビックリしました。半数近くの人が最後まで見ていなかったのです・・・。
でも、映画は良いですね。元気がでます。
この日、一緒に出かけた友人が「明日も晴れ」PEACEのバンダナを
素敵に活用してくれて嬉しい♪♪
★ お知らせ、最初は「夏のメイシネマ上映会」です。
♪♪♪じっくり、二つの超長編ドキュメンタリーを観る♪♪♪
8月1日(日曜日)
「鉄西区」(2003年・ビデオ545分・ワン・ピン(王兵)監督)
日本占領中に設立され、後に人口の多い工業地域に変貌していった中国東北部瀋陽にある鉄西区、現在廃れゆくこの地域を「工場」「街」「鉄路」という三部構成の中に描き出した9時間におよぶ超長編ドキュメンタリー。山形国際ドキュメンタリー映画祭2003でグランプリーを受賞した傑作。
★ 第一部「工場」10:00から(240分)
★ 第二部「街」 2:50から(175分)
★ 第三部「鉄路」 6:10から(130分)
★ 代金:各部一回1000円・一日通し券2700円
8月15日(日曜日)
「SHOAH」(ショア)(1985年・541分ビデオ上映・クロード・ランズマン監督)
「SHOAH」(ショア)(1985年・541分ビデオ上映・クロード・ランズマン監督)
「SHOAH」は、第二次世界大戦下、約600万人ものユダヤ人がナチスにより計画的に虐殺された“絶減作戦”を奇跡的に生きのびたユダヤ人、加害者の元ナチス・メンバー、目撃者たる収容所周辺の村人たちによる証言だけで構成した9時間におよぶ衝撃作。戦慄の真実、世紀の傑作ドキュメンタリー。
(これは、私も観ました。ぜひ、お時間を作り、ご覧になってください。おおきせいこ)
「★ 第一部 10:00(147分)
★ 第二部 1:00から(114分)
★ 第三部 3:20から(140分)
★ 第四部 6:10から(140分)
★ 代金:各部一回800円・一日通し券2700円
(1日・15日の二日通し券は、4800円です。)
会場:小岩コミュニティホール
(江戸川区東小岩6?15?2)
メイシネマ上映会問い合わせ
03?3659?0179(TEL・FAX)
7月18日朝日新聞朝刊、第2社会面に高遠菜穂子さんの元気な様子の記事を拝見しとっても嬉しく思いました。私はページで人質にされた皆さんの事を意識して書きませんでした。でも心では、いつも明るく子どもたちに向けていた笑顔を早く取り戻してほしいと願い続けていました。その日は、必ず来ると確信に近い思いがありました。それは、皆さんのご両親、ご兄弟をテレビなどで知ることが出来たからだと思います。だから、私が書いたニュースは下記のものだけです。
http://www.seiko-jiro.net/modules/news/article.php?storyid=145
高遠さんが、「イラクの現実忘れるのは無理」と再建支援の決意を初めて語られる集会が22日(木)に東京の中野でひらかれます。
私は、この日北海道の仕事から二ヶ月振りに帰宅する家人を首を長くして帰りを待っているジローと共に労をねぎらいたいと思うので参加出来ませんが、心からエールを送り、イラク支援ネットワークの誕生にこれからも一緒に心を合わせていきたいと思います。(おおきせいこ)
★イラク市民と語る?私たちにできること★
日 時:7月22日(木)午後6:00開場/6:30開会
場 所:なかのZERO本館 大ホール
(JR・地下鉄東西線 中野駅南口から徒歩8分)
http://www.nices.or.jp/02guidance/02-1-1.htm
参加費:¥1,000
イラクでは「主権委譲」後の今も、十数万の米兵・多国籍軍が占領を続け、イラク市民に銃口を向け、罪のない人々が殺されつづけています。暴力の 連鎖は続いていす。自衛隊もこの「多国籍軍」に加わっています。私たちは、平和を求めるイラクの人々の声に応えているといえるでしょうか?
22日、イラクの一市民がイラク市民の声を届けるために来日し、一市民の立場からイラクの真実を語ります。
イラクを取材したジャーナリスト、そして4月にイラクで拘束された高遠菜穂子さん・今井紀明さんとともに語り、今後私たち市民レベルでのイラク支援を進めていく機会として以下の報告会をすることになりました。当日は、イラク支援ネットワーク(仮称:アラブ・ホープ・ネット)の立ち上げを呼びかけます。
是非みなさまご参加ください。
そして、ひとりひとりが今後のイラク支援に動き出しましょう。
★プログラム★
■あいさつ 今井紀明さん
■ 第1部 『私のイラクノート』報 告:高遠菜穂子さん
■ 第2部 『イラク人からみたイラクの現状と人質事件』
ゲスト:イフサン・アリ・スレイマン氏(バグダッド)
■ 第3部 ジャーナリストからのイラク報告
ジャーナリスト田保寿一氏
■アラブ・ホ?プ・ネットワーク呼びかけ
□連絡先 チョウ ミス 03-3362-6307ピースボートセンター東京
★『みなさまへのご挨拶とイラク報告会』開催にあたって★
高遠菜穂子
私は、4月にイラクで拘束され、9日目に解放された高遠菜穂子です。無事に帰国し3ヶ月が経とうとする今も、皆様にご心配をおかけしたままでいますことをお許しいただきたく思っています。先日の韓国人の金鮮一さんの殺害のニュースを受けた時、少しずつ前向きになっていた心を奈落の底に突き落とされたような気がいたしました。
「私が殺されていたかもしれない」という恐怖と、「生き残ってしまった」という思いでいっぱいになりました。しかし、それは同時に、私がなぜ「生かされた」のかを真剣に問い直すことにもなりました。金さんやその他にも人質となって殺された方々、空爆や戦闘で亡くなっていく兵士と巻き添えになって死んでいくイラクの民間人、そして世界中で理不尽に散っていくたくさんの命に思いを馳せ、私にできることを再び全身全霊でやっていこうと決意しました。今回、イラクから友人のスレイマン氏が来日します。彼とは昨年の6月にバグダッドで知り合いました。ストリートチルドレンの件では、色々とお手伝いしていただき、子供達の就職先の斡旋もしてくれました。また、私が拘束された直後にバグダッドやファルージャでビラを配って解放を訴えてくれた命の恩人でもあります。22日は、彼にイラク人の本音を語っていただきたいと思っています。また、この1年を半年ずつイラクと日本で暮らして感じたこと、さらに事件後3ヶ月経った今、これからイラクとどう向き合っていくかなどを皆様にお伝えしたいと思っています。「真実を知る」ことは、おそらく怒りを抱えることになるかもしれません。しかし、怒りは怒りを呼ぶだけで泥沼化させるだけだということは、どこを見ても明白です。私は、私たち日本人ができること、それをイラク人との対話の中で皆様と一緒に見つけたいと切に願います。
★主催 呼びかけ人★
高遠菜穂子(ボランティア)・今井紀明(ライター)・郡山総一郎(フォト・ジャーナリスト)・森住卓(フォト・ジャーナリスト)・鎌仲ひとみ(映画監督)・きくちゆみ(グローバル・ピース・キャンペーン)・広河隆一(ジャーナリスト)・伊藤和子(弁護士)・七尾寿子(ほっかいどうピースネット)・相澤恭行(ピースオン)・山口たか(戦争への道を許さない女達の会・札幌)・小坂祥司(NO!!小型核兵器(DU)サッポロ・プロジェクト)・高遠修一(会社役員)・山田征(ヤドカリハウス)
★呼びかけ団体
ピースボート・日本国際ボランティアセンター・ピースオン3人を応援する会・劣化ウラン廃絶キャンペーン・日本ビジュアルジャーナリスト協会・イラクから帰国された5人をサポートする会・イラクの声を届ける会
負けない、諦めない、楽しく歩もう! 大木晴子
金曜日は牛込柳町の大正14年に建築された建物で営業している「新・浪漫亭」で行われた、神田香織さんの講談「はだしのゲン」に感動し、ふつふつと身体の中で細胞が「頑張れよ」と声をかけてくれているようなそんな気持になりました。香織さんへの思いは、写真も撮らせていただきましたので、近くエッセイ「神田香織『はだしのゲン』」を書かせていただきたいとデスクトップの仲間入りをしています。
さて土曜日の朝、私の特技でもある「寝起きの良さ」は、幸せなことだと何時も感じながら数時間の睡眠でも気持ちのいい朝を向かえ、ジローの散歩、家の用を済ませ、「ジロー君がいるから母さん、安心してお出かけ出来るのよ、ありがとう。」と声をかけてプラカードやバンダナを両手で抱えるようにして代々木の東京平和映画祭の会場へ急ぎました。
8時過ぎ到着するともうスタッフの皆さんが開場準備に忙しく動かれていました。バンダナを売らせていただく会場も広く、隣では憲法九条が印刷されたバンダナを販売、その隣は、ワールドピースナウの皆さんそしてぴーすぐっづプロジェクトです。「バグダット・バーニング」も販売されていました。
ちょぅと話がそれますが、「バグダット・バーニング」(イラク女性の占領下日記)は、もうお求めになられましたか。(出版社:アートン・1500円+税)
カバーに描かれている手もそうですが、カバーを外して見てください。
雲さんこと村雲 司さんの描かれた顔を隠すイラクの女性の手・・・。
素晴らしいですよ!
さぁ、映画祭の会場では、ぴーす旗もバンダナも評判が良かったと思います。
バンダナは、可愛い娘さんが直ぐに使って下さったり、嬉しいですね。(フォトアルバムにも掲載)
500円の救援カンパつきレインボーぴーす旗も2枚買っていただきました。
バンダナも27枚も!人から人へ繋がってほしいと願いながら売らせていただきました。発売から一ヶ月が過ぎ、400枚近いバンダナがこのページから発信することができました。
鈴木一誌さんのデザインは、使っていただければ、
素晴らしさがわかっていただけると自負しております。
http://www.seiko-jiro.net/modules/news/article.php?storyid=174
楽しい使い方を一緒に考えてください。
4時半過ぎ少し疲れたので、西口に立つ前にお茶でも飲もうと少し早めにバスで新宿西口へ向かいました。
駅に近づくと小田急デパート前地上に立って意思表示されている雲さんの姿がバスの窓から見えました。
5時過ぎ一緒に立ち始めました。
隣は、ビッグイシュー(ホームレスの仕事をつくり自立を応援する雑誌・200円)を売る体格のよい男性。
若い人が買っていきます。「面白いよね。この雑誌!」と私も声をかけて、ありがとうとお礼を言ったりしています。
第10号には、東京都で初めての女性樹木医、岩谷美苗さんが紹介されています。岩谷さんは「木はひねくれない、愚痴を言わない、どんなにひどい状況になっても、最後まで『もうだめだ』ってあきらめたりしない。尊敬しています」と・・・。
私も樹を見習いたい、諦めないで生きていきたい。
やっぱり疲れが出てきたようで地下広場が始る前に少し休憩を取って広場に立つと直ぐに天井に設置されているスピーカーからいつものようにアナウンスが流れます。よく聞き取れないのですが、広場で物を売ったりしてはいけないという内容も入っているように聞えるのですが、バンダナの受け渡しは監視カメラに収められていますね・・きっと・・・・。
広場は、20人弱の人たちでした。選挙でがっかりしてもみんな元気です。自分の気持ちを表現しています。
雲さんは「バグダット・バーニング」で使われた、イラク女性が
手で顔を隠しているイラストにNO WARと書いてあります。
選挙で忙しかった千代さんが「ただいま」と広場に参加です。
いつも輝く笑顔が素敵な方です。
いつも、小泉政権にバシッと一言。Nさんのプラカード。
いつもしっかり考えなければと思える問いかけに「あなたの応えは!」なんですか。
救援カンパの箱には、映画祭会場と西口で4人の方に入れていただきました。旗とバッジの収益金と合わせて5500円になりました。
これは、今回も74(ななし)救援会へ送金いたします。
http://awn.ath.cx/Free-J4/
今回もごめんなさい。立川テント村の皆さん、忘れていませんからね。
4日、最初に逮捕された若者2名の救援が弁護士費用の支払など大変だと聞いています。皆さんも協力をお願いします。
小さなお金も集まれば大きくなります。
300円のバッジは、200円で私は買っています。ですから100円がカンパになります。昨日は、映画祭で雲さんの「平和」14個「殺すな」バッジ5個、合計19個を買っていただきました。1900円のカンパができました。
74(ななし)救援会へのカンパは、「明日も晴れ」から7/10:10000円・7/16:16049円・7/19:5500円
合計31549円です。ご協力下さった皆さん、ありがとうございました。(おおきせいこ)
★ リンク集に「空へ!」?音楽から建築への旅?を掲載しました。
西口で意思表示をされているお一人。
純朴なお人柄がページから伝わってきます。お訪ねください。